2002年5月 鎌倉ハイキング

 金沢文庫から鎌倉まで、三浦半島を横断するようにハイキングコースがあります。元々は昔の街道だったようですが、今はそこを整備して歩けるようになっています。今回は、金沢文庫駅からの全行程ではなく途中からコースに入り、鎌倉側は瑞泉寺へ降りるコースを歩きました。

入り口へ向かう途中の景色。横浜が一望。

 能見台の給水塔の近くにコースへの入り口があります。金沢文庫から一時間弱のところです。案内板もありますので、ここでコースを確認して出発です。

アマガエルの卵?
こんな案内板がコース上にたくさんあります。

30分ほど歩くと金沢自然公園につきます。トイレはここが最後になるので、必ず済ませていきましょう。コースへの入り口がわかりづらいのですが、ゲートの右側にあります。ここにもコース図がありますので確認しましょう。一部のコースが工事中で通行できないので要注意です。

自然公園内の湿地帯?

高速沿いに歩きます。この先で、横浜自然観察の森経由のルート(右手)と高速沿いに金沢自然公園を通るルート(左手)に分かれます。私たちは左を行きました。


 高速を渡る橋です。高速を走っていると時々このような橋があり、人通りもあまりないので、いったいなんのために?と思っていました(^_^;)


 横浜自然の森のルートへ合流します。案内板ではひたすら「鎌倉天園」方面へ進みます。道は整備されていて歩きやすいです。

港南台方面を望む。
市境広場。ベンチがあり、一休みできます。


ここから先は、徐々に道が険しくなり岩が多くなってきます。


天園に到着。ここには天園休憩所と峠の茶屋というふたつの休憩所があります。眺めも値段も峠の茶屋の方がいい(^_^;)です。瓶のジュースが120円、アイス150円、ペットボトル200円、ビール350円、おでん500円等。お天気がよくお昼時だったせいか、おでんとビールが良く売れていました。私もいつもはビールを飲んでしまうところですが、この後の行程を考えてここはぐっとがまんです。ちなみに、ここもトイレはありません。
ここからは鎌倉方面を望むことができます。半分きたんだなぁと感慨深くなります。

近くの展望台(?)から。
杉の中を歩きます。

このあたりから、鎌倉方面は道も険しくなり歩くのも結構たいへんになります。私たちは瑞泉寺へ降りるコースを選んだのですが、他のコースの険しさ具合はどうなんでしょう?道沿いにはいろいろ歴史を感じさせるものも見受けられるようになります。
貝吹地蔵。頭だけ見えます。
北条時宗がなんちゃらとかと書いてあった石です。

このようなほこらがいくつもありました。昔からあったのか、戦時中に作られたものなのか?


ここがゴール。鎌倉 瑞泉寺側の入り口です。だいたい3時間ちょっとくらいでした。

せっかくなので、100円を払って瑞泉寺を見学。


ここから歩いて鎌倉宮へ。なにやらイベントをやっていました。昔の弓の大会を再現しているもののようで、ひとつひとつ動作を解説しながらやってくれるのでわかりやすいです。最初に弓を引いた人は見事に的(鹿の形)に当てていました。

鶴ヶ岡八幡宮。めちゃ混みです..。
銭洗弁天方面へ向かう途中の洋館。
何かの通路らしいですが、一般は通行止め。
銭洗弁天。ここもめちゃ混み。
鎌倉駅前。江ノ電に乗る人は30分待ちくらいだったらしい。

昔の人はみんなそうだったとはいえ、鎌倉まで歩いていけたことに感動してしまいました。途中、足下の悪い場所もあり簡単というわけではありませんでしたが、歩き終わったときにはそれなりの達成感もありました。次回は今回歩かなかったコースでチャレンジしてみたいと思います。

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