2000年3月の一枚
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3月26日(日) はれ 「ever green/MY LITTLE LOVER」
自分と同じ、またはそれより下の年代の作る音っていうのはどこかで聞いたことがあるようなそんな感じの曲が多いような気がする。どこか懐かしいような、それでいてちょっぴり新しい。MY LITTLE LOVERをはじめて聞いたときにもそんな印象を受けました。
「Man&Woman」を聞いたときに、ツボにはまった、そんな気がして、そして「Hello Again」を聞いてホッとした、そんな気持ちです。やはり小林武史の音楽性によるところが大きいんでしょうね。そんな音楽性を持つ彼だからサザンの桑田氏あたりが信頼を寄せているんだろうなと思います。
3月23日(木) はれ後雨 「woh woh/小田和正」
JRAのイメージCMで使われている曲である。明治生命のCMといいここのところ小田和正楽曲を使ったCMはなかなか出来がいいように思う(明治生命の方は結構問い合わせも多いらしい)
で、今回の曲である。久々の小田和正節、というよりもオフコースを感じさせる出来のように感じます。変に作りこんだところが無く、いいたいことだけをストレートにアレンジして聞かせてくれています。ヤッサンのコーラスが無いのが不思議なくらい。そしてそれはカップリングの「もう歌はつくれない」でも感じられます。これはまさに、今もオフコースがあったとしたらこんな感じになるのかなと思うくらい。
小田さんといい、ヤッサンといい、「オフコース」という何かから開放されてまた戻っている、そんな気がします。
唯一の不安といえば、タイトルかな?(爆)
3月22日(水) はれ 「GRATEST HITS/QUEEN」
最近、NTTのCMで「YOU'RE MY BEST FRIEND」が使われていて改めていいなぁと思う。不遇の時代も日本のファンが支えて全米No1になるまでに成長したグループである。オペラを思わせるフレディのボーカルにたたみかけるロジャーのドラム、的確なリズムを刻むジョンのベース、そしてハンドメイドのギターから奏でられるギター・オーケストレーションが積み重ねられて導き出されるQUEENサウンドは他に類を見ないと思います。
QUEENのアルバムを全部そろえたいと思っているのですが、ひょっとしたらBOXが発売されるのでは?なんて思ってしまいなかなか買えません^_^;。せめて「オペラ座の夜」くらいはCDでも買うかな。(LPでは何枚か持っているんですけど)
それにしても、CDの音よりTVのCMのほうが良い音に思えるのは気のせい?
3月16日(木) 雨 「今夜月の見える丘に/B'z」
今話題のドラマビューティフルライフの主題歌で注目されているB'zの新曲です。これはドラマの主題歌にならずとも売れたんじゃないですかね。イントロのアコースティックっぽい出だしから徐々に盛り上げていくアレンジ等はさすがは何百万枚も売っているのは伊達ではないなと思わせます。ギターの音色もストレートな歪みで私の好み(^○^)。ちなみに、この曲のバックは山木秀夫、小野塚晃、中村キタローというちょっと異色だけど豪華な面々が演奏しています。
それにしても、いいっすね。次のツアーの時は是非ともライブに行きたいと思います。
3月15日(水) はれ 「TURN BACK/TOTO」
HYDRAに続くTOTOの3枚目のアルバムである。2枚目まではそこそこのセールスを残していましたがこのアルバムはアメリカではそれほどの結果を残すことができませんでした。しかしながら日本ではそれなりの売上がありTOTO人気をまた一歩確実なものにしたと思います。
サウンドはルカサーのギターを前面に押し出したハードな音作りとなっています。ルカサーのギターもフェイザーをかけたハデ目なものとなっています。ここに収められている曲のなかではシングルカットされた「Goodbye Erenore」があの時点でのTOTOのすべてを凝縮したような出来だと思います。すばらしいノリでハード・ブギをたたき出すジェフのドラムにのってメンバーそれぞれが縦横無尽に動き回ります。恐らく一発採りではないかと思います。この曲はビデオクリップになっているのですが、そこでの赤いシェクターを弾くルカサーが印象的です。どうもビデオの音を聞いているとディレイのかかり方が微妙に違うのでミックスが異なるのかな?なんて思います。個人的にはこのあたりのTOTOのステージを見てみたかったです。
3月14日(火) はれ 「HYDRA/TOTO」
TOTOの2枚目のアルバムである。一枚目でそれまでのセッションワークで培った実力を披露したTOTOであるが、ここでは一歩推し進めて伝説の怪物「HYDRA」をテーマにトータルな音作りを繰り広げている。STYX、KANSAS等に通じるハードプログレっぽい面を前面に押し出しながら、一方ではシルクディグリーズっぽさも覗かせている。このアルバムによってただの寄せ集めのメンバーが集っただけでなく、グループとしてのまとまりを見せたように感じます。
ルカサーもこの頃はまだストレートな音色でギターを聞かせてくれる。レスポールによるハードでファットなソロ。また、「99」ではストラトによる素晴らしいソロも披露している。ハーフトーンにコンプという音色の見本になったのではないでしょうか
。
3月12日(日) くもり時々雨 「the first question award/cornelius」
フリッパーズ・ギターを解散後の小山田圭吾のアルバムである。このアルバムを聞くとフリッパーズのサウンド的なイニシアティブは小山田が握っていたであろうことが容易に想像できる、そんなポップでカラフルなアルバムである。
フリッパーズは解散したというよりは、小沢が抜けた、そんな気がしてならない。そして、たまたま名前を変えて活動していると。ギタリストとしてもギターマガジンに度々登場して健在であることを教えてくれます。
3月11日(土) くもり 「家へ帰ろう/五島良子」
「これは誰の曲ですか?」こんな問いをレコード店で2度ほどしたことがあります。そのうちの一回がこのアルバムのオープニングに収められている「ポケットに女神」。
もう何年も前の大晦日に今は亡きInkstick芝浦(だったっけ?^_^;)でのイベントで初めて耳にしました。女性ばかりのアコースティックな編成のバンドを従えて数曲を披露したのですが中でも子の曲が一番印象に残っていました。それをレコード店で耳にして、まもなく発売のアルバムに収録されている曲だと知り、そしてそれが「五島良子」という名前のアーティストだということも。
アルバムには全曲本人の局であること以外のクレジットが何もありません。SMEのプロジェクトで売り出しをかけているアーティストのようですがプロデューサーやディレクター、バックを勤めるミュージシャンも気になるところだったりするんですけどね。
曲はポップな感じでいかにもSONYから出ましたって感じ^_^;。ちょっと頼りなさげなボーカルがきらいな人はきらいかも。
シャンパンの思い出が残るアルバムです。
3月10日(金) はれ 「1981-1987/角松敏生」
この一週間は通勤でずっとこれを聞いていました。角松のベストアルバムと呼ぶのがいいかどうかはわからないのですが、とりあえずベストとしておきましょう。
凍結前のシングル、アルバムの中から選び出した曲を、未CD可のものはオリジナルテイクで、またあるものは一部のパートを差し替えて、あるものは完全リテイクとただのベストアルバムとは呼べないアルバムです。代表曲がすべて網羅されているわけではないのですべての人に薦められるというわけではないのですが、それでも全編を通して聞いていると角松の一貫した音楽性を感じ取ることができます。悪く言えばマンネリ?(爆)。でも、その角松の世界が心地よいのです。
お気に入りは「No End Summer」。夏の歌なのですが歌詞にもでてくるように冬にも似合う曲です。アルバム、ライブといろんなバージョンがありますがここに収められているバージョンが一番好きです。
3月6日(月) はれ 「th@nks/高野寛」
5枚で200円シリーズもいよいよ最後の一枚となりました。ミズノのCMでちょこっと売れたりしましたが、そんなことに振り回されずマイペースな活動を続けています。このアルバムもそんな個性的な一枚で、トッド・ラングレンの影響をもろに感じさせるような出来となっています。一曲目ではいきなり清志郎とデュエットしたりとバラエティに富んだゲストも参加しています。
ギターは全編を通して高野寛本人が弾いており、決してテクニカルではないのですが、なかなか味の有るプレイをきかせてくれます。こういったギターを聞くとテクだけじゃないよねって思います。
3月5日(日) くもり 「COLORS/久宝留理子」
私の友人に大ファンがいまして、いつかは聞いてみたいなと思っていた人です。
まずは印象ですがカワイイ(爆)。ちょっと前にCMでブレイクしましたが、これはその前のアルバムのようです。意外にポップな感じですが最近のちょっとハードめのイメージを感じさせる曲もあります。アレンジャーとして5人くらいの人が参加しているのでそのあたりがアルバムをバラエティに富んだ一因でしょうね。石田長生による「ニセモノノフコウ」がカッコイイです。
3月4日(土) 雨 「ADD WATER/杉山清貴」
私の好きなギタリストである是ちゃんが杉山清貴のバックを務めていたりするのでひょっとしたらアルバムにも?と思って買いました。結局参加していなかったです^_^;。
ジャケットがすべてをあらわしているアルバムです。バックはアメリカのミュージシャンがほとんどでマイケル・ランドゥー、マイク・ポーカロ、ビル・チャンプリンなんかも参加しています。杉山清貴はどこで何を歌っても杉山清貴なんだなと改めて実感したアルバムでした。
3月3日(金) はれ 「IV〜RED ON LEAD〜/FENCE OF DEFENSE」
北島健二が在籍するフェンス・オブ・ディフェンスの4枚目のアルバムです。前から興味があったのですがなかなか聞く機会がなくてようやく彼らの音をきちんと聞けました。
このアルバムが彼らにとってどんな位置を占めているのかがわかりませんが、演奏はともかくとして曲がちょっとねぇ...といった感想です。中途半端にポップっていうかなんかプロ志向のアマチュアって印象。こんな感じの曲をやってりうアマチュアバンドってけっこういますよね。曲に恵まれるともっともっとブレイクするような気がしました。
ボーカルは誰がとっているのかわかりませんがチャーに良く似た感じの人もいるみたい。
北島健二のギターはさすがってところですが曲にひっぱられてしまってこっちもうーんとうなってしまいそうです。こんな私のモヤモヤを吹き飛ばしてくれるようなアルバムを紹介してくれませんか?>F.O.Dファンの皆様。
3月2日(木) はれ 「SELECTIONS/ALWAYS」
あっという間に2月も終わり3月になってしまいました。こうして気がついたらまたひとつ年をとっているのかもしれませんね。
昨日、レンタルCD店の前を通りかかったらレンタル落ちのCDが1枚100円。良く見たら5枚で200円とも書いてあります。早いとこ処分してしまいたいってことでしょうかね。で、5枚買ってしまいました^_^;。これから5回はこのときにかったCDのことを書きたいと思います。
一回目はオールウェイズ。チューリップを脱退した安部、姫野、伊藤の3人が新たにメンバーを加えて結成したグループです。感想は、良くも悪くもチューリップ。チューリップというと財津が中心のイメージがありますが、こうして他のメンバーの音を聞くとどれだけ彼らがチューリップの音に関わっていたかがよくわかります。
安部さんのギターの音がヤッサンに似ているなって思います。同じアイバニーズを使っているせいなのかもしれまえんけど、それにしても似ているなぁ。
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