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11月24日(金)はれ 「Souvenir/竹内まりや」

 竹内まりや18年ぶりのライブとなった7月のイベントを全曲収めたアルバムである。彼女のベストに近い選曲で初心者にもおすすめ。バックの演奏もよりクリアに楽しめる。ヒット曲は「まりや節」全開でややワンパターンに感じられるところもあるが、逆にアルバムのみに収められた曲がいいアクセントになっている。新しいアルバム、そしてきっとやってくれると信じているツアーが楽しみである。

11月22日(水)くもり 「Tin Pan/Tin Pan」

 ティン・パン・アレイのメンバーであった細野晴臣、林立夫、鈴木茂が集まって作ったアルバムである。新聞の広告で特集が組まれていてちょっとびっくり。たしかに面子はすごいし実績も申し分ないが、果たしてこのアルバムが万人向けかどうかは?なのである。
 アルバム全体を支配しているのははっぴいえんど等に通じるアメリカンロックである。そして細野氏がイニシアティブを握っているのではと感じられる。メンバーの演奏も堪能でき、矢野顕子、忌野清志郎をはじめとするゲストも豪華である。ただ、個人的にはちょっと肩透かし。現役時代(爆)には、今回のアルバムで聞かれるサウンドをベースとして様々なサウンドを作り出していた。それと比べるとちょっと物足りないのである。松任谷正隆がいないから、といわれないためにも2作目3作目でもっと素晴らしい音を聞かせて欲しい。

11月21日(火)くもり 「FULL FANTASY/野獣王国」

 ドラムが東原力哉から小森啓資へメンバーチェンジ後のアルバムです。ここ数年、野獣王国のライブとはすっかりご無沙汰になっていて、どのように変わったのか把握していなかったのですが、一曲目から是チャンのギターが炸裂するナンバーでした。
 今回のアルバムではオリジナルとカバーが半々でメンバーがそれぞれ作曲、選曲、アレンジをしています。メンバー毎に特徴が出ているものの、そこはやはり野獣の音というか、是チャンの音いっても過言ではないかもしれません。MC(爆)では1歩下がっていますが、音楽的にはイニシアティブを握っているというのがよく表れていると思います。ドラムが変わって、遠慮が減ったのでしょうか^^;。

11月14日(火)くもり後雨 「ABC VOL.1/Acoustic Beatles Club」

 待ちに待ったABCのオリジナルを収録したミニアルバムである。内容はロックンロール、R&Bテイストの曲が3曲、そしてバラードが1曲である。
 オープニングを飾る「恋は不思議なもの」はロックンロールもろ出しの軽快な曲でリードボーカルも清水さん、松尾さんが交互にとるといったスタイル。ちょっとビートルズを感じさせます。松尾さんは2曲を作曲。どちらもリードボーカルをとっています。
 全体的にABCの活動を意識した作りとなっていますが、「恋の予感」だけはオフコース時代も感じさせる曲でした。この曲のみバラードで松尾味がにじんできます。次のアルバムではどんな曲が飛び出してくるのか楽しみです。


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