2001年4月の一枚
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4月25日(水)はれ 「REBORN/鈴木康博」
タワーレコードにもたくさん並べられていて、ちょっとびっくりのニューアルバム。ファンからのリクエストの上位曲を再録音で収録した。
選曲についてはファン投票なので仕方がないかなとは思うのだが、音についてはなんともホーム・メイドといった感じ。物足りなさを感じます。「愛をよろしく」のチープなシンセを聞いたときにはどうしようかと思ってしまいました。できれば全部生でできればいいのにねと。それよりも、廃盤になってしまって入手できないアルバムをなんとか再発してもらうほうがいいかもしれないですね。昨年発売された全部新曲のニューアルバムは個人的には好きだったので、もっとたくさん曲書いて昔の焼き直しとはいわず新曲ばかりのアルバムを作って欲しいと思います。
4月20日(金)はれ 「はじめまして/中島みゆき」
生みゆきのライブで一番印象に残った曲、「不良」が収録されているアルバムです。ヘビーなギターリフはイントロだけ聞いてもとても中島みゆきだとは思えないような、そんな曲でした。ちなみに、ライブではこの曲の後から弾き語りのコーナーだったような気がします。
ポップなアレンジではありますが、詞、そして時には歌い方が触れてほしくない場所に容赦無く入りこんできます。結局、聞いたのはここまででこれ以降はアルバムを買うことは今までないです。いつかまたライブには行ってみたいと思う自分にとっては、「歌暦」がベストなアルバムに今でもなっています(って3枚しか持ってないけど^_^;)
4月18日(水)はれ 「36.5℃/中島みゆき」
ライブ盤に収録されている曲のスタジオ版が聞いてみたくなって、イチバンたくさん収録されていたのがこのアルバムでした。まさしくロックのアルバム。そして、そこに中島みゆきの世界が展開されていました。プロデュースは甲斐よしひろ。なるほどと思わせます。そして、ついに自分でライブに足を運ぼうと決断させるアルバムでもありました。場所は「歌暦」の収録場所と同じ両国国技館。相撲でも行ったことが無かったのに初めてがコンサート、しかも中島みゆきになろうとは(そういえば、東京ドームもはじめて行ったのはコンサートだったか)。真正面の前から3列目くらいで、生の中島みゆき、そしてファンのパワーに圧倒されたのでした。
4月17日(火)はれ 「歌暦/中島みゆき」
この人のイメージは、アコギでズーンと暗い歌を歌うというイメージが強くて、ただ、ラジオで時々流れた「あたいの夏休み」はちょっとイメージが違うかな、くらいに考えていましたが友人がいいから聞いてみろというので借りて聞いてから、自分でも買ってしまいました。バンドを従えての中島みゆきにのめりこむのに、そう時間は必要ありませんでした。
このアルバムは、当時流行り初めだったドルビー・サラウンド向けの録音がされていてサラウンドプロセッサーを使って聞くとライブの臨場感が部屋でも味わえると言ったものでした。かくいう私もそれを対応したアンプを持っていたので後ろから聞こえる拍手にちょっと感動したものです。
4月15日(日)はれ 「ライブ”平和組曲”/Godiego」
ゴダイゴというと、やはり西遊記であろうがこうしたライブ音源を聞いているとあれらのヒットは出るべくして出たものでその下地となるセンス、テクニックは十分養われていたのがよくわかる。特に、「威風堂々」をモチーフとした「平和組曲」はたしかNHKのヤングミュージックショウで初めて聞いたときに衝撃を受けたものである。ヒット曲を期待してチャンネルを合わせたら、そこに繰り広げられているのはロック組曲の世界であったのだから。ところで、これらのヤングミュージックショウで流れた映像は今もNHKに残っているのであろうか?もし、これらを全部放送してくれるというのであれば、NHKを見てもいいなと思うかもしれない。
ゴダイゴは大ヒットしてしまったがために、解散を迎えてしまったグループなのかもしれない。他のグループがそうであったかのように。あのヒットがもうちょっと押さえられていたものであったなら、もっと違う形のグループとなっていただろう。ヒット曲が出るというのはいいのか、悪いのか...。
4月14日(土)はれ 「虜−TORIKO−/甲斐バンド」
ニューヨーク3部作と呼ばれている3枚のイチバンはじめのアルバムである。ボブ・クリアマウンテンがMixを手がけており、これがこの頃の甲斐の求めたサウンドなのかと妙に納得できる。そして、更なる完成度を求めてゲストミュージシャンも増えているのであるが、個人的にはちょっと...である。特にギター・ソロは大森がいるのに、と思ってしまうのである。
4月13日(金)はれ 「破れたハートを売り物に/甲斐バンド」
後の甲斐バンドへ向けての指針となるようなアルバムである。パーカッションにのってスタートするタイトル・チューンから時には新しく、時には甲斐らしい世界が溢れた無いようとなっているが、その出来あがりに甲斐は納得がいかなかったのであろう(特にMix)。「観覧車」に至っては次ぎのアルバムでいきなり録音しなおされているくらいだから。
4月12日(木) くもり 「LAYLA and other assorted love songs/DEREK AND THE DOMINOS」
いまさらどうこう言う必要のないアルバムですが、改めて聞くとギターの音は丸裸で私なんぞはこんな風に弾いたら人様にはとてもお聞かせできないでしょう(といっても普段もそうだけど(爆))。
レコードで買ったときには2枚組だったけど一枚モノのCDで再発されたときに買いました(2枚組のCDもあったけど)。こーゆー音はレコードで聞いたほうがいいような気がします。
4月11日(水) はれ 「BACK TO BASIC/OLIVIA NEWTON-JOHN」
最近、転勤しまして通勤時間が2倍くらいになりました。なので、毎日せっせと聞いています。しかも、TOEICを受けることになったので、その耳慣らしも兼ねて洋楽中心^_^;。
それにしても、この人、映画「グリース」に出たときにも既にいい年だったんですよね。感心してしまいます。
4月10日(火) はれ 「VENUS AND MARS/WINGS」
ウイングス名義の中では個人的にはベストだと思っているアルバムです(Londontownも捨てがたいが...)。アルバム全体を包むスペイシーな雰囲気、凝ったアレンジ、曲も揃っています。そして、ポール以外のメンバーの曲も取り上げられているのが、このアルバムにバンドらしさを加えています。でもって、やっぱりオープニングが素晴らしい。ここまでは前作と一緒だけれど、本作ではオープニングに負けずに最後まで聞くことができました。ビートルズは好きだけどソロはちょっとと思うアナタ、是非とも一度聞いてみてください。
4月9日(月)はれ 「Band On The Run/Paul Maccartney&Wings」
ビートルズ解散後のポールの音楽性を決定付けることとなった大ヒットアルバムである。なんといっても、ジャケットからしてお金かかってます。でも、センスがいいから許す!どこにお金がかかっているかはお店で手にとってお確かめください。
アルバム全体的なトーンとしては、ビートルズ時代のポールそのものである。録音前にメンバーの脱退が相次ぎ、ポール、リンダ、そしてデニー・レインの3人でほぼ全てのパートを録音している。そのためか、ウイングス名義でもポール色が色濃いように思える。タイトル・チューン、そして「Jet」「Bluebird」という名曲が輝いているため、他の曲がやや色あせて聞こえるのはし方がないか^_^;。
4月4日(水)はれ 「Smap Vest/SMAP」
今や、彼らがいつ解散するのか?というのが芸能界ではスクープネタのイチバンになっているのではないでしょうか。実際、これだけバラ売りが進んでくるとそう考えるのも不思議ではないはず。そんな彼らの曲をじっくりと聞いてしまいました。こうしてスタジオ録音されたものを聞いてみると、中居くん以外はけっこう区別がつかない曲もあったりします。「夜空ノムコウ」がやたらと売れてしまったために、本格派志向に走ってしまったのが残念です。個人的にはアップテンポで元気なやつがすきなので、最近の曲はちょっと不満。まぁ、「夜空ノムコウ」が名曲であることには間違いが無く、SMAPをただのアイドルではなく、1歩前進させた曲ですからね。
さて、よくよく聞いてみるとけっこう凝ったアレンジがなされていて、アレンジャーの趣味がモロダシになっているように思います。ほとんどの曲がアレンジャーの打ち込みによるものが多いようだし。時々、ビッグネームがバックを務めていたりしますしね。そういえば、そうしたビッグネーム達がインストを録音したアルバムもあったくらいだし。
解散までにもう一曲、名曲を生んで欲しいです。
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