今2001年5月の一枚
昔の一枚はこちら
5月31日(木)雨 「1984/VAN HALEN」
ついに壁を打ち破った、大ヒットアルバム。エディのギターとデイブのエンターテイナーとしての才能が一気に開花というか全てがうまくいったアルバムであろう。(この図式はB'zが似てる...)
ギターバンドであったバンドサウンドに大胆に導入されたキーボードはバンドによりポップなイメージを与えた。特に「ジャンプ」のイントロはあまりにキャッチ−であったように思う。かといってエディのギターもこれまでどおり全開である。全てがうまくいったようなアルバムであったが、結局このアルバムは大きな転機となってしまうのであった。
5月30日(水)雨 「DIVER DOWN/VAN HALEN」
一皮むけそうでなかなかむけなかった頃の4枚目のアルバムである。ロックバンドとしての地位を着実に固めながらも、ファーストアルバムのような衝撃はとんと薄らいでしまい、ヒットシングルもなかなか生まれていなかったようであるが、このアルバムからは「(OH!)PRETTY WOMAN」という、カバーながらも久々のヒットが生まれている。他にもカバーが二曲収められており、どうも「ロック」したオリジナルよりは、ポップ名カバー曲をVAN HALEN風にアレンジしたほうがいいと感じるのは、やはりDAVID LEE ROTHのエンターテイナーとしての才能のせいなのだろうか?
5月27日(日)雨 「メッセンジャー(DVD)」
ついにホイチョイ作品が全て揃ってしまいました。相変わらずのホイチョイの世界が広がっています。いろいろ意見はあるかと思いますけど、娯楽作品としてスキです。どんなに結論が見えていようとも。たまたま自分のツボにはまっただけかもしれませんけど。
今回の話はバブルがはじけてしまった後の話ですが、相変わらずのこだわりを随所に感じることができます。特に、加山雄三を引っ張り出せたのは最大の喜びだったのではないでしょうか。小物類の使い方はいずれゆっくりと楽しみたいと思います。もう、作らないのかな、映画。
5月26日(土)くもり 「DISPENSATION/JIMSAKU」
角松のインストアルバム...ではなくて、角松プロデュースによる女性ボーカルも収録されています。まさに角松の世界。JIMSAKUのアルバムというよりは、角松のアルバムにJIMSAKUが参加している、そんな感じのアルバムです。角松も好きなのでそれはそれで良かったんですけど、そのあたりの思いきりがイマイチで中途半端にJIMSAKUしていたのがなんかなぁって感じでした。このアルバムの発売記念ライブも行きましたが、角松がいるときといないときでは全然違いました^_^;。
5月25日(金)はれ 「VIVA!/JIMSAKU」
先日、たまたまニュースステーションで神保彰が出演しているのを見ることができた。トリガーシステムを駆使して一人オーケストラみたいなことをやっていたけれど、あれはあれで面白かったけれど、純粋にドラムをたたいている姿を見たいと感じた。そういえば、ライブ自体も最近は全然みたいない...。
このライブアルバムはたまたま行ったライブがアルバムとして発売されたのだけれど、今でもそのときの模様が浮かんできます。ギターは愛しの是チャンだったし。あの時は、なぜカシオペアを抜けたのか、なぜ、JIMSAKUなのかを考えたものです。
5月20日(日)はれ 「BORN TO BOOGIE/T-REX」
似たようなタイプがいそうでいない、そんなアーティストのひとつであるT-REX。というか、マーク・ボラン。実にキャッチ−なギターリフにのせてシンプルでポップなメロディーを歌うその姿も、ハデでひとつの時代を作ったように思う。
曲のほうは今でもCMでよく使われる。「ロックスター」というのはその一瞬にどれだけ輝くことができるのか?まさにそれを体言していたのがマーク・ボランであったのであろう。
5月19日(土)はれ 「The Best of Badfinger/Badfinger」
バッドフィンガーといえばジョージのスライド・ギターが印象的(初めて聞いたときにはジョージのオリジナルかと思ったくらい)な「day after day」だとばかり思っていたのですが、このベストを聞いて実はもっと有名な曲があったというのを思い知らされます。というのは他人がカバーして大ヒットさせたからです。もちろんことらがオリジナル。「Without You」という曲です。確かに、カバーしたニルソンの方がアレンジがいいかなと思ったりもしますが、まぁそれも仕方無しとしましょう。
数々の事件に巻き込まれたこのグループ、ある意味アップルらしいグループでした。
5月18日(金) はれ 「LOOKING BACK 2/小田和正」
セルフ・カバーアルバムの第2弾。肩の荷を下ろして、力が抜けた、そんなイメージに包まれたアルバムに仕上がっているように思う。どちらかといえば「1」の続編というよりは「個人主義」と対を成す感じである。
全体的にゆったりめの曲が多く、イケイケの曲がないのがちょっと不満(爆)。新アレンジでは「夏の別れ」「もう歌はつくれない」のような曲は結構はまっています。「愛の中へ」のような元曲があまりに素晴らしいアレンジになっていると、もう別の曲として聞くしかないです。うん。なんで?と思ったりもします^_^;。果たして「3」はあるのか?と思うところですが、小田さんはファンのアンケート上位曲なんて企画はやらねーだろーな(爆)。
5月17日(木) はれ 「プレイバック・シリーズ/char」
今は日本のロックギタリストの第一人者であるが、デビューはアイドル路線であった。ムスタングをかき鳴らしながら甘い歌声で歌うその姿には女性だけでなく男性ファンもあつくなったものである。そのギタープレイは、アイドルと語るにはあまりにも違いすぎるほどすばらしいものだった。そんな初期のシングルを聞くことができるコンピレーションである。
アイドル時代の代表曲は今でもお客さんは喜ぶし、本人も「営業」と称して楽しませてくれる。「闘牛師」を生で聞けたのはうれしかったねぇ〜。最近ではCMにも出ているらしいです。まだまだ全開のcharです。
5月13日(日) はれ 「BOSSA NOVA 2001/PIZZICATO FIVE」
タイトルに2001と入っているが、1993年に発表されたアルバムである。ピチカートは数々のメンバー・チェンジを経て進化したが、ここでは野宮、小西、高浪の3人によるユニットになっている。ここに収められている「スイート・ソウル・レビュー」を聞いて一気にこの時代のピチカートに引き込まれたのは私である。CMに使われたり「渋谷系」と呼ばれたカテゴリーの中核をなしていたそのサウンドは外国のポップスにおしゃれに日本語をのせている、そんなタイプであった。残念ながらこの春にその使命を終えて解散してしまったが、特に90年代の日本のポップスに与えた影響は大きいと思う。
5月12日(土) はれ 「宇宙塵/財津和夫」
最近、「僕がつくった愛のうた」が良い感じでCMに使われているチューリップであるが、そのリーダ格であった財津和夫のはじめてのソロアルバムである。
ドラムスはメンバーの上田が叩いているが、それ以外の楽器はほぼ全部を手がけている。前前から感じていたが、財津はまさしく日本のポール・マッカートニーだなと感じる。グループでの位置付け、ソロアルバムのつくり、なにより曲のつくりもそう感じさせる。
曲によっては、ああ、ここのコーラスには姫野さんがいいよな、なんて感じてしまうのはチューリップのほうが好きだからでしょうか?
5月11日(金)くもり 「SINGLES 21 1973-82/off course」
オフコースのメジャー・デビュー(っていうのかな)後から5人時代までのシングル両面を収めた3枚組である。やはり、アルバムでは聞くことができないB面を聞けるのがうれしいところではあるが、発表順に並べられているのでグループの歴史をつかむのにも最適かもしれない。
「さよなら」がヒットするまでは、どちらかといえばアルバムが売れるイメージのアーティストではあったが、「Yes-No」と立て続けにヒットを飛ばして一般人にも認知されるようになってから、それまでシングルでは発表しづらかったタイプの曲(「生まれ来る〜」や「I LOVE YOU」等)も出せるようになった。それがセールスに結びついたかどうかは別として、ひとつ上を目指したのは伝わってくる。余談ではあるが、鈴木康博曰く「B面人生だった」というのは、このアルバムを見ると実に伝わってくる。
5月6日(日)はれ 「Slippery When Wet/BON JOVI」
日本が育てた世界のビッグ・スターというのはあると思う。QueenやTOTOは本国で売れないときでも日本ではそれなりに売れてファンが支えていたように。BON JOVIもそんなひとつではないかと思う。日本では結構熱いファンがいて、ひょっとしたら本国よりももてはやされていたのではないかと思う。そして、このアルバムで大ブレイク。ハードでポップ名ナンバーがぎっしり詰まっていてどこからでもシングルカットできそうである。実際、3曲は大ヒットを記録した。私もよく聞きました。もう15年も前の出来事なんですね...。
5月5日(土)はれ 「14番目の月/荒井由実」
初夏の風に誘われて聞きたくなる曲のひとつとして「さざ波」「天気雨」があるのだけれど、それらが収められたユーミンのアルバム。なぜか名盤と呼ばれています。「中央フリーウェイ」は収められているものの、ヒットシングルが生まれたわけでもなくなぜ?と思うことも有りましたが、こうして改めて聞いてみると、1曲1曲を取り出しても聞けるものがひとつになることによってテンションが上がっている、そんなふうに感じます。まぁ、ごちゃごちゃ言わなくてもいいものはいいってことですな。
5月4日(金)はれ 「Live 200 in 東京国際フォーラム/鈴木康博」
2000年の1月に行われたライブのビデオである。店頭では販売されておらず、昨日行ったイベントの会場で入手した。コンサート自体はライブレポートもあるので、多くは語らない。けど、このビデオはいかがなものか?ちょっと画質、音質が悪すぎ。なんだかプライベートものやエッチなビデオ(爆)を想像してしまう。この出来だと店頭に並ばないのもうなづける。
とはいいながら、ARを持ったヤッサンを見たい方は必見でしょう。
5月3日(木)雨 「Yuming Singles 1972-1975/荒井由実」
荒井由実時代のシングルを集めたアルバムで、シングルバージョンで収められているところがうれしいです。この頃のサウンドは今聞くととても新鮮で、特に鈴木茂のサウンドは自分の中で響いています。また、アレンジも「瞳を閉じて」のイントロのキーボードのようなハッとさせるようなものがあり、バンドとして行き詰まったときには聞くと刺激になります。
5月2日(水)くもり後雨 「彼女が水着に着替えたら(DVD)」
DVDプレーヤを購入しまして、その記念すべき1枚目。やっぱり邦画はホイチョイ^_^;。賛否両論あるかとは思いますが、そのエンターテイメントとしての作りこみ方は私は好きです。この映画の頃はバブル全盛で、バブル無くして出来なかったであろう映画だと思います。残念ながら「私スキ」を超える出来では無かったですが、ホイチョイのこだわりを随所に感じさせるということで、キライではない一品です。
5月1日(火)はれ 「8:30/WEATHER REPORT」
新宿のタワーレコードは23時まで営業しているとのことで、残業が終わってから寄ってみた。そこで購入した一枚。
インストものでギターが入っていないものはほとんど聞かなくて、聞いてもチック・コリアぐらいだったのだがウェザーは聞いてしまいます。ジャコ聞きたさに。このアルバムは2枚組でレコード時代でいえば4面目がスタジオ録音、それ以外はライブという構成。
こうして対比させながら聞いてみると、ライブでのメンバーの勢い、スタジオでの緻密さがよくわかるような気がします。どんな曲でもジャコを中心に展開、というが他のメンバーがジャコと競っているようなそんな風にも感じられます
戻る