2001年9月の一枚
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9月29日(土)はれ 「off course-1969-1989/off course」
オフコースの歴史を振り返ることができるDVDである。発表曲全曲がワンコーラスずつ収められたディスコグラフィーや、プロモーションビデオ、写真、各種映像が納められている。なかでも、これまでファンクラブや写真展等のみで表に出てこなかった映像(6.30でカーネーションが降ってくるシーンやアンコールでの「時に愛は」、We areツアーの映像等)が見られたのはうれしい限りである。これだけの情報量を詰めこむことができるのはDVDというメディアならではだろう。
それにしても、「The Night with US」の映像がひとつも納められなかったのは、やはりアノ頃のことについて何かあるんでしょうか...・
9月24日(月)はれ 「Dance With Me/Orleans」
アコギやらなくちゃいかんかなシリーズ(爆)第2弾。「ダンス・ウィズ・ミー」はコーラス、アレンジも素晴らしい名曲だと思います。この曲だけ聞くとアコースティックなグループのように思ってしまいますが、実はエレクトリックな面もありアルバムではそうしたバランスがよく取れています。
9月23日(日)はれ 「HISTORY/AMERICA」
「Sister Golden Hair」や「A Horse With No Name」のヒットで知られるアメリカのグレイテストヒット。70年代のCS&N等の流れを汲んだロックグループです。「Venture Highway」のイントロとか聞くと、やはりアコギをやらなくてはいけないかな〜と思うのでした。
9月22日(土)くもり 「TURNSTILES/Billy Joel」
TVの画面には久しぶりに見る、「ニューヨークの想い」を演奏するビリーの姿。風貌はすっかりブルース・ウィリスみたいになってしまっていた^_^;。そして、ピアノの上には消防士のひしゃげたヘルメット。あの、惨事のためにチャリティーで集まった番組でのヒトコマである。
「ニューヨークの想い」が収められたこのアルバムには、ビリーのアメリカへの想いが多くつまっている名盤と想う。そして、このアルバムの最後を飾る「マイアミ2017」。ニューヨークに住んでいた主人公が、なぜ今はマイアミに住んでいるのか、そしてそれを伝え継いでいかなくては、という歌である。今、世界はまさにこの歌のようになりつつある。こういう歌があったことを、ビリー自身も思い出して、そして歌って欲しいと思う。
9月16日(日)くもり 「REUNION/Sing Like Talking」
洋楽を基本にした曲、アレンジが心地よいSLTの初期のベストアルバム。そのスタイルを消化しきれていない面も感じさせるが逆に初々しさにもなっている。ライブで収録された曲では、スティーブ・ポーカロがドラムを叩いている。
9月15日(土)くもり 「Are You Experienced?/The Jimi Hendrix Experience」
ジミヘンというと、ハデなプレイが有名ですが、スタジオ録音のアルバムを聞くと現在のロック・ギタリストの基本みたいな人だということがわかります。緻密なアレンジに様様なプレイ、アイデア。避けて通れないですね。
9月14日(金)くもり 「RAM/Paul MacCartney」
ポール2作目のソロアルバム。既にこの時点でポールとしての音楽性は決まってしまったいたように思う。そして、ここで出来あがった形を突き詰めていくことにより「バンド・オン・ザ・ラン」のような名曲、「ヴィーナス&マース」のような名盤を生むことになる。「アンクル・アルバート〜」はその片鱗を感じさせるに十分な曲であろう。
ちなみに、このアルバムを聞いたときにあまりにチューリップに聞こえたのには笑ってしまった。それだけ彼らが(というか財津が?)ポールに影響を受けていたということだろうか?
9月9日(日)くもり後雨 「Spirit of America/The Beach Boys」
まもなく、中心人物であったブライアンが2度目の来日公演を行うらしい。なんだか必要以上に神格化されてしまっているような気がしないでもないです。底抜けに明るい空を表すような初期の曲。そして、徐々に大人になって様様な苦しみを背負っていくようなそんなアメリカの生き様をあらわしているグループかもしれないというのはなんとなく私も感じますが。
このアルバムは2枚目のベスト盤で前作から漏れた曲が収められているせいかやや地味目名印象も受けますが、よりビーチボーイズを知ることができると思います。「Please Let Me Wonder」は山下達郎のカバーと聞き比べてみるのもいいかもしれません。達郎氏の愛情が伝わってくるような気がします。
9月8日(土)くもり 「LEAN INTO IT/MR.BIG」
元々は「Lucky this time」が耳に残って探したアルバムであるが、他の曲も名曲揃いで、特に竿モノの二人が目立つアルバムということで後にはライブにも行くことになりました。オープニングを飾る「DADDY,BROTHER〜」では日本製の電動ドリルを使うといった飛び道具も用意されているハイテクなバンドでした。最近のメンバーチェンジではバンドを支えていたフロントマン二人が脱退してしまい、別のバンドになってしまったように思います。
9月2日(日) くもり 「THE KICK INSIDE/KATE BUSH」
「天使と小悪魔」という邦題がついたアルバムですが、なるほどと思います。コケティッシュでどうしようもない色香が漂ってくる、日本にはあまり見ないタイプのアーティストです。やはり代表作はこのアルバムに収められている「嵐が丘」でしょうか。自身が奏でる印象的なピアノのイントロは土曜深夜の番組で使われているので耳にされている方も多いのでは。こういった内面を吐き出すような、ある意味自由奔放にも感じされれます。
ちなみに、今日本で大ブレイク(爆)の「ライオンハート」という名前のアルバムもあります。こちらはまたいつか。
9月1日(土) くもり 「TRAVELS/PAT METHENY GROUP」
PMGのライブアルバム。ライブでギター・シンセの音がこれだけきちんと出せるというのは、さすがは第一人者という気がします。Lyle Maysとの絡みはスタジオ盤以上の緊張感のようなものも感じられます。それと、ジャケット。まさしく旅を表していて好きです。
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