2001年11月の一枚
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11月30日(金)はれ 「コバルト・アワー/荒井由実」
前作と同様の豪華メンバーをバックに、時代を映し始めたユーミンの3枚目。「卒業写真」「ルージュの伝言」という代表曲が収められている。この当時というのはユーミン本人と近い世代、そう、自分の感じることをそのまま歌えばそれがファンの共感を得るといった構図が既に出来あがっていた。
バックの演奏に一体感が出て、ついつい演奏にも耳が行きがちであったが、曲として歌と演奏が耳に溶けこんでくる、そんな気がするアルバムでした。
11月29日(木)くもり 「ミスリム/荒井由実」
ユーミン2枚目のアルバム。バックはキャラメル・ママ。そしてコーラスにはアルファがかかえる女性シンガーが勢揃いといった感じで、吉田美奈子、大貫妙子、鈴木(現:矢野)顕子に山下達郎が加わるという今ではどれだけかかるんだといった豪華メンバー。
特に素晴らしいのは細野晴臣のベース。歌心のあるベースを堪能できます。そして、何よりもバックに負けないユーミンの個性はすでにこのころから光っていました。
11月28日(水)はれ 「selection1973-1978/off course」
ヒット曲のなかったオフコースが、そろそろいいかなって感じで出した1枚目のベストアルバムです。ファーストアルバムの曲から最新シングルまでを収めてあります。各曲のメンバーを見るとなかなか興味深いです。初期はセッションミュージシャンがバックを勤めていてその中には高橋幸宏や大村憲司なんて名前も見えたりします。
ヤッサンと小田さんがこれから始まる大きな動きにむけてひとつの区切りをつけた、そんなアルバムです。初期のオフコースを知りたい初心者の方にオススメ。
11月16日(金)はれ 「サマー・ナーヴス/坂本龍一&カクトウギ・セッション」
今でこそ大音楽家の雰囲気を漂わせた大物になってしまいましたが(というか、当時から大物でしたけど)、この当時はまだフュージョン全盛で、いわゆるそういったアルバムにもおもわれがちですがそこは、坂本龍一というエッセンスが加わることにより当時の他のアルバムとは一線を画していたようにも思います。
全日本プロレスで使われていたのが懐かしいですね。
11月14日(水)はれ 「6kinds 6sizes/パラシュート」
この時代はセッションプレーヤーがこぞってグループを作っていたように思います。そんなひとつがパラシュート。こうしたグループを聞いていつも思うのは、他人のバックをやっている時の方がいい演奏してないか?ってことです。うーん...
ギターの音は時代を感じさせます。松原正樹はまさにこの音だ!という感じです。一時期、私があこがれた音でもありました。
11月13日(火)はれ 「SOMETHING COMING ON/本多俊之ラジオクラブ」
サックス・プレーヤーである本多俊之がひとくせもふたくせもあるメンバーを揃えたこのラジオクラブ。ちょっと独特な節回しのある本多俊之の曲を演るにはこのくらいのメンバーをそろえなくちゃってところでしょうか。特に、小川美汐の不思議なボーカル、何語かよくわからない歌詞が本多俊之のちょっとエスニックな曲にぴったりです。
ちなみに、ニュースステーションのオープニングテーマが収められています(買ってから気がつきました^_^;)。
11月12日(月)はれ 「UIJIN/桃姫BAND」
初陣と名づけられたこのアルバムは尾崎亜美扮する桃姫率いるセッションバンドである。バックはなかなか豪華で鈴木茂、今剛、小原礼等昨今のセッション界を支える面々が揃っているのであるが、そんなメンバーがロックの名曲をカバーしてしまおうという企画のようである。しかしながら、やはり企画モノ。初陣にして撤退のようでした...。
結構ひねりの利いたアレンジもあったりするのですが、いずれも名曲のためかオリジナルを越えるほどすごいというものは感じません。せっかくの企画なので、次ぎは日本の曲なんかやって欲しかったねェ。
11月11日(日)はれ 「潮風にちぎれて/松任谷由実」
近々ユーミンのバラードセレクションが出るらしい。目玉はやはりこれまでにシングルでしか聞けなかった2曲と新曲1曲。そのシングルのうちの1曲がこの曲です。
逗子マリではじめて聞いたときに曲名が判らなくて、アルバムに収録されていないシングルをはじから購入してみつけました。逗子にはぴったりの曲です。当時はまだシングルを発売すていたんですよね...。
新曲1曲のためにアルバムを買おうかどうしようか、悩むところです。
11月5日(月)くもり 「Best Collection/安部泰弘」
その昔、ちょっとおしゃれなシティポップスの重要なメンバーであったが知名度はもう1歩である。どちらかといえば作家としての方がヒット曲は多い。稲垣淳一の「ロング・バージョン」といえば知っている人も多いのではないでしょうか。
このベスト版にはそんな安部泰弘の全盛時?の曲がつまっています。ライン録りのギターの音など、時代を感じさせます。第一線とはいいませんが、今でも活動を続けているのは根強いファンのおかげともいえますね。
11月3日(土)雨 「LAST GIG/BOφWY」
解散以来、フォロワーが後を絶たない現在の日本のロックバンドのリファレンスといえるバンドである。彼らが今デビューしても大ヒットを飛ばすことができるであろう。それほどあらゆる面で完成されていたと思う。このビデオは東京ドームでの解散コンサートを収録したもので、当時は音源のみが発売されていた。曲目はこの時と同じでありやや物足りない気がするもののこれまで音でしか聞けなかったものが、ああ、このときはこんなことをしていたのか、と思わぬ発見があったりします。
このビデオに続けて他にもいろいろ発売されるそうで、ファンにとってはうれしい限りでしょう。
11月2日(金)はれ 「The Christmas Song/飯島真理」
クリスマスチューンを集めたミニアルバム。12月のライブにむけて気分を盛り上げる(爆)のにちょっと聞いてみました。2曲がカバー、二曲がオリジナルです。彼女の華やかな声は、こうした企画モノには似合うと思います。オリジナルの2曲は、バラードどコミカル系で持ち味がよく出た曲でしょう。
11月1日(木)はれ 「Love Season/飯島真理」
この人は自分と同い年なのでいろいろと思うところもあったりするのですが、その11枚目のアルバム。恋をテーマにしたというだけあって、ちょっと甘酸っぱい歌詞が全編に溢れています。そのサウンドはウェストコーストの香りです。曲の中で片思いの人とコンサートに行くというものがあり、そのなかで「秋の気配」という曲名が出てきました。こんなところでオフコースに出会えるとは、と新たな発見があったりします。
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