2002年2月の1枚
2月28日(木)くもり 「U-miz/松任谷由実」
ここ数日はずっとユーミンが続いています。なんでかっていうと、MP3プレーヤを買いました。走っても音飛びしないっていうのはいいですね。MDよりも軽くなったし、収録時間も長いし(我が家のはLPモードがないMD(^_^;))すっかりはまってしまっています。そこで、持っているアルバムのMP3化に励んでいて、ユーミンから始めたので、毎日ユーミンを聞いていることとなっています。
ドラマの主題歌として大ヒットした「真夏の夜の夢」が収められたこのアルバムは、ジャケットの色遣い同様、七色のユーミンが感じられます。しかも、周囲は真っ黒。時代が混沌とし始めた、そんなイメージを感じさせます。
2月27日(水)雨 「スユアの波/松任谷由実」
このアルバムではいろいろと新しい試みもされていて、「時をかける少女」に別の曲をつけるといったこともやっていました。
「Suny day Holiday」は男心をあまりに見事に表現しすぎていて涙が出そうです。当時の自分の心境にもけっかおうはまったりして...。
2月26日(火)はれ 「Katmandu/松任谷由実」
ここ数年では一番地味めのアルバムのように思います。タイトル名や曲調からアジアへの傾倒を色濃く感じさせます。「命の花」は震災の関係で発表がのびてしまったという曰く付きの曲でした。ドラマとのタイアップでしたが、夏の逗子マリで聞けた以外はアルバムに収録されるまでなかなか聞くことができませんでした。いまkら思うと、震災からずいぶんたってしまったのですね...。
2月25日(月)はれ 「Cowgirl Dreamin'/松任谷由実」
久しぶりに聞き直してみて、意外にいいなと思ったアルバムです。ライブで取り上げられる曲やタイアップの曲が多いせいか結構耳に残っています。ここ数作の中では一番はじけていたアルバムではないでしょうか
2月23日(土)はれ 「FOR YOU/山下達郎」
山下達郎のアルバムの中で一番好きなアルバムかもしれないです。いまでも「Sparkle」のイントロを聴いたときの衝撃は忘れることができません。ジャケットも飾っておきたいくらいのカッコイイもの。GO AHEADと同じ人のアルバムとは思えないです(^_^;)。
まりやさんとの結婚時に芸能レポーターから追いかけられた経験をもとに書かれた「Hey Reporter」は珍しくヘビーな曲調です。それだけ怒っていたということでしょうか。このアルバムも結局2枚目のCDを買うことになってしまいました...。
2月22日(金)はれ 「RIDE ON TIME/山下達郎」
大ヒット曲をタイトル・チューンとしたこのアルバムは、案外地味な印象があります。ライナー・ノーツには、意図的にそうなってしまったとも書いてありますけど。マクセルのCMで指鉄砲をしていた達郎氏を見てからもう何年たったんでしょうか。TVに出てとはいいませんから、せめてライブビデオを発売してくれませんかねぇ。
2月21日(木)はれ 「MOON GLOW/山下達郎」
九死に一生?を得た山下達郎が、第2期に入ったことを示すようなアルバムです。ここからが本当のスタートラインではないでしょうか。「Funky Flashin'」「Let's Kiss The Sun」等の名曲が収められたこのアルバムは今でも色あせることはありません。ジャケットも前作とはうってかわってシンプルながらもいい感じだと思います。こうして一気に聞いてくると、その時代で自分をいかに表そうとしているかが浮き彫りになってくるように思います。
2月17日(日)くもり後雨 「SURF&SNOW Vol.1/松任谷由実」
リゾートという名前を音楽面から広めたアルバムである。レコードだとサーフ・サイド、スノー・サイドという名前が付けられており、それぞれ夏と冬をテーマに5曲ずつが収められていたが、特にB面については「私をスキーに連れてって」で使われたためか非常に印象に残る曲が多い。「サーフ天国スキー天国」なんかを聞くと車で出発したくなってしまうのは私だけではないはずである。タイトルはVol.1となっているのでいつかは2ができるのかな、なんてささやかな望みを抱いているのですが、ぜひともお願いしたいものである。
2月16日(土)はれ 「GO AHEAD/山下達郎」
自身のアルバムを出すのもこれが最後かもしれないなんて、悲壮な決意、というかやりたいことをやっておわろうとしている、そんあ3枚目のスタジオ録音アルバム。ここより長いつきあいとなる難波弘之が参加しています。
ここに収められた「BOMBER」が大阪のディスコでヘビー・ローテーションとなり達郎氏が自らの活動を続けていけるきっかけにもなっています。椎名和夫のギターがやたらカッコいいです。
2月15日(金)はれ 「SPACY/山下達郎」
本当の意味でのソロのスタートであると感じられる、セカンドアルバム。2セットのバックによる演奏であるが、坂本龍一、細野晴臣等、今ではあまり考えられないメンバーが参加しているのもこの時代の特徴でしょう。ここで聞かれる坂本龍一のフュージョン系のプレイは、今では聞けないですからね。また、新たに収録されたボーナストラックのおかげで別のセットによる同じ曲の聞き比べなんてのもできたりして、聴き応えが増したように思います。
後半に収められているピアノ弾き語りをベースとした曲もアルバムの中でよりバリエーションを増やしています。どの曲にはどんなメンバーがあうのか、そんな風にして作られたのは、曲にとっても幸せな気がします。
2月14日(木)はれ 「CIRCUS TWON/山下達郎」
ついに山下達郎のRCA時代のアルバムがリマスタリングされて発売されました。しかも、ファンにはうれしいボーナストラック付き。おまけにアナログBOXまで作られてそちらのボーナス・レコードはCDとは収録内容が異なるというマニア泣かせの念の入れようです。もちろん、コアなファンはどちらも買うのでしょうが、私はCDを買うだけで精一杯です。ちなみに、再発されたアルバムをすべて購入するともれなくCOME ALONGがもらえるというしかけもあったりするので、すでに持っているアルバムも買い直してしまったりします(ボーナストラックがあるので、当然といえば当然か)
さて、このソロとしてのデビューアルバムは、いきなりの海外録音。そのせいもあるかもしれませんが、達郎氏が聞いてきたであろう洋楽のエッセンスがすべて詰め込まれていて、どのアルバムよりもその傾向が顕著でもあるように思います。そうした自分の音楽性に一度区切りをつけておきたのかったのでしょうか。緊張しているのか、風邪をひいて声がでないようなボーカルです。
2月13日(水)はれ 「NO SIDE/松任谷由実」
金色のジャケットが印象的なアルバム。ラグビーを題材にしたタイトルチューンは新たなファンもつかんだことと思います。というか、ユーミンを聞いている世代の気持ちをくすぐるような曲がおおいです。「一緒に暮らそう」「DOWNTOWN BOY」等、思わずあっと感じたのでは。他にもアフリカをテーマにした曲など、そのときのユーミンのマイ・ブームがわかりそうな、そんなアルバムです。
2月10日(日)くもり 「DA・DI・DA/松任谷由実」
まず、タイトルは???と思わせたアルバム。スクラッチを使用したりとそれなりに時代の音を取り入れている。ユーミンが時代に合致していた時期でもありました。この頃からタイアップが増えてくるのであるが、ここでは化粧品のCMに使用された「メトロポリスの片隅に」のほかに流行語にもなった「シンデレラ・エクスプレス」も納められています。
この頃というのは演奏もほとんどが生で、ミュージシャンの息遣いが聞こえたものです。今でも心に残る曲が多いアルバムです。
2月8日(金)はれ 「DELICATE SOUND OF THUNDER/PINK FLOYD」
ロジャー・ウォータース脱退後に発売されたアルバム「鬱」のツアーを収めたライブアルバムである。このツアーの時は来日して、私も代々木で見ることができた。前半はオープニングの曲を除いて全て「鬱」からのもの。後半は過去の代表曲を並べたという2部構成であった。
私がピンク・フロイドをはじめて聞いたのは「ウマグマ」であり、やけに難解に思えて、これがプログレってやつかぁなんて思っていたのであるが、このライブなんかを聞いてみると、よく出来たロック・ショウという感じがする。ライティングも素晴らしく、席が前のほうだったので全貌がわかりづらくてこのときばかりは悔しい思いをしたものである。
ただ、やはりロジャー抜きのフロイドは別のバンドのような気がします。良くも悪くも。
2月7日(木)はれ 「Humanity/Sing Like Talking」
今のSLTのスタイルとスタート地点ではないでしょうか。洋楽を基本としたそのサウンドは同じ年代の私には心地よく感じます。前半はドラマティックな展開の曲が並び、後半はバラエティに富んだ曲調となっています。この中では「WITH YOU」がベストテイクかな。「RISE」「飛べない翼」等ファンに人気の高い曲も収められています。
2月6日(水)雨のち晴れ 「The Best of matt bianco/matt bianco」
実は、マット・ビアンコっていうアーティストの名前だと思ったんですよ。で、CDを買ってライナーを読むと、ユニットの名前だということが判明しました^_^;。
女性ボーカルのバーシアも在籍したグループですが、ラテンを基調にしてダンサブルなナンバーを聞かせてくれます。ただ、なんとなく??と思っていたのですが、その理由はギターがほとんど入っていない(爆)。でも、そんなことは障害になっていないですけどね、彼らの良さの。
2月5日(火)雨 「OH!YEAH!/小田和正」
「ラブ・ストーリーは突然に」の大ヒットにのって発売された初のベストアルバム。時代順に並べられているが、だんだん明るくなっていくのはオフコース時代を吹っ切り始めたということなのであろうか。バンドはもういい、みたいなことをどこかのインタビューで読んだが、ここにはバックバンドのテーマソングまで収められている。やはり、元に戻って行くということなのであろうか。もっとも、自身がバンドの一員ではないというのもあってその時々でベストなメンバーを選ぶことができるというのが、いまの小田さんにとって一番好ましいスタイルになっているのでしょう。
2月4日(月)はれ 「SUPER BEST II/CHAGE & ASUKA」
チャゲ&飛鳥にはドラマティックな曲が似合う。フォーク・デュオから出発した二人であるが当初から万里の河のようなスケールの大きな曲がおおいせいかもしれない。このベスト盤のなかでも「WALK」や「太陽と埃の中で」なんかはそんな彼らの良さが表れていると思う。もちろん、彼らを日本のポップス・シーンのトップに押し上げた「SAY YES」も含まれるかもしれない。
2月3日(日)雨 「ヴィーナスを探せ/松岡直也」
駒ヶ根音楽祭で聞いて、気に入った曲が入っていたのでついつい購入したアルバムです。この頃はBANDA GRANDEというグループを率いていましたが大橋勇のギターのせいか、結構ハデな感じがしたものです。ちょとラテンな雰囲気にハードロックが混じった感じ。夏のジャズ・フェスにはぴったりでした。また、高橋ゲタ夫のキャラもいいですね。ナルチョと双璧ではないでしょうか。
ボーナス・トラックとして松岡直也最大のヒット曲「ミ・アモーレ」も新録音で収められています。このお方もけっこういろんな人に曲を書いているんですよね。
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