2002年4月の1枚
4月30日(火)はれ 「Live/Johny Winter And」
ギター×2、ベース、ドラムというシンプルな編成でのご機嫌なライブアルバム。特にジョニー・ウィンターとリック・デリンジャーのリフが絡み合う「Good Morning Little School Girl」はツインギターでのリフ構成のお手本にしていくらいです。
ほとんどの曲がロックンロールのカバーなんですが、そんな選曲がアルバムの楽しさを倍増させてくれているようにも思います。
4月29日(月)はれ 「2222年ピクニック/TULIP」
今日の天気はまさに、ピクニック日和である。このアルバムを初めて聴いた頃、2222年はなんて遠いんだろうと考えていたが、あと20年になってしまった。今の時の流れの感じ方は、20年をあっという間にしてしまいそうである。その頃も、今日と変わらない青空が見られるようにしなくてはいけないと感じる今日この頃である。
4月28日(日)はれ 「The Love Map Shop/TULIP」
チューリップというバンドは、私がリアルタイムで聞いていた頃(虹とスニーカーの頃がヒットした頃)は何かとオフコースと比較されていたものである。でもって、オフコース派とチューリップ派がいたりして。どちらも洋楽をベースに愛を歌うというところが基本であるが、チューリップはその範囲がものすごく広いのである。やけに生活の匂いがプンプンするような曲から、宇宙愛まで考えられるものすべてを歌う、そのあたりがチューリップの良さであり、また、いまひとつあか抜けなかったところでもあると思う。
このアルバムは、どちらかといえば生活の匂いが濃い方であると思う。そして、「Shooting Star」は名曲だなぁとしみじみ感じるのである。
4月25日(木)雨のちくもり「ANOTHER MOONLIGHT/far east club band」
小田和正のベストアルバムと同時に発売された彼のバックバンドであるFECBのセカンドアルバムである。2枚目も発売されて単なる企画もののではない、そうした感じが伝わってくるアルバムでもある。ただ、小田和正のバックとして聞きなれている音であるせいか、どうも目新しさが感じられないというか、物足りないのである。3枚目を作ることがあれば、プロデューサーは小田和正以外の人にするなど、新境地を開いてほしいです。
4月24日(水)くもり 「自己ベスト/小田和正」
ヒットシングルがでるとベストを出すの法則どおり(爆)、ソロになって3枚目のベストは「キラキラ」のヒットに合わせて発売された。今回はLooking Backシリーズを基本としながらも、初心者が買いやすいように「ラブストーリーは突然に」等も収録されている。新たに録音し直されたのは「my home town」だけであるが、ほかのトラックもリミックスされたり、ボーカル、ベースが差し替えられたりといろいろ手が加えられている。ライブと同様に歌い直された「伝えたいことがあるんだ」だが、この歌いかたはライブだからいいのであって、こうしてCDで聞いていると、うーんと思ってしまうのは私だけでしょうか?昔からのファンにとっては、買おうかどうしようか、悩んでしまう一枚かもしれません。「キラキラ」や「クリスマスの約束」で小田さんを知った人には最適の1枚でしょう。
4月18日(木)くもり「Backtrackin'/Eric Clapton」
クリーム時代からソロの武道館ライブまでのテイクを集めたベストアルバムである。各時代の代表曲がバランスよく配置されていて、これでWhite Roomが入っていれば完璧かなと思ったりもします。
4月15日(月)はれ「at Budokan/Cheap Trick」
チープトリックの名前を全米で大ヒットさせた、ライブアルバムである。この頃の武道館のライブアルバムというのは、何かパワーのようなモノが感じられます。当初は日本限定で発売されていたものが、アメリカへ逆輸入され話題となり、一気にトップへと上り詰めました。日本においては、音楽性よりも、アイドル性のほうが盛り上がっていたというのも、日本らしいといえばらいしいのかも。当時は銀座Nowなんかでも紹介されていたんですよねぇ。
4月11日(木)くもり「Greatest Hits/Cheap Trick」
日本が育てた世界的グループのひとつではないでしょうか。そのポップセンスはビートルズのフォロワーのひとつとして考えられます。このベストアルバムの1曲目に納められている「マジカル・ミステリー・ツアー」のカバーにそのすべてが凝縮されているように感じます。日本盤のみが2枚組であり、1枚目からはずれた曲が収められていますが、特に日本向けには「今夜は帰さない」ははずせない曲だということで、このような企画になったようにも思います。
4月8日(月)はれ「KOHUEPT/Billy Joel」
タイトルはロシア語で「コンチェルト」を表す。ロシアにおけるライブ盤である。ちょうどこの頃の日本公演に行ったが、そのパワフルさには感動したものである。都会派というよりは、圧倒的にロックンローラーであることを認識させられる、そんなライブ盤である。
4月6日(土)はれ「LIFE SIZE2001/小田和正」
毎年恒例のファンクラブ会員向けビデオである。1年を振り返る内容であるが、2001年はなんといっても、「クリスマスの約束」がメインだったのであろう。かなりの時間が割かれていたと共に、本番も含めていつも以上に小田さんのやる気を感じることができたように思う。個人的には、映画ではなくて音楽にのめり込んで欲しいと思う。
4月4日(木)はれ 「ESPER/松任谷由実」
後にアルバムにも収められたがそれとはバージョンが異なるシングル盤である。こちらはギターを中心としたライブに近い感じのハードなバージョンであるが、dことなしにまとまりがない。アルバムでアレンジを変えてやりたくなった気持ちはなんとなく判るような気がする。
4月3日(水)はれ 「An Innocent Man/Billy Joel」
どちらかといえば都会派と思われていたビリーが新たな一面を見せたアルバム。全体に古きよき時代のR&R、ポップス、特にモータウンあたりの感じがして楽しくなります。シングルカットされた曲はいずれもヒットしていて充実した曲が詰まっていました。
4月2日(火)はれ 「Third Stage/BOSTON」
タイトル通りにとはいかず、相変わらずのボストンサウンドでした。2枚目から更に8年を経て発売されたこのアルバムは録音時期が6年にも及んでいます。いったい何をやっていたのやら...。って契約の問題やらいろいろとあったようですが。トムが年を取りすぎる前に、一度生で見てみたいです。
4月1日(月)はれ 「流民の歌/甲斐バンド」
レコードでは3枚組で発売されたメンバーが3人になった直後のアルバムで当時は3枚組なのに5000円を切るというファンにはうれしい値付けがされていました。レコード時代は気にならなかったのですが、こうしてCDで通して聞いてみると曲の並びがちょっと...です。仕方ないですかね。
ラストに収められている「100万$ナイト」は武道館でのテイクだと思われますが、このコンサートの最中にジョン・レノンが暗殺されたニュースが入ってきて、そしてアンコールでこの曲が歌われています。そのシーンはテレビで放送されていて、何か、他の曲とは違う、歌の感じが伝わってきます。
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