2002年6月の1枚
6月30日(日)雨 「Live at Leeds/The Who」
ベースのジョンが亡くなったそうである。リズムセクションの二人のオリジナルメンバーを失った今、今後の存続が危ぶまれるところである。一度は新メンバーで乗り切ったものの、二度目となると...。
フーは荒々しさと繊細さを兼ね備えたバンドで、ライブではその荒々しい一面を感じることができる。特に、終盤の2曲はメドレーも含めてバンドの特徴が良く現れていると思う。フォロワーが多いバンドでもありました。
6月28日(金)雨 「Private Ocean/Nick Decaro」
なんとゆーか、つかみどころのないオッサン(^_^;)。まさしくAOR全盛の音であり、バックはものすごく豪華です。ドラムで沼澤尚が参加していたりします。
6月24日(月)くもり 「rockin' the suburbs/ben folds」
SONYのCMで耳にして、久々に心を揺さぶられる曲に出会ったなと思ったのが、このアルバムに収められた「Zak and Sara」。
以前からいいよと勧められていたけれど、なんとなく聴かないうちに解散してしまって、そして発売されたのがこのアルバムである。ピアノを基本として、どこかデモ・テープっぽいニュアンスも残しながら、様々なスタイルの曲を聴かせてくれます。なにより、前述の「Zak and Sara」は、あのピアノのフレーズといい、たまりません。バンマスが許してくれるならバンドでやってみたいです。
6月23日(日)くもり 「Befor The Daylight/角松敏生」
打ち込みを全面に打ち出して、当時のニューヨークあたりを意識したアルバムである。最近のアーティストでもこうした試みはよく聴かれて、角松あたりにしてみれば、俺はずっと前からやっているんだぜ、という自負もあるんでしょうね。ただ、聞き手がついてこられなかった。時代は、先頭を切る人につらいこともある、そんな代表になってしまっていたのかも。
6月22日(土)くもり 「Gold Digger/角松敏生」
これはもう、代表的な一枚でしょう。ポップあり、バラードあり、ラップあり、スクラッチありとすべてがここにつまっています。この後はこのアルバムのサウンドをつきつめつつ、徐々に詩の世界が内面へと向かっていきます。
6月21日(金)くもり 「After 5 Clash/角松敏生」
このころはまだまだポップな感じも強く、遊びの部分も感じさせて、今の角松の下地が完成した頃かなと思う。「After 5 Clash」のような曲が、その後の角松の代表かもしれない。
6月20日(木)くもり 「Sugarless/スガシカオ」
なんか、こう、自分の年を感じてしまった。過去を振り返るような曲があるのだけれど、それはもう、自分くらいの年代ではなくて、もっと若いときに、それより若い時を振り返る。今の自分の感性ではないところなんだなと。
それにしても、「夜空ノムコウ」は名曲ですな。
6月8日(土) 晴れ 「VIVA SANTANA!/SANTANA」
ここのところ仕事に追われてずっとこのアルバムを通勤で聴き続けていました。ライブテイクやリミックス、未発表曲を収めたアルバムでなかなか聴き応えがあります。特に初期のニール・ショーンが在籍していたころのテイクは熱いものが感じられます。サンタナはバンド名で、本人を指すときはカルロスと呼んだ方がいいかもしれないので、そう呼びますが、そのプレイは音色とともに独特の世界があり、高中がいかに影響を受けているかというのもわかるような気もします。また、ホーン、パーカッションを含めるそのバンドの構成は多岐にわたるため、セッションなどでも良く取り上げられています。「ジャングル・ストラット」とかツインギターでやったら楽しいでしょうね、きっと。
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