2月26日(水)はれ 「Windy Shadow/松田聖子」

 10枚目のアルバム。佐野元春、矢野顕子等、相変わらず豪華な作歌陣が揃っています。にも関わらず.....なんとなくピンとこないのは、アレンジが私の好みではないからでしょうか^^;。

2月18日(火)くもり 「愛は元気です/谷村有美」

 これはもう、初期の谷村の集大成ではないでしょうか。「パレード・パレード」での元気印の谷村から、後の路線へつながる「今が好き」まで、多彩な谷村が聞けます。この後、ベストアルバムをはさんで第2期谷村へと進んでいきますが、ここでは、やれることはやったぜ、っていう満足感のようなものが感じられます。

2月17日(月)はれ 「PRISM/谷村有美」

 谷村4枚目のアルバムは、カラーも決まってきてそろそろ売り出すかという販売サイドの意気込みも感じられます。ブックレットの中では、カーデガンを肩にかけた姿が意外に良かったりして^^;

2月15日(土)はれ 「docile/谷村有美」

 初期の元気路線から、ばっさり髪を切ってちょっと落ち着いた作風に変わったアルバム。これまで以上にメッセージを込めようとする意欲が伝わってきます。ただ、それが時として空回りすることが気にはなりましたが。

2月14日(金)はれ 「Hear/谷村有美」

 谷村がブレイクした(と個人的に思っている)サードアルバム。「明日の恋に投げKISS」をはじめ、代表曲が収められています。初期の元気路線が確立した、聞き心地がいいアルバムでした。

2月13日(木)はれ 「Face/谷村有美」

 はじめて谷村有美のことを知ったのは、TBSの朝の若者向け情報番組「ドーナツ6」でした。司会を務めており、高めのトーンでちょっと狸顔がなんとなく愛嬌があって毎朝出勤前に見ていました。その中で、谷村の新曲として「ガラスの午前4時」が紹介されて、初めて歌手だということが判明しました。その曲がなんとなくよかったので、収録されていたこのアルバムの購入にいたり、その後なんとなく聞きつづけてしまいました。
 なんといっても1曲目の「生まれたての朝」が良かったですね。音的にはデジタル化が始まった頃ということでやけにキンキンしていて、谷村の声とあっているようなないような。
 この前に1作発表していますが、やはり、このアルバムがスタートだったのではないかと思っています。

2月12日(水)くもり 「Valotte/Julian Lennon」

 名前からわかるとおり、ジョンの息子のジュリアンのアルバムです。その姿もさあることながら、タイトル曲「Valotte」は曲、歌声ともにジョンが歌っているんじゃないかと思わせるようなものでした。
 自分の中で思い出が一瞬膨らんで、ぱちんとシャボン玉のようにはじけて消えてしまった、そんなアルバムでした。(十何年ぶりかに聞いた気がする)

2月11日(火)くもり 「SURF & SNOW in Zushi Marina Vol.16,2002/松任谷由実」

 ユーミンの夏の風物詩、逗子マリのDVDです。今回はなんと全曲完全収録。最終日(といっても今回は二日しかやりませんでしたが)のダブルアンコールもちゃんと収録されています。
 なんといっても、スタンドからは見えなかった細かい仕掛けや、シンクロがばっちり見ることができて感激してしまいます。
 そして、DVDにはメイキングと逗子マリの歴史をユーミン&バンドメンバーで語り合うというスペシャル映像も収録されていて、これまた興味深いです。メイキングは、たった二日のために気が遠くなるような作業をみながこなしてきます。これだけやるんだったら、DVDでも発売しないと、元もとれないですよねぇ...。そして、なんといっても逗子マリの歴史。過去の映像がふんだんに使われていて、ファンにはたまらないです。これだけ映像が残っているなら、シリーズ化して全部発売して欲しいですね。それにしても、ユーミンはぜんぜん変わらないです。魔女とかメーテル(笑)とか、そんな風に思ってしまうのは私だけ?(座談会ではさすがにちょっと年取ったなと思ったりしましたが)
 なんにしても、あの感動のステージがこうしてビデオで見ることができるのはうれしい限りです。でも、一番いいのはやっぱり、あの会場で見ること。頬をなでる潮風や、夕暮れの紫色、ラストの花火etc...。地元の皆さん、たくさんお金落としますから、これからも逗子でやらせてください、とお願いしたいです。

2月10日(月)くもり 「LIVE 1980/86/Joe Jackson」

 1980年から86年に行われた4つのツアーから収録された2枚組ライブアルバム。当時のジョーの音楽性を堪能することができます。初期のパワー・ポップ、中期のジャンプ・ナンバー、その後に続くジャズへの傾倒、そしてそれらの集大成。また、収録時期とともに場所もそれぞれ異なるため観客の反応がいろいろと興味深かったりします。「the Big World Tour」では中野サンプラザでのテイクが使われています。この公演は私も行きましたが、演奏、構成、全てにジョー・ジャクソンの底力のようなものを感じたものです。

2月9日(日)晴 「The Razors Edge/AC/DC」

 実は、このアルバムに入っている「Moneytalk」をラジオで聞いて、AC/DCのアルバムを初めて買いました。でも、不思議と日本では人気が無いですよねぇ...。

2月8日(土)晴 「You Can't Argue With A Sick Mind」

 後期のイーグルス・サウンドを支えたジョー・ウォルシュのソロ・ライブ・アルバム。スライドやトーキング・モジュレータといった個性的なサウンドをここでも展開している。中でも、イーグルスで演奏してファンの顰蹙をかったらしい^^;「Rocky Mountain Way」はその代表曲でしょう。また、シンプルな「Walk Away」もなかなかカッコイイです。

2月7日(金)晴 「Wish You Were Here/PINK FLOYD」

 大ヒット作「狂気」の後に発表されたアルバム。やはり、それなりにメンバーにも気負いはあったと思いますが、それが空回りせずいい方向にいったのではないでしょうか。様様なパーツを切り合わせて、非常に計算されたサウンドで、構成されたこの作品は、ある意味でフロイドの到達点であったと思います。
 デイブ・ギルモアのギターは、ブルースを基調としてフロイドサウンドに溶け込んでいます。

2月6日(木)晴 「非実力派宣言/森高千里」

 これはもう、森高の最高作であると同時に、あの時代の名盤と呼んでもいいのではないかと個人的には思っています。
 まずは、インパクトのあるジャケット。森高のコケティッシュな魅力を生かした、名作でしょう。そして、CDをセットすると、カーネーションによるアコースティックなイントロから始まる「17才」、斉藤英夫の「これっきりバイバイ」、高橋論一による「だいて」と、バランスよくいろいろなアレンジの曲が並んでいます。本作作詞による曲が印象的で、何度も同じフレーズを繰り返すあたりがその作風になっています。また、「A君の悲劇」ではファンがドキッとするような内容が歌われていたりします。
 しかし、なんといってもカーネーションとの競演が一番の収穫、そしてヒットの要因ではないでしょうか。「夜の煙突」は彼女の代表曲でもあります。
 あの時代に彼女がいたからこそ生れた、そんな作品です。

2月3日(月)晴 「With The Beatles/The Beatles」

 ビートルズのセカンドアルバム。1曲目の「It won't be wrong」からインパクトのある曲がずらっと並びます。どちらかといえばアップテンポな曲が多いこのアルバムは、あっという間に終わってしまいます。まぁ、1曲が短いというのもありますけど^^;、勢いや自身みたいなものが前作より感じられます。ビートルズはどれをとっても聞き所があって、外れが少ないなとしみじみ感じます。

2月2日(日)曇り 「Maiden Voyage/Herbie Hancock」

 こうしたアルバムを聞いていると、本人の実力もさることかながら、共演者の力量により更なるよさが引き出される、そんな触媒のような関係があるのではないかと感じることが多い。そうしたアルバムが、後に名盤と呼ばれるのではないかと。

2月1日(土)晴 「見て/森高千里」

 初期型森高から、ブレイクした第2期森高へと移行したアルバムである。このアルバムでは、9曲中7曲で作詞している。洗練されているわかではないが、素人っぽさが個性となっている。普通の女の子がおしゃべりしているような、身近さと、大人の女性が醸し出す色気のようなものが同居している、それまでにはあまりいなかったアイドルへと変貌し始めた。特に「ストレス」でのウェイトレス姿にくらっときてしまった人は多かったはず...

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