4月30日(水)くもり 「No Jacket Required/Phil Collins」
ジェネシス時代に発表したソロアルバム。ジェネシスのポップ・センスを切り取ったような、そんなアルバムです。前編、どこを切ってもフィル・コリンズという金太郎飴のようなアルバムです。
4月28日(月)はれ 「Heart Still Beating/Roxy Music」
解散後に発表されたライブアルバム。その昔、4曲入りのミニアルバムとして同じ音源がリリースされていましたが、今回は、そのフル・バージョン。
しかしながら、全体を通して聴いてみると先に発表された4曲が非常にインパクトがあり、他の曲がかすんで聞こえます。やはり、初めて聴いたときの印層が刷り込まれているせいでしょうか。
それにしても、フィル・マンザネラのギターというのは、なんともいえずヘタウマ^^;ですね。
4月26日(土)くもり 「Journeyman/Eric Clapton」
クラプトンのそれまでのキャリアが上手く融合されたアルバムです。この頃に出たアルバムの中では一番好きかも。
BAD LOVEのようなヒット・チューン、かっこいいカバーのHOUND DOG、久々の南部っぽいRun So Far、そして、重厚なブルースであるOLD LOVE等、クラプトンの魅力を思う存分堪能できるのではないでしょうか。ちょっとエフェクティブになりすぎかなと感じていたギターの音色も、このアルバムではストレートな感じに戻っていていい感じです。
やはり、クラプトンはブルースの匂いがする曲が似合いますね。
4月25日(金)雨 「AUGUST/Eric Clapton」
前作のビハインド・ザ・サンで路線変更したクラプトンが本気であることがうかがえるアルバム。映画「ハスラー2」の主題歌にもなったオープニングから、良質のポップアルバムであることが伺える。ティナ・ターナーとのデュエットによる「Tearing us apart」やYMOのカバーとなる「Behaind The Mask」など、聴き所は多いが、なんか、飛び道具って感じがします。うん、なんか、この頃のクラプトンっていいような、悪いような...
4月24日(木)雨 「Eric Clapton/Eric Clapton」
クリーム、ブラインドフェイスといったグループの解散後、発表された初のソロ・アルバム。このセッションからデレク&ドミノスへと発展していくが、それを思わせるアメリカ南部の匂いが漂うアルバムである。この頃は、まだクラプトン自身はそれほど寡作ではなく、様様な曲が披露されているが、アフター・ミッドナイト、ブルース・パワーといったその後の代表作となる曲も多く収録されている。
ジャケットのクラプトンは、他のメンバーの楽しそうな様子とは一線を画して、何かに疲れたようなそんな表情に見えます。それだけ、スーパー・グループは大変だったんでしょう。
4月21日(月)雨のち晴 「Behind The Sun/Eric Clapton」
プロデューサーにフィル・コリンズを迎えて、よりポップになったアルバム。この頃、MTVの流行にものって、「Forever Man」はヒットしました。コート姿でギターを弾くクラプトンはなんともいえずかっこよかったです。
それまでのブルース、カントリーを基調としたサウンドと比べるとちょっと毛色が変わって、一部のファンは引いたかもしれないですが、フィルが時代に乗せようと苦心した結果かもしれません。本人はほとんど叩いていないのですが、ドラムの音がパタパタするのはフィルの好みなんでしょうか^^;。
バックにはスティーブ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ等、それまで以上にポップスよりのセッションミュージシャンが起用されていました。
4月19日(土)はれ 「LIFE-SIZE 2002/小田和正」
ファンクラブ向けに毎年作成されているビデオです。今年からはついにDVDにもなりました。昨年はツアーがあったので、そのあたりが中心ですが、要所要所にちりばめられたいろいろなイベントが興味深いです。「クリスマスの約束」の企画会議なんかは、小田さんとTBSプロデューサーのやりとりが、いかにいい番組を作ろうとしているのかっていうところが伝わってきます。
それにしても、小田さん、さすがに建築専攻だっただけあって、絵は上手ですね。
4月18日(金)はれ 「Best Wishes/Stardust Revue」
初期のシングルを集めたベストアルバム。どちらかといえば、根本要の曲が多いのは、シングル向けの華やかな曲が持ち味のせいでしょうか。そんなところが、ひょっとしたら三谷さんの脱退理由のひとつにあるのかも。
この中で、どの曲が有名なのかなって考えると、やっぱり「夢伝説」でしょうかねぇ...。
4月17日(木)はれ 「Ladies & Gentlemen/Stardust Revue」
スタレビのいいところを余すところ無く収めたアルバムかなk。特に、後半はライブさながらに非常にバラエティに富んだ曲がつまっています。どっかで聞いたようなことがある曲があったりするのはご愛嬌?ボーナストラックのGentle Breeze名義の曲が、またいい感じです。こうしたいろいろな面をもったところが、一度つかんだファンの心を話さないのかもしれません。大ヒットはないものの、そうしたファンに支えられて20枚以上のアルバムを発表しつづけるというのは、昨今の売上至上主義の中で貴重な存在でしょう。
とにかく、ライブは楽しいのひとことなので、観たことが無い方は、一度ごらんになってみてください。
4月14日(月)はれ 「艶/Stardust Revue」
音楽的な中心であった三谷がグループを脱退した後にリリースされたこのアルバムは、ギターがそれまで以上にフューチャされた、ロックンロール・アルバムに仕上がっている。4人で歩んでいく不安を吹き飛ばすかのように始まる「Keep On Rollin'」や、お気に入りのバラード「ふたり」等、二度目のデビューにふさわしく、力強さを感じます。
4月11日(金)はれ 「In The Sun,In The Shade/Stardust Review」
夏をテーマにしたコンセプト・アルバム。この頃になると、アレンジのほとんどを三谷泰弘が手がけるようになっており、サウンド面のイニシアティヴを握るようになりました。フロントマンとしての根本要と音楽面の三谷泰弘という構図は、まさに光と影。
アルバムのラストを飾るタイトル曲は、スケールの大きな素晴らしい曲ですね。
4月10日(木)はれ 「THANK YOU/Stardust Review」
爆発的なヒットはないものの、根強いファンに支えられて現在も活動を続けるスタレビの初期の名作です。それまではどちらかといえば、ロック志向の根本要の色が強かったのですが、このアルバムは三谷泰弘のペンによるポップなナンバーが占めています。
オープニングから「思い出にかわるまで」へ続く構成はは最強かも?なんて思ったりします。
4月6日(日)はれ 「Singles 25/Tulip」
春ということで、チューリップです。これは。まだチューリップが財津さんのソロバンドとなる前のシングルを集めたもので、ファンの間ではレアになっていた幻のデビュー・シングルも収められていたりして、私の友人のファンは、その前にSingles24を買ってしまっていてくやしがっていました。
初期から中期にわたる、自分たちのルーツ(特にビートルズ)を忠実に模倣している点で、ある意味わかりやすいグループでした。しかしながら、歌詞はフォークの世界。そのアンバランスさがなんともいえない味をだしていました。