2003年6月の1枚
6月30日(月)はれ 「Gratest Hits Volume Two/Linda Ronstadt」
ロックンロール・ヒロイン、リンダ・ロンシュタット(はじめてラジオで聞いたとき、リンダロン・シュタットだと思ったのは俺だけ?(爆))のベストアルバム。当初はカントリーっぽい曲が多かったような気がするが、徐々にウエスト・コースト・サウンドに流れていきブレイクしました。カバー曲が多いのですが、アレンジがかっこいいですねぇ。ここではロックですが、その後新たな面も見せてくれます。
6月27日(金)はれ後くもり 「COMPLEX19901108/COMPLEX」
わずか1年あまりの活動期間で無期限活動停止に入ってしまったCOMPLEXのラスト・ライブ・アルバム。吉川晃司と布袋寅泰のユニットはお互いの持ち味を生かしきった、鮮烈な印象がありました。吉川の独特のボーカル、そして布袋のロック&ポップセンスが妙にはまっていたりします。すでに10年を経過していますが、古さを感じさせないのは、やはり、最近の音楽がいくところまでいってしまったためなのでしょうか...。
6月25日(水)雨のちくもり 「THE BEST OF KOOL & THE GANG/KOOL & THE GANG」
ファンキー、ディスコ、クール&メロウとダンスにはかかせないグループとなっている全てがわかるベストアルバム。中でも、「CELEBRATION」は今でもディスコ以外におめでたい場面でよく流れる、彼らの代表曲となっています。こういったグルーブってかっこいいですよね。いつかSSVでもできればなぁ、なんて思ったりして。
6月24日(火)くもり時々雨 「DISC CHARGE/BOYS TOWN GANG」
あの大ヒット曲「君の瞳に恋してる」を収めた2ndアルバム。ちなみに、今、売られているものにはボーナストラックとして、彼らのほかのヒット曲も収められていて、さながらベストアルバム状態です。
この曲自体はカバーなのですが、アレンジの素晴らしさがヒットにちながったと思います。イントロの盛り上がりや、サビ前のホーン等、メロディ以外の部分が特によくできているのではないでしょうか。最近のディスコ・リバイバル・ブームにおいても、やはり中心的な曲となっています。
6月23日(月)くもり時々雨 「LIVE/PRISM」
プリズム初期のライブアルバム。今でこそ3人編成であるが、初期はキーボードやサックス、もう一人のギターも在籍した結構大所帯なバンドでした。このアルバムでも森園勝敏、久米大作らを迎えてのトラックが収められている。それにしても、まるでスタジオ録音を再現するかのような和田アキラのギターには舌をまきます。
6月22日(日)晴のちくもり 「2000tの雨/山下達郎」
映画の主題歌として再び脚光をあびることとなり、シングルとして再発売されたこの曲は、達郎にとってはトラウマな曲らしい。この曲が収められた「Go Ahead!」の頃は、最低の状況で、この曲で、もうアルバムを作ることはないだろう、そんな想いで録音したらしい。なので、堤監督の要望により再びスポットライトがあたったのにはちょっととまどいもあったようです。
今回のリリースにあたり、いろいろ手を加えるあたりは、職人らしさが現れていますね。なのでついついファンも買ってしまいます^^;。
6月19日(木)くもり 「東京の夜は7時/矢野顕子」
初期のライブアルバム。バックを勤めるのがYMO+山下達郎+吉田美奈子etcという、今ではスケジュール調整やギャラだけでも大変なメンバーを従えての演奏は、決してバックにうずもれることなく、まさに矢野顕子の世界を表現するために集められた、そんなすごさを感じさせます。ポップス、ロック、ジャズ、童謡等、あらゆる音楽センスを盛り込んだそのスタイルはスティーリー・ダンに通じるものがあるように思います。
ものすごく大きなしんが、ふわふわした雲の中にあるんだけどつかめない、いつもそんな気持ちになります。
6月17日(火)雨 「Let's Get Crazy/Princess Proncess」
ギターを全面に押し出した3rdアルバム。メンバーそれぞれの歌詞に奥居香が曲をつけるというスタイルは、バンドにありがちなワンマン・スタイルとは違った、まさにプリ2がそこにあるといった感じです。
ドラマの主題歌になったタイトル曲をはじめ、カラオケでもヒットした名バラード「M」等、ここには外れが無い、そんな自身に満ち溢れたアルバムになりました。いいですね、今聞いても。特に、歌詞にメンバーそれぞれの個性が現れているのが興味深いです。見た目がお嬢様なパンちゃんが、結構鬱憤をはらすような歌を作ったり、カナちゃんはそのファッションに反して意外と女の子っぽかったり。一番自然だったのはキョンちゃんかな。
6月15日(日)くもり 「PANIC TOUR "HERE WE ARE"/Princess Princess」
セカンドアルバム発売ツアーの模様を収めたライブ・ビデオ。凝った演出はなく、ストレートに曲、そしてバンドの勢いが伝わってきます。メンバーによっては衣装がしっくりこないのは、私とバンドの趣味のギャップがあるから?^^;。
6月14日(土)くもり 「DVD/Led Zeppelin」
ついにでたというべきか、よくも出してくれたというべきか。解散までに残されたライブ映像をまとめたDVDが発売されたのである。収められている年代もバランスよく、ツェッペリンの魅力を余すことなく伝えてくれる。アルバムではジミー・ペイジのプロデュースによる緻密な世界を見せてくれるが、ライブでは一転、テンションの高い、緊迫感に満ちた演奏を聞かせてくれる。
特に良かったのが解散前のネブワースのライブ。それまでの研ぎ澄まされた緊張感の中に、貫禄からくる余裕も感じられます。ジミー・ペイジのギターもアーミングを多用するストラトでのプレイなど、それまで見ることができなかったプレイも見られました。「胸いっぱいの愛を」では、ビートを強調したファンキーなアレンジで、これがまたかっこいい。返す返すも、ボンゾの死は残念です。
唯一、文句をつけるとすれば、「Good times,Bad Times」が入ってない。なんで〜??
6月13日(金)くもり 「Here We Are/Princess Princess」
前作で着飾っていたのを脱いで、Tシャツとジーンズにしてみました、みたいなさっぱりしたアレンジになりました。そのせいか、全体的にしまった感じがします。このアルバムからは何曲ものプリプリの代表曲となるヒット曲も生れ、自身がみなぎりはじめた、そんな頃ではないでしょうか。このアルバムを聴いて、プリプリにのめりこみました。
6月12日(木)雨 「Teleportation/Princess Princess」
プリプリとしてのデビューアルバム。思いっきり着飾ってみましたって感じのアレンジです。ジャケットもちょっと怖い^^;。
それにしても、裏ジャケットのメンバーの写真、一番合っていそうなのがやっぱりともちゃん。でもって、かなちゃんは誰って感じですね^^;。
6月11日(水)くもり 「Singles 1987-1992/Princess Princess」
梅雨ですね。じめっとした気分を吹き飛ばしてということで、プリプリのシングル・コレクション。アルバム毎にはそれぞれ色がありましたが、こうしてシングルだけを集めてみると、それほど違和感なく全曲通して聞けます。音楽的にはけっこう完成されていて、それに演奏力がついていけてなかったんでしょうね。初期には。
6月7日(土)はれ 「心配/YOKOHAMA Twilight Time/角松敏生」
活動20周年を記念して発売されたシングル。両A面扱いですが、やはり、当時のメンバーで新たに録音された「YOKOHAMA〜」の方がメインかも。
「心配」は角松の王道バラードという感じで、どこを切っても角松テイストがプンプン。「YOKOHAMA〜」はいつ聴いてもいい曲だなぁと思います。この曲を超えるのは、角松でもなかなか大変なんでしょう。思い入れがある反面、ひょっとしたら悔しい面もあるのかも。
6月6日(金)はれ 「HOPE/遊佐未森」
ハルモニオデオンはもっていたのは判っていたんだけど、CDラックを見て「え、こんなの持ってたっけ?」という一枚。たぶん、聴くのは買って以来かも^^;。あの頃、ちょっと惹かれていたのかも、ミモリンに。
はじめて遊佐未森を名まで見たのは、大村憲司のライブにゲストで登場したとき。その歌唱力やオーラにちょっと驚いたんでしたっけ。
6月5日(木)くもり 「ハルモニオデオン/遊佐未森」
とても独特な世界観があります。精霊といか、ちょっと人間とは違うけど、でも近くにいるような。宮崎駿の世界に通じるものが感じられます。
6月4日(水)くもり後雨 「ATLANTIC'S BEST/柳ジョージ」
柳ジョージのワーナー時代のベストアルバム。「雨に泣いている」でブレイクしてから、レイニーウッド解散後のソロ時代の代表曲が収められています。柳ジョージって、初めて見たときはクラプトンに似てるなぁって印象でした。惹いているギターも黒のメイプル指板のストラトだし、髭の伸ばし具合やちょっとハスキーな歌声とか。違うのは、柳ジョージはアームも使うということでしょうか。それにしても、「雨に泣いている」「さらばミシシッピー」はギターに興味をもち始めた私にとってはなかなか衝撃的でした。かっこよかったなぁ。
ちなみに、このアルバムでの「雨に泣いている」「酔って候」は武道館での解散コンサートのテイクが使われています。ギターソロに入る前の「ワン・トゥー・スリー」はぞくっとしてしまいます。
今も、渋くブルースが似合うシンガー&ギタリストとしてがんばってますね。
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