2003年9月の一枚
9月28日(日)晴れ 「20 Years of Hits Vol.1/Various Artists」
70年代のヒット曲を集めたコンピレーションアルバム。どうしても聴きたい曲があるのだけれども、その人のアルバムを買うまでには至らない時に、ついつい手がのびてしまいます。昔のアルバムは、余程ヒットしていない限り、なかなかCD化されなかったこともあり、重宝しました。また、目的外の曲にもめぐり合えたりして、それもちょっとした楽しみ。このアルバムではディープ・パープルのカバーが有名な「HUSH」のオリジナルが聴けて、掘り出し物を見つけたような、ちょっとお得な気分でした。
9月27日(土)晴れ 「The Harder They Come/Original Soundtrack」
ジミー・クリフが主演し、主題歌も歌っている映画のサウンドトラックです。レゲエの代表曲にもなっている「The Harder The Come」や「You Can Get It If Yoy Really Want」がこの映画から生れました。ジャマイカという国を、輪あたしはよく知らないのですが、レゲエを聞いていると、その奥底に潜んだジャマイカのいろいろな事が知識ではなく感覚として伝わってくるような気がします。
9月24日(水)雨 「Endless Game/山下達郎」
1990年に発表されたタツローのシングルである。タツローのシングル曲は後にアルバムに収録されること(もちろん、リミックス等ひと手間加えてあるが)が多いが、思わずファンの手が伸びるのは同時に収録されているライブ・バージョン等の未発表曲である。ここでは、「The Theme from Big Wave」が収録されている。伊藤広規のベースや後半のキメが印象的なアレンジになっています。
9月23日(火)晴れのち曇り 「Phapsody in Blue/Andre Previn」
クラシックっていうジャンル、いったいどこからどこまでがクラシック?って思ったりしませんか。ジャンル的には管弦楽であるとか協奏曲とか、そういった呼び方が正しいんでしょうね。じゃないと、最近の曲はどうするってなりますからねぇ。1900年代に生れたラプソディー・イン・ブルーやパリのアメリカ人を生んだガーシュインはクラシックと呼ぶにはあまりに最近だと思います。ジャズ等も取り入れたガーシュインは、耳に馴染みやすく、BGMによく使われていますよね。
9月15日(月)晴れ 「恋のロマンティック大爆撃/すかんち」
色物と思われがちですが、様様なロックをバックボーンに様式美を追及した数少ないロックバンドでした。ローリーのその個性は、今でもあちこちで異彩を放っていますね。
9月14日(日)晴れ 「BEST ONE/東京バナナボーイズ」
どこの誰かはしらないけれど、曲はみんなが知っているという、CM曲がずらりと並んだベストアルバム。「鉄骨娘」なんて懐かしいですね。
9月13日(土)晴れ 「20 Gratest Songs in Motown History/Various Artists」
今のロック、ポップスにとっては、このモータウンからの影響というのは計り知れないものがありますね。カバーされるのも一番多いのではないでしょうか。
9月11日(木)晴れ 「TUBEst/TUBE」
暑い。残暑真っ盛り。夏といえばTUBE。ということで、ベストアルバムです。
やはり、前田の暑苦しさ^^;が夏らしいのでしょうか。まんねりもここまでくるとりっぱな持ち味になるんですよね。この中ではやはり「夏を待ちきれなくて」がベスト・チューン。サビを聴くとゾクゾクします。
ちなみに、作曲を手がけるギターの春畑はフェンダーでアーティストモデルを作ってもらった数少ない一人です。
9月4日(木)晴れ 「At Fillmore East/The Allman Brothers Band」
名盤と呼ばれる代表作となったライブアルバム。このスタイルでやりたい人たちのお手本にもなりました。「Statesboro Blues」といえば、この人たちのアレンジですね。長い曲も多いのですが、飽きることなく聞かせてくれます(そうなのは私もギタリストだからかな?)。
ABBといえばこのアルバム発表後に命を落としたデュアン・オールマンが有名ですが、もう一人のギタリスト、ディッキー・ベッツも彼に負けず劣らずのプレイを聞かせてくれます。スライドはデュアンに一歩譲るとしても、その他のプレイではデュアンを凌駕しているのでは、と思わせてくれます。結構考えてプレイするタイプなのかもしれません。
このアルバムの後は、波乱の歴史を歩むこととなるバンドですが、絶頂期の姿を納めることができたというのはしあわせだったのかもしれません。
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