2003年11月の一枚

11月29日(土)曇り 「Mr.70's You Set Me Free/Char」

 チャーのロックな一面が前面に押し出されたアルバムです。ドラムのジムとのセッションから生まれたデモの中から、特にロックな面が強いものがピックアップされているようです。アレンジもギター、ベース、ドラムというシンプルなものが多く、ごまかしが効かないなぁと、プレーヤーとしては見習いたい反面怖くもあります^_^;。

11月28日(金)晴れ 「Greatest Hits/Red Hot Chili Peppers」

 正直いって名前だけは知っていましたが、どんな曲をやっているのか知らなかったんですよ(それで買ってしまうというのもすおい話ですが^^;)。その風貌から察するに、かなりパンキーな印象もあったのですが、実際に耳にしたのは、どちらかといえば聞かせるタイプの、シンプルなロック。特に「Under The Bridge」はその昔、FENでヘビー・ローテーションになっていて、レコードがほしいなぁと思っていた曲でした。こんなところで再会できるとは。

11月23日(日)曇り 「tomato baby/COUSIN」
 いとこデュオの4枚目のアルバム。いずみちゃんに子供ができたことから、こんなタイトルになったんでしょうか。
 カズンの魅力は気心しれた二人のコンビネーション。そして、双方がリードボーカルをとっているところでしょうか。男心・女心をそれぞれが暖かく表現してくれます。

11月22日(土)晴れ 「Leaving Home〜best live tracks U/大村憲司」

 2枚目は歌心が大事にされたトラックが多数収められています。また、こちらでは矢野顕子、大貫妙子といった人との競演も収められていて、「突然の贈りもの」では透き通ったボーカルと、それに絡む洗練されたギターの絶妙のコンビメーションを聞かせてくれます。様様なミュージシャンとの競演が多かった人なので、こうした音源がまた聞けるとうれしいですね。

11月21日(金)晴れ 「Left-Handed Woman〜best live tracks T/大村憲司」

 最近、ビートルズの新譜が出ましたが手には取ってみたものの、棚に戻してしまいました。なんというか、よくも悪くもオリジナルが一番なのではないかなぁと思って。どうせなら未発表音源で出して欲しかったです。
 そんなファンの気持ちを和歌っているかのように発表されたのが、大村憲司の2枚のライブアルバム。ギタリストとしての大村憲司の魅力が全開です。やっぱり、っこういったものがいいです。六ピで聞いたあの音がよみがえります。

11月20日(木)雨 「BEAT-POP/小泉今日子スーパーセッション」

 最近ではすっかり女優になってしまい、歌手から足を洗ってしまった感のあるキョン2であるが、売れたアイドルにありがちな、アーティストへの脱皮を狙ったかのようなアルバムである。CMでヒットした「G00d Morning-Call」を別アレンジで収めているものの、全体はロック一色。小室哲哉、久保田利伸を始めとした作家陣に、山木秀夫、布袋寅泰、下山淳等、それまでのキョン2とはあまり接点がなかったような人たちが周りを固めます。自身がプロデュースしているので、やりたい人たちを連れてきたという感じかもしれませんね。自分の持ち味を生かそうとする工夫は見られるような気もします。

11月12日(水)晴れ 「SPIKE/ELVIS COSTELLO」

 「エルビス・コステロ」を超えるために本名に戻ったりして、様様なスタイルのアルバムを発表してきましたが、この89年のアルバムはコステロ名義で発表されたちょっと寂しげな影も漂うポップ・アルバムです。ポール・マッカートニーが2曲で競作、2曲でベースとして参加しています。このちょっと憂いのあるスタイルはポールの好みかもしれません。フジテレビの朝の番組のオープニングで使われている「Veronica」もその1曲。初めてこの曲が使われているのを知ったとき、ちょっとびっくりだったかも。

11月11日(火)雨 「Pictures At An Exhibition/Emerson,Lake & Parmer」

 ご存知ムソルグスキーの「展覧会の絵」です。当時、日本でも爆発的に売れたアルバムだったとか。そういう時代だったんですね。原曲の壮大さを失わず、3人の持ち味を随所にちりばめた、好ライブ盤だと思います。真面目に曲に向き合っているかと思えば、遊び心も覗かせています。ライブだからこその緊張感がなせる技かもしれません。スタジオで作っていたら、緻密になってしまって、さほど面白くないものになっていたのかもしれません。ちなみに、アンコールで収められている「Nutrocker」もこれまたいいです。

11月2日(日)晴れ 「VOAYGER〜日付のない墓標〜/松任谷由実」

 同名のアルバムがありますが、主題歌として使われていた映画の公開がアルバムの発売時期より遅かったため、アルバムには収録されずシングルとして発売されました。最近のスケールが大きなステージでは好んで取り上げられているように思います。

11月1日(土)くもり 「白日夢・DAY DREAM/松任谷由実」

 これもシングルのみで発表されている曲です。凝ったアレンジでドラマティックな展開が聞けます。この曲もあまり取り上げられることがないですね。苗場のリクエストコーナー向き?(笑)
 ユーミンのシングルは初CD化の時には「Yuming Sweets」というシリーズになっていた統一されたデザインになっていました。中にはポストカードが入っていて、曲の歌詞の一部が印刷されていました。なかなかおしゃれなものでしたね。

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