2003年12月の一枚

12月30日(火)晴れ 「CHARA THE BEST/CHARA」

 CHARAのベストアルバム。スタイルが一貫していて、よくも悪くも時の流れを感じさせません。CMで使われた「私なんで抱きしめたいんだろう?」も収録されています。
 2003年はこのアルバムで終了。また来年もよろしくお願いします。

12月29日(月)晴れ 「SOUL KISS/CHARA」

 個性的な声が印象的なCHARAのアルバム。「愛の自爆装置」では、すかんちのローリー寺西がソウルフルなコーラスを聞かせてくれます。このアルバムを聴いても、古さを感じさせない。ということは、もう10年以上日本の音楽界は大きな変化はないんだなぁって、実感してしまいます。

12月28日(日)晴れ 「Showdown/村田一人」

 日本の男性ボーカリストで、なんとなくイメージがかぶる人が3人います。実力はあり、大物がバックアップしているんだけども、なんとなくヒットに結びつかない。斉藤誠、高野寛そして村田一人です。山下達郎のコーラス等も務めて、達郎のプロデュースによりアルバムも発表しているシティ・ポップス(古い^^;)の実力派ですが、どうしても達郎のイメージが強くもう一皮、って感じがありました。達郎とはじがったやさしさみたいなものが感じられて、結構すきです。

12月27日(土)晴れ 「ナツメロ/小泉今日子」

 「学園天国」のヒットを生んだ、キョンキョンのカバー・アルバム。企画が良かったですね。ハード・ロックスタイルのヨッチャン・バンドとのコンビネーションが合ったのかも。

12月24日(水)晴れ 「Christmas in the City/Various Artists」

 モータウン・アーティストによりるクリスマス・コンピレーション。ちょっとタイトルとは合わないような気がするんですが、発売当時はモータウン=都会的(おしゃれ)ってなイメージがあったのかもしれないです。

12月23日(火)晴れ 「Wonderful Christmas/Various Artists」

 海外のクリスマス・ヒットを集めたコンピレーション。オリジナルあり、スタンダードありと盛りだくさんです。やはり、ジョンの「Happy Christmas」が一際目立ってしまうように感じてしまうのは、歌うテーマが違うからなんでしょうね。

12月21日(日)晴れ 「Comin' soon/大貫妙子」

 かわいい曲を集めた大貫妙子の企画もの。透明感の、ふわっとしたラブソングが多かったりしますが、ここに収められているようなメルヘンチックな曲にも、あの声が似合ったりします。ずいぶん昔のTVドラマで「ティディベア」がエンディングテーマとして使われているものがあり、それでこのアルバムにたどり着いたのでした。

12月20日(土)晴れ 「Electric Guitar Concert/Char」

 チャーのデビュー25周年記念コンサートを収めたライブDVDです。当時、LDで発売されましたが、高価で手が出ず、その後DVD化の際も8000円近い値段で手が出ず^^;。今回、値下げして再発されたため、ついに購入してしまいました。このステージを実際、見ているんですが、改めて見直してみるとチャーのすごさがひしひしと伝わってきます。早く弾けるとか、上手なだけのギタリストならもっといるかもしれませんが、自分の音を持っている人って意外と少ないような気がします。もちろん、チャーは持っている人のひとりですが。いつまでも、ギター小僧のままでいそうですね。ああ、もっとギター触らなくっちゃ。

12月19日(金)晴れ 「My Pleasure/村上秀一」

 日本を代表するドラマー、ポンタの30周年記念アルバム。前作の25周年記念アルバムが、どちらかといえば大御所が集まったのに対して、こちらは若手が多いです。ゆずとの「翼をください」や槇原敬之との「Love Space」なんかはそれぞれの持ち味を出していていい感じです。存在感では吉川晃司がピカイチ。全体的に、いろいろ練られていて、聞く人を飽きさせない、ただの記念アルバムになっていないところがいいですね。体には気をつけて、いつまでもみんなの目標でいて欲しいアーティストの一人です。

12月17日(水)晴れ 「Face's/松任谷由実」

 ようやく実現した、ユーミンのセルフ・カバー集。提供曲も多いので、どんな曲が収録されるかというのも興味があったところですが、妥当といえばだとうかも。他人への提供曲なので、本人が歌えるかどうかが微妙な曲もあるでしょうが、個人的には「ベルベット・イースター」や「やさしさに包まれたなら」は外して、別の曲を入れてほしかったなぁ。「熱帯性低気圧」とか、「ASIAN NIGHT」とか。今回収録されている曲の中では、苗場でも聞けた「星のクライマー」がイチオシかも。

12月13日(土)晴れ 「Disny's Love&Ballad Collection/オムニバス」

 どこかで聴いたことがある曲ばかりの、ディズニーのラブソング・コレクション。いただきものです。最近の曲はチャートを賑わしているものが多いので、ヒット・ソング集としても楽しめるかも。
 それにしても、最近の本家のごたごたは、夢を壊さない程度にしてほしいなぁと思ったりして。

12月6日(土)曇り時々雨 「The Hit Parade/Tak Matsumoto」

 TAKのソロプロジェクトですが、ボーカルにそれぞれゲストを迎えて、邦楽をカバーするという企画。既にシングルとして「異邦人」「イミテーション・ゴールド」がヒットしていますが、アルバムではなかなか通好みな選曲となっています。Yumingは「雨の街を」、山下達郎は「Paper Doll」(!)。しかも、買ってから気がついたのですが、オフコースの「時に愛は」もカバーされていました。
 カバーの傾向としては、いわゆるB'zサウンド化してしまうものと、原曲のイメージを大切にしてアレンジも踏襲してしまっているタイプ。大御所のカバーは後者が多いかも。「時に愛は」なんて曲は、原曲が良く出来すぎているので、崩しようがないんじゃないかなと。
 選曲、参加しているボーカルのメンバーも含めて、B'zファン以外にも結構楽しめるアルバムになっていると思います。

12月3日(水)曇り 「sweet,bitter sweet/松任谷由実」

 ユーミンのオフィシャルなバラード・ベストである。アルファ時代の音源は本人が感知しないベスト盤が乱発されて(中には、ファンとしてうれしいものもありましたが)本人も納得いかないようでしたが、このアルバムは荒井時代を含めて最新の曲までバランスよくカバーされています。ただ、先に発売されている「Neue Musik」収録曲とダブルものがあるのが残念です。発売されてから、ずいぶん経っているアルバムで、発売当初は購入を見送ったのですが、最近、ユーミンのセレクションを作る機会があり、その選曲があまりにこのアルバムとダブったので、じゃぁ、新曲も入っているし買うかなぁということになりました。もちろん、小野リサとの「あの日に帰りたい」が収録されている初回限定版を探しました^_^;。ちなみに、選曲のコンセプトはゆったりと優しくなれる曲でした。

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