2004年3月の1枚
3月28日(日)晴れ 「The Ultimate Collection/Jackson5」
ジャクソン・ファミリーというと、最近は音楽以外の噂でしか名前が出てこないような気がしますが、それもこれも、このジャクソン5があったから、今のマイケルがあるのでしょう。天才でしたね。マイケルは。そして、彼も大スターになるために、何かを捨てた一人なのでしょう...。
3月27日(土)晴れ 「(What's The Story)Morning Glory/oasis」
大スターになるためには何かを失わなくてはならない、オアシスのバイオグラフィーを見ていると、そんなことを思い出させます。このアルバムは、そんな階段を上り始めたオアシスの大ヒットアルバムです。モダン・ロックの代表的サウンドはまさにここに集結されているような気がします。
3月21日(日)晴れ 「Tommy airline/Tommy February6」
ファーストアルバムが出たときに、限定盤を買い逃して悔しい想いをしたのですが、今回のセカンドアルバムでは危うく買い逃しそうになるところをタワーレコードで入手しました。前作のDVDを持っている人、見たいよ〜(笑)
ブリグリのボーカル川瀬智子によるソロ・プロジェクトですが、ブリグリとはまったく違ったセンスでポップスを聞かせてくれます。特に、ビデオクリップにおけるコスプレがたまらんです。メガネは結構はやりましたよねぇ、このタイプ。。
3月20日(土)雨 「O・HA・YO/種ともこ」
富田恵一といえば、私は種ちゃんのライブのサポートギタリストとしてのプレイを何度か見たことがあります。体がでかくてカッチリしたプレイをする人だなぁと思っていました。このアルバムはその頃のもの。「元気」というキーワードがぴったりな種ちゃんですが、このアルバムでは「Had Enough」のような人の心をぐっとえぐるような曲も姿を見せ始めました。この曲はライブではじめて聴いたのですが、なかなか衝撃的な局だなぁという印象は今でも心に残っています。
3月19日(金)晴れ 「Shipbuilding/富田ラボ」
アレンジャー、プロデューサー、プレーヤーとしてのスキルをフルに使って作成された冨田恵一のソロ・アルバム・といっても、ボーカリストはユーミン、ハナレグミ、キリンジ、bird等を迎えて、さながらクインシー・ジョーンズのアルバムのようです。個人的にはユーミンをフューチャした「God bless you!」が一番かな。曲は全て富田氏が作り、松本隆をはじめ参加アーティストが詩を提供。この曲ではもちろんユーミンが詩を書いています。アレンジ、曲調がいかにもユーミンといった感じで、スピッツのトリビュートアルバムでも感じたのですが、富田氏はユーミンの一番おいしいところを上手く引き出しているなと感心しています。
また、ところどころに収められているインスト曲も、YESっぽかったりジャズっぽかったりと、富田氏のバックグラウンドの広さを感じさせてくれます。
3月18日(木)くもり後雨 「RECYCLE/SPITZ」
さすがはベストアルバム、という感じでどの曲もどこかで聴いたことがあるものばかり。
スピッツというと、ついついミスチルと比較してしまいそうになるのですが、フロントマンの個性の違いがそのバンドのカラーを表しているんだなぁとつくづく感じてしまうふたつのバンドです。心に触れる場所が違うっていうのかな。
スピッツでは「楓」が好きな曲なんですけど、ユーミンのカバーを先に聞いてしまったせいか「ユーミンの曲をスピッツがカバーしている」という錯覚に陥ってしまいます^^;・
3月14日(日)晴れ 「ALIVE/Chick Corea Akoustic Band」
同時期に活動していたエレクトリックバンドのベース&ドラムスとのアコースティック・トリオ。ギターが参加していないと、ジャズものってほとんど聞かないんですが、チック・コリアだけは例外。ロック、ラテンの心が、こうしたスタンダードものからも伝わってくるからかもしれません。当時、来日したときにはエレクトリック&アコースティックの両方でライブがあって、いろいろなチックを楽しめました。そういえば、アコースティックを見たときには前から2列目くらいの席でした....(ちょっと遠い目)
3月13日(土)晴れ 「ベストセレクション/刀根麻理子」
あの人は今第三弾(爆)。キャッツ・アイのテーマソングをやったのでちょっとブレイクしましたが、その後はダイニング&ギャラリーを経営したり、福祉関係にたずさわったりしているようです。
ちょっと大人の雰囲気をもったポップスシンガーでしたね。日本青年館にライブを見に行ったこともありますが、ミュージカルか何かの稽古で怪我をしてしまい、片腕をつってのステージでちょっと痛々しそうでしたが、それでも振り付けのある曲を披露してくれるのには好感が持てました。
3月12日(金)くもり 「ベスト・コレクション/当山ひとみ」
今でも活動しているようですね。なんで聴いたのか、既によく覚えていないのですが^^;、この頃はこうした女性ポップスに非常に感心を持っていて、いろいろ聴いたんでしょうね。かなりにの人が表舞台から消えてしまてっていますが、長く続けるのは大変だということでしょう。
今聞くと、あまり特徴の無い感じで、思い入れのある曲がないとなかなか聴かなかったかもしれません。静かにお酒でも飲みながら聴きたい、そんな声の持ち主です。
3月11日(木)晴れ 「Windy Island/二名敦子」
元々は競演していたREICO聞きたさで出かけたライブで、はじめて聴いたのがこの二名敦子。芳野藤丸プロデュースによるフュージョンサウンドにポップな歌声がのっている爽やかなアルバム。CMにも使われていた曲があったような気がします。後年、キリンレモンか何かのCMにも起用されていましたが、その後はどうしてしまったんでしょう...。ちなみに、ライブは芳野氏もギタリストで登場していて、なかなか聴き応えもありました。
3月10日(水)晴れ 「Anthology/Queen」
最近キムタクのドラマに使われて大ヒットしているクイーンの歴史を綴ったビデオです。元々は三部作だったのですが、私が持っているのはそれをひとつにまとめたお買い得版LD(!)です。デビューから1987年頃までの歴史、ライブの変遷、86年のツアーの裏側等が180分収められています。
中でも初来日の様子は貴重で、当時、世界中で一番人気があった国が日本であったというのがよく現れています。日本から火がついてこれだけのしあがったアーティストは他にはいないのではないでしょうか。
まだDVD化されていないので、この87年以降の映像を新たに追加して完全版として発売して欲しいですね。それと、BOXセット。いつでるか何時出るかと待っているんですけどねぇ....。
3月9日(火)晴れ 「WORKS/PAT METHENY」
自分のCDラックから紹介を始めてずいぶんになりますが、あれがあったはなのにないなぁ、と思うCDがある反面、買った覚えが無いCDというのもあります。このパット・メセニーのベストもその1枚。記憶から完全に欠落しています。今ならパットのCDを買うなら何か他のオリジナルアルバムをきっと選ぶので、随分昔に買ったと思うのですが、それにしてもなぜ....?
3月7日(日)晴れ 「まっ白/小田和正」
「キラキラ」以来のヒット・シングルは、やっぱりドラマとのタイアップでした。全然見ていないので、どんなドラマかっていうのはわからないのですが、曲自体はそれなりにヒットしているようです。曲調もちょっと哀愁を漂わせる小田節全開^^;。かなり曲もたまってきたと思うので、そろそろアルバムの時期じゃないですかねぇ。最近、いろんな人とやる機会が増えているようなので、メッセージ性の強い曲、勢いのある曲etcができるような気もしますが、いかに?
3月6日(土)晴れ 「YUMING SPECTACLE SHANGRILA U/松任谷由実」
松任谷夫妻の目指すエンターテイメントの頂点であったシャングリラの第二弾のDVDです。ライブでは冗長な感じだった道化師のパートもDVDではすっきりと編集されていて、全編たるみなく見ることができます。ライブではよくわからなかった細かい点も良くわかって、ああ、こういうことだったんだと改めて感心することしきり。
もちろん2枚組みでもう一枚にはサイド・ストーリーもぎっしり詰まっているお得盤です。
次に出して欲しいのは、これまでのライブ・セレクションですかねぇ。
3月5日(金)晴れ 「Quiet Life/竹内まりや」
ヒット曲満載ですが、アルバム用に書き下ろされた曲はいずれも日常を見つめた曲が多くて、主婦ならではの作風に磨きがかかったという感じでしょうか。それにしても、「家に帰ろう」「マンハッタン・キス」は泣けます。ちなみに、レコード大賞でこのアルバムが選ばれた時に「家に帰ろう」のプロモ・ビデオが流れたのですが、その中で山下達郎も映っていて、動く山下達郎をみるという点ではとても貴重な一瞬でした。
3月4日(木)晴れ 「Variety/竹内まりや」
個人的に、このアルバムは衝撃的でした。まさに山下達郎と竹内まりやの共同作業の成果がここに現れています。オープニングの「もう一度」からラストの「シェットランドに頬をうずめて」まで隙の無いつくり。時代を選ばない名盤です。「アンフィシアターの夜」での松浦善博のギターがうれしいですね。
3月3日(水)晴れ 「Request/竹内まりや」
他人に提供した曲のセルフ・カバー・アルバムのはしりでしょうね。「けんかをやめて」「元気を出して」なんてところは、オリジナルもいいけど、こちらもいいです。シングル・カットすれば全曲ヒットしそうな、ベスト盤的な意味合いもあるかも。
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