2004年6月の一枚
6月27日(日)晴れ 「CROSSOVER JAPAN '03/Various Artists」
クロスオーバーという言葉を聞かなくなって久しいのですが、そんな懐かしい時代を現代に呼び戻すようなイベントが昨年、読売ランドEASTで行われました。参加した面子は今も現役バリバリから、夢の再結成まで、それはもう、フュージョン・ファンにはたまらないものでした(鈴木茂だけはちょっと毛色が違ったか...)。
やはり再結成モノに興味が集中してしまいますがその中でもNANIWA EXPはテンションの高い演奏を聞かせてくれたと思います。
今年も面子を変えて開かれているようですが、会場も屋内になってしまい、なんとなく、来年はもう?なんて思ってしまいます。やっぱりこうしたお祭りは屋外でビールを飲みながら楽しみたいので...。
6月26日(土)晴れ 「ライブ帝国/Sing Like Talking」
TVKの音楽番組は非常に充実していて、特にブレイク間近のアーティスト達が貴重なライブ映像を残していたりします(あのシュガー・ベイブも!!)。そんな映像アーカイブからDVD化しているのがライブ帝国シリーズですが、ここではSLTのブレイク直前、そしてブレイク直後のライブ映像が収められています。会場もClub Citta、日清パワステといずれも今は亡き会場だったりするのも貴重かもしれません。
洋楽にどっぷり漬かった人にはうれしいタイプの曲がSLTの持ち味だったりしますが、それにしても、帯に書いてある「ヤンエグを中心に人気があった云々」というのは苦笑ですな。
6月25日(金)雨 「LIFE SIZE2003/小田和正」
ファンクラブ向けに毎年作られているビデオの2003年版。いきなり松たか子のプロデュースから始まり、クリスマスの約束で終わっていた1年でした。例年であれば、私も野外フェスのひとつやふたつ行っていましたが、昨年は早稲田のライブだけだったので、いろいろ見ることができて貴重でした。それにしても、「山と渓谷」でスケッチ紀行をやっていたとは。映画よりも絵を書いたほうがいいのでは?と思ったりして^^;。
6月22日(火)晴れ 「ESCAPE/Journey」
80年代のアメリカンロックといえばTOTOとともにこのジャーニーも忘れられません。最近、このアルバムに収められている「Open Arms」が映画の主題歌に使われたりして再びクローズアップされています。「商業ロック」とこき下ろされたりすることも度々でしたが、職業とするからには売れて何ぼ、下積みも長かったしリスナーの心をつかむのは大事なことだと思います。
このアルバムはジャーニーが大ブレイクしたもので、どこを切ってもシングルヒットするような曲が詰まっています。ギター・ソロも一音一音練られていて、すべてが完璧だったのではないでしょうか。オープニングの「Don't Stop Belivin'」、リフが印象的な「Stone in Love」etc。今聞いてもいいですねぇ。
6月20日(日)晴れ 「夏の惑星/T-SQUARE」
オープニングから爽やかさ全開の夏らしいアルバムです。どこを切ってもコマーシャルな曲ばかりで、ジャケットもなんだか化粧品のポスターみたいだし。私が抱いているスクエアらしさが感じられる時代ですね。この頃はなんやかんやとイベントで見ることも多かったのでそのせいもあるかもしれないです。
6月19日(土)晴れ 「GRAVITY/T-SQUARE」
メンバー的にすごぉく印象が薄かったアルバムです。クラブ・ビートが全面に押し出されていて時代にのろうとしているあたりもよくわかりますが、まぁ、私とは好みが違ったということで^^;。
ちなみに、なんで手元にあるのかといいますと、ボーナスCDとして、これまでのメンバーが参加した「Japanese Soul Brothers」が収録されていたからです。おまけに弱いんです^^;
6月18日(金)晴れ 「EACH TIME/大滝詠一」
もう20年たっていたんですねぇ。というわけで、これも発売20周年の記念盤です。リミックスされボーナストラックが追加されているわけですが、なんといっても驚いたのは曲順が大幅に変更されていたこと!。なんだか別のアルバムを聴いているみたいです。CDというメディアに合わせたのでしょうか。どっかにインタビューとかありそうなので、理由を確認してみたいですね。
20周年記念盤もこれで最後。次はいよいよ新しいアルバムになるのでしょうか?いや、ならないんだろうなぁ...
6月13日(日)曇り後晴れ 「HUMARYTHM LIVE/松原正樹」
松原正樹の活動25周年を記念して行われたライブを収録したアルバムです。ソロやパラシュートの曲も網羅していて聴き応えがあります。特に、今剛との競演はファンが待ち望んでいたものではないでしょうか。80年代の歌謡曲を含めたあらゆるアルバムに彼らの名前が出ているほど、売れっ子のセッション・ギタリストでした。今で言うと、山弦の二人みたいなものでしょうか。
数々の名曲を支えたフレーズの片鱗がうかがえます。30周年には、彼が支えた人たちをゲストに呼んで、ライブを聞きたいですね。ユーミンとか松田聖子とか...。
6月11日(金)曇りのち雨 「Paradise Theater/STYX」
STYXが頂点を極めた大ヒットアルバム。パラダイス・シアターという実在した劇場の栄枯盛衰を表したコンセプト・アルバムのようでしたが、一部を除いてあまりそれは感じられません^^;。オープニングの「A.D.1928」から「Rockin' The Paradise」へ続くオープニングはめちゃめちゃかっこよかったです。
6月6日(日)くもり 「UK/UK」
アラン・ホールズワースを聞き始めた頃に入手したアルバムですが、メンバーを見るとプログレの重鎮たちが揃っています。にしては、結構ポップな面も見せていて聴きやすいアルバムでした。アランが参加しているアルバムの中でもポップなほうではないでしょうか。しかしながら、流浪のギタリストはアルバム1枚で脱退。その後はギターレスのトリオで活動していました。
やはり聴き所はオープニングの「In The Dead Of Night」。各パートのリフが絡まりあってくる様がなんともいけてます。
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