7月31日(土)くもり 「VOCALAND/Various Artits」
角松プロデュースによる日本の新人女性ボーカルと海外ボーカリストによるコンピレーション。どこを切っても角松サウンドのオンパレードで、ボーカルが角松だったら正に角松自身のアルバムですね。
Salaの「Splendid Love」が一番よかったかなぁ。
7月30日(金)くもり 「Torch/今野登茂子」
プリプリというのはオーディションで集められたメンバーだったのですが、それだけにいろいろ個性を持った面々が揃っていました。今野"パン"登茂子はお嬢様キャラ担当といったところでしょうか?(本人はそれが気に入っていたかどうかはわかりませんが...)
本作はプリプリ解散後に発表されたソロミニアルバムです。透明感のある「らしい」音になっていると思います。本人がボーカルもやっているのですが、ちょと甘えた感じの、ファンにはたまらん声なのではなでしょうか。
最近知ったのですが、お子さんが生れたそうです(おめでとー)。しかも、再婚だったとか。最初の結婚も知らなかったんですけど^^;。
7月25日(日)晴れ 「SUMMER'S/堀井勝美プロジェクト」
梅雨も明けて夏本番。今日もいい天気です。で、夏といえばフュージョン(っていつの時代^^;)!!。アルバムのタイトルはそのままやんけ!!
コンポーザー、アレンジャーとして活躍する堀井勝美のアルバムです。BGMとして流しておくには最適かも。そうはいっても、バジー・フェイトンなんかも参加していて、好きな人には聴き所ももちろんあります。
一番夏らしいのは、鈴木英人のジャケットかも^^;
7月24日(土)晴れ 「GUITAR WORKSHOP in Tokyo/Various Artists」
ギター・ワークショップシリーズもいろいろと展開されていますが、ここはそのバリエーション。1989年当時の若手を集めたもので大橋隆、是永巧一、佐橋佳幸、EBBYという今でも第一線で活躍している面々がそろっています。各人が2曲ずつ、そしてセッションを一曲という構成ですが、個性が現れていてなかなか興味深いです。プロデュースする人もいろいろ考えて人選しているんだろうなと思います。
個性という意味では、EBBYが一線を画しているかもしれません。
7月22日(木)晴れ 「HERE WE COMES 4 SOUNDS/甲斐バンド」
甲斐バンドのラストライブの映像版です。シークレット・ギグの模様も収められていて、ファンとしては必携ではないでしょうか。武道館の最終日には私も行っていたのですが、とても終わってしまうバンドには見えなかったことを覚えています。
ラストには4人がマイクの前に立つ「破れたハートを売り物に」が納められていますが、もう、この姿は見ることができないんですね...。
7月21日(水)晴れ 「TRUMATIC 極東探偵団/高中正義」
初めて購入した高中のアルバムです。TVのCMで「渚・モデラート」が流れていて、それに惹かれてです。長年在籍したキティーから東芝EMIに移籍して一枚目のアルバムということで、それまでよりちょっとポップになっているように思います。また、コーラスとして矢野顕子やユーミンも参加しているという豪華版です。ユーミンとはその後も何かと絡むことが多いですね。
7月19日(月)晴れ 「セイシェルズ/高中正義」
夏です。海の日です。ということで、高中のファーストアルバム。リゾートミュージックとしてもてはやされたのは、ブルー・ラグーンのヒットした頃からでしたが、この頃から既にその片鱗はうかがえます。サディスティックスのメンバーがバックを支えていて力の抜けたホッとできる音です。高中自身もセイシェル諸島は行ったことはないそうなのですが、どんな島なんでしょうね。
7月18日(日)晴れ 「GARFIELD"AM I COOL OR WHAT?"/Various Artists」
半開きの眼が憎めないネコのキャラクターが登場するアメリカのコミックの企画モノです。レーベルがgrpなので、そういえば、スヌーピーのものがあったなぁと思いますが(以前登場しました)あちらがフュージョン系で固められているのに対し、こちらはブラック・コンテンポラリー系のファンキー&メロウなナンバーが多いです。
日本でこうした企画モノをやろうとすると、まず、何を題材にするかっていうのがありますよねぇ。オタク向けのこういったアルバムってあるかもしれないですけど、国民的に受け入れられているキャラっていうと難しいですね、日本は。個人的には、ゴルゴ13あたりがいいかなぁと。ぐっと渋くR&B、ジャズあたりと、戦闘シーンをイメージするハードなナンバー、濡れ場をイメージするしっとりナンバー。うん、我ながらいい視点だと思いますがいかがでしょう?>キング・レコードさん(爆)
7月11日(日)晴れ時々雨 「Summer Lounge/Various Artists」
杉真理が中心となった夏向けのコンピレーション。参加者全員が「Pops All Stars」と銘打ってオープニングとエンディングを飾っている。まだブレイク前のプリンセス・プリンセスが「世界で一番熱い夏」のオリジナルバージョンで参加してます。また、オープニングの「Holiday Company」のビデオ・クリップでもOLのコスプレ等、貴重な姿を披露していたりします。
7月10日(土)晴れ 「100万$ナイト/甲斐バンド」
ついに武道館へと上り詰めた甲斐バンドの1979年のライブアルバム。ホーン・セクションを導入して、いつもとは違った雰囲気で盛り上がってます。ラストに唯一のスタジオ・テイクで収められている「最後の夜汽車」には脱退した長岡和弘のプレイも収められています。
7月9日(金)晴れ 「コンプリート リピート&フェイド/甲斐バンド」
甲斐バンドのラスト・アルバムは、メンバー四人がそれぞれプロジェクトを組んで、12インチシングルを4枚組み合わせたものでした。そこから、曲を選りすぐり、そして甲斐のボーカルで収録したものがこのアルバムです。わざわざこのようなアルバムをリリースしなおすというのは、結局、オリジナルアルバムで見せた可能性を否定してしまったような気がします。それでも、それぞれの曲の良さが否定されるわけではないのですが。
7月8日(木)晴れ 「THE 甲斐バンド/甲斐バンド」
1986年に解散した際のラストツアーを収録したライブアルバム。ファンから募った曲順によりライブとなっているので、それまでのバンドの総決算と呼べる選曲ともいえるでしょう。大森信和の耳の病気が原因のひとつとも言われていましたが、結局のところは?
この最後の武道館はチケットが手に入ったため見に行くことができたのですが、なんだか、さらっとした、別れだったように思います。
7月7日(水)晴れ 「シークレット・ギグ/甲斐バンド」
1986年に解散したときの、武道館のコンサートが終わった後に黒澤フィルムスタジオにおいて行われた本当に最後のライブ。リラックスした演奏が聞けると共に、選曲も普段演奏していないカバー曲が多く含まれています。また、ゲストとして中島みゆきも参加しており、存在感を示しています。吉川晃司も参加していたのですが、残念ながらそちらの音源は収録されていません。なんといっても聴き所は、耳の病気により音楽活動から離れる大森信和の「25時の追跡」、そして、4人がマイクの前に立った「破れたハートを売り物に」です。
その後、時を経て期間限定で再結成しましたが、2回目の再結成はもうありません。大森信和が病気のため他界しました。決してテクニカルなギタリストではないのですが、一音一音を大事にする、プレイでした。慎んでご冥福をお祈りします。
7月4日(日)晴れ 「夏・長崎から'89/さだまさし」
毎年、長崎への原爆投下の日に開催されている、さだまさしのフリー・コンサートの模様を収めたライブアルバムです。多彩なゲストも見所のひとつとなっています。
このアルバムにおさあめられている選曲は、故郷、命を感じさせるものがメインとなっています。それほどさだまさしは詳しくない頃に聞いてのですが、中でも「デイジー」が心に響きました。
ちなみに、「Bye Bye Guitar」は事故で他界したバックバンドのギタリストに捧げられたもので、生前にヤング・ギターという雑誌に連載を持っていて、その終了が事故死によるものだったことから、とても印象に残っています。雑誌の似顔絵のイラストも帽子をかぶってバイクにのっているものだったような気がします。
7月3日(土)晴れ 「B-EACH TIME L-ONG/大滝詠一」
台風とともに梅雨もどこかに飛んでいってしまったのではないかと思う今日この頃の天気ですが、そんな夏の日にぴったりのアルバムです。
「ロング・バケイション」「イーチ・タイム」「ナイアガラ・トライアングルVol2」の3枚のアルバムから、夏に縁の深い曲を集めたコンピレーションです。また、別に発売されている「ナイアガラ・ソングブック」というインスト集の収録曲からオリジナルへとつながる編集が全ての曲に施されている(「夢で逢えたら」を除く)。上質のポップスをTPOにあわせて聞く、そんな見本のアルバムとなってます。ながら、で聴くのが正しい聞き方ですね。
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