2005年3月の1枚
3月27日(日)晴れ 「Sweet Home Rock'n Roll Tour/YUKI」
元ジュディー&マリーのYUKIのソロ・ライブ映像です。2004年の9月に行われたこのライブは現在ヒット中の新曲をこの時点で既に交えながら、熱唱しています。JAM時代のはじけるような勢いも健在ですが、そこにもっと大きな愛が+されたような気がします。SSVでカバーした「PRISM」が収められているのですが、シングルバージョンより押さえたアレンジ。SSVのアレンジの方がよかったかな〜(←バカ)
悲しい事件の後ですが、今月末からのツアーは予定通りできるように準備をしているようです。その歌声は、きっと天国に届くと思います。
3月26日(土)晴れ 「DREAM TOUR FINAL AT BUDOKAN 2004/今井美樹」
布袋寅泰をギタリストとしてバンドに迎えた今井美樹のライブアルバムです。布袋が提供している曲で彼の作曲家としての懐の深さを感じたものですが、ついに同じステージに立つことになりました。布袋がいるときは、なんだかボーカルが演奏に食われてしまっているようなところもありましたが、布袋が下がって昔の曲を演奏するシーンではやっと、本来の今井美樹に戻ったかなって印象です。とはいえ、個人的には布袋が参加していたからこそこのライブビデオを買ったわけで、今剛とのツイン・ギターはなかなか見所があります。布袋の音色も、ソロの時よりもストレートで好感が持てます。
これはこれで面白かったのですが、やっぱり今井美樹を活かすという意味では他のギタリストがいいかもしれません^^;。鈴木茂とか....
3月25日(金)曇り 「感傷/種ともこ」
ベーシックトラックはライブ形式による一発録りのためとても臨場感のある聞き応えになったアルバムです。
タイトルが示すと下り、とても切ないキモチがぎっしりつまったアルバム。それは女の子だけに限らず、男の子だったりおじさんだったり。個人的には、失恋の切なさがビンビン伝わってくる「悲しいほど自由」、身の丈を感じさせる「ガラじゃないから」とかお気に入りです。
3月24日(木)曇り時々雨 「Harvest/種ともこ」
「収穫」という名にふさわしい、種ともこの集大成てきなアルバムです。このアルバムが一番好きかもしれない。1曲目の「あなたをあきらめない」からもう全開。せつないラブソングから宇宙的なテーマまで、種ちゃんの全てが詰め込まれています。種ちゃんの曲の特徴として、本音ベースの歌詞が多いってところで「私ブスなの」なんてどきっとする女性もいるのでは。また、きらいになる心理を歌う「I LOVE YOUが枯れてゆく」なんかも他ではみられないものでしょう。
ジャケットもね、うん、久々ですな、この遊び心は。「いっしょにね」以来でしょうか、このインパクト。
3月16日(水)晴れ 「Mighty Love/種ともこ」
それまでのどちらかといえば凝ったアレンジから、贅肉を殺ぎ落としてシンプルに作り上げた、ホームメイドな匂いがするアルバムです。長いトンネルを抜けたっていうか、重いコートを脱いだって言うか、とにかくぱっと明るくなった印象を受けます。バンドっぽいアレンジや曲の暖かさも含めて、とても好きなアルバムです。
3月12日(金)曇り 「OUT/種ともこ」
「IN」というタイトルのアルバムと対で発表されたちょっと曲数が少なめのアルバム。こちらのアルバムは「みんなで聴きたい」とのコピーどおり、大勢に歌いかけるタイプの曲で構成されています。「Mighty Love」の頃の種ちゃんの王道らしい曲です。健在ですね。あーライブ行きたくなります。
3月9日(水)晴れ 「Beckology/Jeff Beck」
「ギター・ショップ」までのキャリアから選曲された限定発売のBOXセット(だったはずなのに、いつのまにか通常のケースで再発されていました)。アウトテイク等の収録もそこそこありますが、一番の目玉はトライデンツ時代の音源ではないでしょうか。個人的にはもっと未発表のライブ・テイクを入れて欲しかったです。それにしても、ジェフのプレイはどの時代でもジェフしています。時代がどうこうではなくて、ジェフが弾けばそこはジェフの世界なんですね。
3月1日(火)晴れ 「うれしいひとこと/種ともこ」
種ちゃんの代表作のひとつでもある6枚目のアルバム。「笑顔で愛してる」「ダイエット・ゴー・ゴー」は種ちゃんの魅力を的確にあらわしている2曲でVCも作られました。「笑顔で愛してる」のVCではやけになってお酒を飲んだりタバコをすったりという優等生タイプの女の子がでてきます。「ダイエット・ゴー・ゴー」は...見ていただくしかないですね。はい、このタイトルには胸が痛みます^^;。
このアルバムでは、フツーの女性を演じているような気がします。初期に多かったファンタジー路線(っていうのか?^^;)は影をひそめ、現実的な歌詞が多くなったし。「二度と森へは誘わないで」は珍しく歌謡曲アレンジな曲。ちょっとマイナー目のムード歌謡というか。
種ともこは曲もそうですが、歌詞にドキッとさせられることが多いです。このアルバムでは歌詞よりもタイトルにドキっとさせられましたが。ラストの「うれしいひとこと」がいいですね。ごくごく日常のありふれたシーンで大切なものを見つけた感じで。
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