2005年7月の1枚
7月31日(日)晴れ 「SAKIYA REMIXED WORX夏/崎谷健次郎」
この手の企画ものは本人ではなく営業サイドの思惑だけで作られる場合が多いような気がしますが、これは本人がきちんと?手を加えたリミックス・ベストです。12インチシングルのバージョンやカバー曲等、ファンにちゃんとサービスしているところがうれしいですね。タイトルどおり夏らしい選曲、そして夏っぽいSEをはさんだりと、コンセプトはちゃんとしています。ただ、崎谷本人が夏が似合うかどうかは、また別問題のような気がしますが....^^;。
7月30日(土)晴れ 「四次元/Mr.children」
4曲入りのマキシシングル。いずれもタイアップものなので聞き覚えがあるものばかりですが、こうして音楽だけ聴いていると歌詞が深いものばかりで、果たしてCMに合うの?なんて疑問になってしまうものです。カップ・ヌードルはそんなミスチルのメッセージを上手く活かしたCMを作っているといえるかもしれません。
個人的にはCXのポンキッキーズで使われている「ヨーイドン」が印象に残ります。大人になって忘れてしまったもの、忘れてはいけないものを気づかされます。
7月24日(日)曇り 「ENCOUNTER/Sing Like Talking」
それまで培ってきた才能を一気に開花させてアルバムのよな気がします。元々洋楽テイスト全開でしたが、それまでのややひねりすぎのところをシンプルにしたのが良かったのかも。「My Desire」は彼等の代表曲のひとつだと思いますが、ライブではエンディングにTOTOの曲を絡めたりして、本当に彼等は洋楽が好きなんだなぁと実感してしまいます。和あたしとは同年代でもあるので、そういったネタも分かりやすいっていうのもあるかもしれません。
7月17日(日)晴れ 「1st TOUR 2005"4YOU"/木村カエラ」
飛ぶ鳥を落とす勢いの木村カエラの1stツアーの全貌を収めたライブDVD。アルバム1枚しか持ち歌がないので、ちょっと短いなと思わずにはいられませんが、アルバムがバラエティに富んだつくりになっているので飽きることなく聞くことができます。二人のギタリストからして、一人はパンク系、一人は渋谷系みたいな感じでバンドのメンバーもバラエティんび富んでいます。
基本はやっぱりロック。歌わされているって感じがしないのは、全曲彼女自身が歌詞を書き下ろしているからでしょう。相変わらずsakusakuではボケまくっている彼女ですが、今後の音楽活動も楽しみですね。
7月16日(土)晴れ 「K.ODA/小田和正」
オフコース時代に発表されたソロ名義での1stアルバム。当時の心境を反映しているのか、全体的にどんより曇っているかのような暗めの印象を受けます。Dan Huffをはじめとする海外のスタジオ・ミュージシャンをバックに自ら作りたい音を追求するその姿は、オフコースというグループに限界を感じ初めていたからでしょうか。
7月6日(水)雨のちくもり 「Live at BB King Blues Club/Jeff Beck」
インターネットのオフィシャルサイトでしか手に入らなかった、ジェフの2003年のライブ・アルバムです。今回の来日に合わせて、SONYからリリースされました。バックはトニー・ハイマス&テリー・ボジオというギター・ショップと同一メンバー。来日メンバーとはことなりますが、まぁ、予習のつもりで聞いてしまった人もおおいのでは。
新旧とりまぜてのナンバーが揃っていますが、個人的には「Star Cycle」「Led Boots」などのいけいけナンバーが入っていないのがちょっと不満。でも、ジェフのすごさはここでも全開です。アーミング、ハーモニクスによる表現は、彼にとってのギターはまさに声と同じような気にさせます。
7月3日(日)くもり 「LIVE AT WEMBLEY '86/Queen」
クイーン最後のツアーとなった、「A KIND OF MAGIC」発表後のツアーの模様を収めたライブアルバム。もともと1枚もので発売されていたものが、その後ライブ全曲を2枚組に収録しなおしました。
いつものナンバーはもとより、カバー曲や観客とのコール&レスポンスなど、より一層のエンターテイナーとしてのクイーンがそこに聞くことができます。おりしもライブ8が開催されたり、ポール&クイーンがツアーをやったりと、ちょっといろいろ感じてしまう今日この頃です。
6月18日(土)くもり後晴れ 「Innuendo/Queen」
4人でレコーディングを行った実質的なラスト・アルバム。全体を覆う哀しげなトーン、シンセも多様されており初期〜中期の上り詰めようとしていた時とはあまりにも違います。ライブで演奏するということもあまり考慮されていないような印象も受けるアレンジです。各メンバーの演奏はフレディのボーカルを引き立てるためにあり、そしてフレディはそれに応えるかのような熱唱を繰り広げます。「Shoe Must Go On」はあまりにも切ないフレディのメッセージに思えます。
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