2005年8月の1枚
8月29日(月)晴れ 「head games/FOREIGNER」
よりハードに、ソリッドになったフォリナーの3枚目。イアン・マクドナルドの色はあまり感じられなく、このアルバムを最後にバンドを去ることになります。実質的にミック・ジョーンズが音楽的なイニシアティブをとるようになったことが鮮明に伺えます。このアルバム自体は前2作に比べるともう一歩のような気もしますが、大ヒットとなった4作目への足がかりになってはいるのでしょうね。
8月28日(日)晴れ 「Voices/Daryl Hall&John Oates」
ホール&オーツの出世作ではないでしょうか。前作から「Wait for me」という大ヒットが生れ、このアルバムからも「Kiss on my list」というヒットが生れました。ただ、このアルバムはそうしたヒット曲を生んだアルバム、というよりもホール&オーツの過去と未来をつなぐそんな位置付けのような気がします。
ヒット曲もさることながら「Everytime You Go Away」というスタンダード・ナンバーを生み、「ふられた気持ち」も名カバーだと思います。ホールばかりがクローズアップされることが多いユニットですが、「How Does It Feel to Be Back」なんかを聞くと、やはりオーツの存在感があってこそのH&Oですね。
8月27日(土)晴れ 「TWINS/original soundtrack」
現在はカリフォルニア州知事であるシュワちゃんの主演映画。このサントラは前述のジェフ・ベックのコンピレーションがもっと早く出ていれば買わなかったんだよねぇ。サントラ収録曲が全部入っていたし。ちなみに、ジェフは映画にもクラブのバンドとして出演しています。「The Train Kept A Rollin'」は名曲ですな。
8月26日(金)晴れ 「Rock'n'roll Spirit Vol.U Jeff Beck Session Works/Various Artists」
ジェフ・ベックが参加した曲を集めた企画モノ。1曲のためにあまり聞きたくもないアルバムを買うのはためらいますが、こうしたアルバムはそれを補ってくれるファンにとってうれしい企画です。まぁ、最近ではネットで1曲単位で購入も可能になってきているのでそうした悩みは薄れてきてはいますが。
ジェフがプロデュースしたグループ「UPP」の曲や来日してライブも聞かせてくれたスタンリー・クラーク、異色なところではマルコム・マクラレンなんてところでも演奏しています。
ジェフはコンテンポラリーなプレイのギタリストではないので、ジェフの音が欲しい!そんな曲じゃないとなかなかはまらないかもしれないですね。スタンリー・クラークのナンバーではインストということもあり、結構はまっているように思います。
それにしても、マルコム・マクラレンといえば元セックス・ピストルズなんですけど、ピストルズの表と裏でいえば、裏の部分がよくわかるのがソロになったマルコムかもしれないです。
8月8日(土)晴れ 「RING MY BELL/ERI」
ERIの2ndアルバム。ERI名義でのアルバムはここまででした。その後、ぷっつりと音沙汰がなかったのですが....。
このアルバムではジョン・ロビンソン、アンソニー・ジャクソン、そしてマイケル・ランドゥーとバリバリのスタジオミュージシャンを従えてのポップスアルバムとなっています。特にタイトル曲の「RING MY BELL」はメロディ、アレンジ共にかっこいいですね。ランドゥーのプレイも堪能できるお得?なアルバムかも。ただ、曲の出来としては1枚目の方がよかったかなぁ。
8月7日(日)晴れ 「SKIP!/ERI」
女性ポップスボーカルERIのファースト・アルバム。1曲目の「ダンシング・シューズ」をラジオで聞いてアルバムを購入、そしてライブにも出かけました。もう20年近く前なんですね。
イメージ的には竹内まりあと須藤薫を足してもうちょっと若くした^^;って感じかな。ジャケットには本人の写真は載っていないのですが、ライブでみたその姿はアメリカン・グラフィティから抜け出したようなポニーテールで、とってもキュートだったように覚えています。ライブについてはわざわざフィリップスに電話して、ライブの予定を尋ねました。あとにも先にも、わざわざレコード会社まで電話して確認したのはERIだけです。たしか、ファースト・ライブでダブル・アンコールでは本編でも演奏した「恋はドーナッツショップで」をもう一度演奏してくれたような気がします。
現在は何をしているのかなとググってみたら、菅井えりという本名でワールドワイドに活動を続けているようです。最近の曲も聴いてみたいですね。
8月6日(土)晴れ 「NEW BEST NOW/稲垣潤一」
これはもう、レコード会社の企画ものです。ただ、このニュー・ベスト・ナウシリーズは意外とかゆいところに手が届くような選曲で、他のアーティストのものも持っていたりします。
デビュー曲の「雨のリグレット」は松尾一彦作曲で、意外な取り合わせだったりしますが、その後もYumingや大滝詠一の手によるヒット曲が生れています。「夏のクラクション」は夏の夕べに聞くのにぴったりのバラードの名曲です。
8月5日(金)晴れ 「空創クリップ/スキマスイッチ」
ビジュアル的にとてもインパクトのある^^;スキマスイッチの2ndアルバム。これまではアコギ&リズムセクション&ストリングスetcというどちらかといえばアコースティック系なアレンジでしたが、今回のアルバムからはエレキを導入。佐橋佳幸等がソウルフルなギターをきかせてくれています。でも、中心はなんといっても常田のキーボードでしょう。大ヒットした「全力少年」ももちろん収録されています。
saku・sakuの屋根の上のセミ・レギュラーだったりしていて、毎回ゲームで熱い戦いも繰り広げられています。
戻る