2006年5月の1枚

5月23日(火)雨 「ICEV/ICE」

 宮内和之という人は、なんか、こう、日本人離れしたグルーブ感を持つ人だなと思います。全編通して流れるファンキーなギターとリズムは日本では他でお目にかかれないタイプの音です。で、これはサードアルバム。まだ荒削りなところはありますが、その勢いというのはぎゅっと詰め込まれていますね。

5月8日(月)雨 「Bee-Beep/Princess Princess」

 最近、音楽は通勤中に聞くことが多いのですが、このアルバムは景色と共に右から左に流れてしまってまったく印象に残りませんでした。あの「Hear We Are」を聞いたときのような衝撃は、もうこの頃のプリ2からは感じられなかったのかな。ちなみにリアルタイムで購入していたのは「Lovers」まで。その後はシングルベストくらいしか買いませんでした。他の未購入のアルバムも買ってみようか....。
5月7日(日)雨 「Private Heaven/河内淳一」

 桑田バンドのギタリストとして著名な河内淳一の3rdアルバムです。もう、これは私としてはバックの面子買い(笑)。Steve Lukather、Vinnie Colaiuta、Michael Porcaro、Robben Ford、Bill Champlin、Joseph Williams、etc...とAOR全開のミュージシャンで固められています。ええ、ボーカルはどこへやら^^;。ただ、当時の流行の音作りでちょっとギラギラしているところが残念です。バブリーなアルバムでしたね。はい。

5月5日(金)晴れ 「Neo History/大橋純子」

 ただのベストにはしたくないという本人の意向により、セルフ・カバーとなったアルバム。当時の大橋純子を堪能できるとともに、歌の上手さはかわらないなと感じさせます。それにしても、日本ではこうした実力派ってなかなか日の目を見ないですね。曲に恵まれれば...っていう運ひとつというところもあるし。一度売れてもファンがそのあとをついてこないというのは、なにか日本人の気質も影響しているのでしょうか。それとも、歌が上手いだけではだめということかな。

5月4日(木)晴れ 「僕と君の全てをロックンロールと呼べ/サンボマスター」

 ロックの正当な姿、というかその昔、日本で皆が挑戦していたことに今でも取り組んでいる、そんな酸bマスター。言葉も演奏も全てをその場のエネルギーとして叩き込まれています。それはポップな曲もあればラウドだったりジャジィだったりしっとりとしたバラードだったり。スバママというのは時として恥ずかしいのですが、送り手の全てが伝わってきます。こんなアルバムがちゃんと売れるというのは、いつの時代も感じることは一緒という証なんでしょうね。

5月3日(水)晴れ 「FLAPPER/吉田美奈子」

 もう30年も前に発表されているにも関わらず今でも色あせないアルバムですね。録音技術の古さは仕方ないのですが、そこに詰められている音楽のクオリティというのは古さを感じないです。最近の音楽で、こうしたアルバムみたいなものはあるのかな。

5月2日(火)曇り時々雨 「FRESH/JUDY AND MARY」

 JAMの解散一歩手前で発表されたベストアルバムがその後のシングル等を追加収録、その他いろいろおまけたっぷりに再構成されて完全版として発表されました。こういうことされると、ファンとしては困っちゃいますよね〜。私は初めて買うJAMのアルバムだったので、うれしかったですけど(笑)。
 曲は発表順に並べられているので、最初はちょっとボーカルが魅力的なロックバンドだったのが「Radio」から「Over Drive」あたりで脱皮の予感を感じさせ、「そばかす」で一気にその魅力を開花させ、「ミュージック ファイター」まで一気に上り詰めていくような成長過程がよくわかります。その後の楽曲を聞いても、なんで解散しちゃったの?って感じです。
 ところで、「JAM」ってきくと、ポール・ウェラーを思い出すのですが、最近はこっちなんですね。自分の年齢を感じます。うーむ...。

5月1日(月)晴れ 「Be A Hero/Crazy Ken Band featuring 小野瀬雅生」

 いやー暑いですね。そろそろデーゲームでビール飲みながら野球観戦なんていいいい季節。この曲は、毎朝聴いているFM横浜のとベイスターズ・コーナーで毎日聞いていたので、無償に聞きたくなってベイスターズ・ショップで購入しました。ギタリストの小野瀬雅生が中心となっていて、ギターをメインとした明るく盛り上がるロックン・ロールです。イイネイイネ!

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