2006年8月の1枚

8月29日(火)晴れ 「It's Alive/The New Cars」

 先日、ネットで知ってから気になって仕方が無かったNew Carsのアルバムをタワーでget。あまり輸入盤は買わないのですが、今回は待ちきれなくて。
 で、期待通り、というか期待以上でした。トッドが違和感無くカーズの往年のヒット曲を歌っているあたりは、トッドの思い入れがうかがわれます。「I saw the light」も聞けてうれしいのですが、やっぱりカーズのナンバーがいいですね。「Let's go」なんていいです。このライブバージョンでうちのバンドでやりたい!!3曲ですが新曲収められていて、これがやっぱりカーズ。ある意味、トッドらしいですね。現在、メンバーの怪我でツアーも休止中のようですが、今後の活躍は如何に?

8月27日(日)曇り 「A Slice Of Life/大貫妙子」

 大村憲司のギターが印象的な「あなたに似た人」で始まる12枚目のアルバム。高橋幸宏のリズム感が大貫妙子の淡々とした声と妙にマッチします。大村、高橋、そして小原礼のリズム隊による曲が際立ちますね。原田知世への提供曲「彼と彼女のソネット」も収録。この二人のコラボレはしっくりきますね。

8月26日(土)晴れ 「Pure Acoustic/大貫妙子」

 たまたま見たNHKホールでのライブにおいて購入。当時、一般発売は無くてファンクラブの通販やライブ会場でしか入らないとのことで、ついつい。その後、曲を追加してフル・アルバムとして普通に発売されました。うーむ。
 その名のとおり、アコースティックにリアレンジしたもので、「突然の贈り物」なんてはまりますよね、やっぱり。

8月25日(金)くもり時々雨 「Naturally/Three Dog Night」

 71年に発表された5枚目のアルバム。「Joy To The World」という大ヒット曲を生んでいます。3人のボーカル&4人の楽器隊という7人編成。オルガンとギターが印象的なロックバンドでした。ジャケットからは夏らしさも感じさせますが、音は骨太のロックです。ちょっと暑いかも^^;。

8月24日(木)晴れ 「2nd Wind/Todd Rundgren」

 前作の成功に気をよくしたのか、本作ではホールにお客さんをいれてのライブ録音になりました。臨場感は前作以上ですが、さぞかしお客さんは大変だったのでは。息をするのも制限されそうで...このセッションの模様は後にビデオで発表されているようです。
 ちなみに、本サ悪のジャケットは頭に斧が刺さった牧師の人形。いったいトッドは何を...
 メンバーが固定されているせいか、前作より統一感があり、オペラのような趣もあります。
 ところで、最近の様子をネットで調べていたところ、なんと、あのcarsのメンバーとして再結成に参加し、ツアーも行っている模様。どんな感じなんだろう...。

8月23日(水)晴れ 「Nearly Human/Todd Rundgren」

 宅録派のトッドが心機一転(?)スタジオライブ形式の一発録りでつくったアルバムです。しかしながらそんなことを感じさせない完璧な出来は、さすがトッドというところでしょうか。
 ジャケットは手形がデザインされていますが、アメリカでの発売時には6本指。日本では5本指のジャケットでしたが、この差し替えのため発売が半年以上遅れたようでした。いったい何を意味していたのか....。
 アルバムはそんなごたごたを吹き飛ばすようなポップでトッドの本領発揮なものです。このアルバムのツアーで来日しましたが、そのときに中野サンプラザでみることができました。懐かしい...

8月22日(火)晴れ 「SINGLES/Todd Rundgren」

 ポップスの魔術師とかポップスの貴公子^^;と呼ばれるトッド・ラングレンのデビューから1983年までのシングルを収録したアルバム。代表曲も打数収録されています。ひとり多重録音でも有名です。ビーチボーイズのカバーも収録されていますが、これがまた完璧なコピー。山下達郎に通じるものがありますね。
 また、プロデューサとしてもその手腕を発揮していてGrand Funk、XTC、Cheap Trick、日本では高野寛も手がけています。

8月20日(日)晴れ 「元気です/よしだたくろう」

 もう夏休みも終わってしまいます。夏休みといえば...これですかね。72年に発売され13週もチャート1位を獲得した代表作。「夏休み」をはじめ「旅の宿」「春だったね」「祭りのあと」等代表曲がてんこもり。それでいて、「馬」のようなナンセンス・ソングまで、あの時代だったからできた歌も入っています。時代という言葉を考えさせてくれるアルバムでもあります。

8月18日(金)晴れ 「sweet/pizzicato five」

 sweet&catchy、まさにこれが本作のキーワード。高浪&小西のアイデアを野宮真貴という体現者により表現する、そんなトータリティが一番あったような気がするアルバムでした。それにしても、渋谷系とひとくくりにされてしまうこともあるピチカートですが、あの頃の音楽の方が今よりずっとオリジナリティがあったような気がするのは私だけでしょうか。

8月17日(木)くもり時々雨 「concert tour 2003 "second wave"/松たか子」

 女優としての姿がメジャーな松たか子ですが、歌の方でも「明日、春が来たら」のヒットなど、ちょっとした活躍をしています。ちょっと歌を出してみました、という感じではなくて、ポップスにきちんと取り組んでいるような姿勢がいいですね。これはその名のとおり2003年のライブアルバムですが、佐橋佳幸をバンマスに据えて、山下達郎や小田和正に通じる王道のステージを聞かせてくれます。ビジュアルはどうなのかな....。

8月16日(水)くもり時々雨 「グラノーラ/矢野顕子」

 あっこちゃんといえば、そのスタイルは不変で時代に左右されない独特の雰囲気をもっていますが、このアルバムが発表された頃は、ちょうど時代のそれと符合していた時期のように思います。大村憲司のギターを中心としたシンプルで深みのあるアレンジは大貫妙子にも通じるものがあったように思います。CMで使われていた「花のように」が耳に残って買ったアルバムですが、佐野元春とのデュエット「自転車でおいで」、ちょっとコミカルでノリのよい「ふりむけばカエル」はいい曲ですね。

8月10日(木)くもり時々晴れ 「STEREO2/山崎まさよし」

 プライベートアルバムの第2弾。これ以降、第3弾は発表されていないので、こうした内容で発売するのは止めたんですね。契約の関係で発売していたのかな?
 山崎まさよしというとアコースティックなイメージが多いのですが、けっこうエレクトリックなセットもあるんですよね。んで、エレキも上手い。特にカッティングものは絶妙。またライブで見てみたいひとりです。

8月9日(水)くもり 「STEREO/山崎まさよし」

 プライベート・アルバムとカテゴライズされているミニアルバム。デモというかプリプロっぽい感じで大半の楽器を一人で演奏したバージョンが収められています。SMAPに提供したセロリのプロトタイプも収録。それにしても、こうして本家のセロリを聞くと、SMAPがいかに忠実に歌おうと思っているかがなんとなくわかりますよね。特にキムタクはモノマネですか?っていうくらいの感じが出てます。

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