2006年9月の1枚

9月13日(水)雨 「WAVE/YUKI」

 YUKIという人は稀有なボーカリストであることを改めて実感させられました。その独特な声質はどんな曲でも合うとはいえないと感じていたのですが、今回のアルバムを聞いてバラエティに富んだ収録曲、そして違和感ないボーカル。全てがYUKIのためにあるようなアルバムでした。
 んで、感想ですけどオープニングの「長い夢」から「ふがいないや」までがまず一気にきますね。さすがタイアップが並ぶだけあります。その後は時にしっとりと、時にダンサブルにとYUKIをとりまくブレーンのアイデアに感心。
 いやー、ライブだとどんな感じになるのかなって想像すると聞きたくちゃいいますね。当分は子育てでそれどころではないかと思いますが、復帰後が楽しみです。うちのバンドも久々にあつまるので、活動再開後はこのアルバムからやりましょうよ>バンマス

9月12日(火)雨 「Big Guns:Very Best Of Rory Gallagher/Rory Gallagher」

 ぼろぼろのストラトがトレードマークのギタリスト。雑誌等でよく登場するのですが実際に音は聞いたことがありませんでした。今回、タワー・レコードで2枚組ベスト盤を見つけたので購入。
 クラプトンをもっと泥臭く、ブルージーにした感じかなっていうのが第一印象。でも何度か聞いていると、よりハードな面もあって、これがロリーの音だというところに引き込まれてしまいました。お勧めのアルバムはライブ盤だとか。何かの機会に入手して聞いてみたいと思います。残念ながら95年に他界しており、生で聞くことはできません。お酒には気をつけなくては...

9月7日(木)曇り 「Crispy Park/Every Little Thing」

 ELTの10周年記念アルバム。これぞ衝動買いの見本。この曲ききたいとか、そーゆーのは全然なかったのに。「3人組だったけど、キーボードが脱退したよね」とか「TOTOみたいなサウンドだよね」とか、そんな程度のイメージしかなかったのですが、なんでだろう?先日、「僕らの音楽」で見たせいかなぁ。
 思ったよりもストレートなサウンドで、以前のようなきらびやかなイメージは影を潜めているような気がします。リズミカルなピアノが印象的な「スカーレット」等、アコースティック系の楽器を上手く使っていると思います。でも、こんなに巻き舌で歌ってたっけ?
 持田香織嬢の個性が目立つユニットなのですが、なぜか気になるギターの伊藤くん。この絶妙なバランスがELTというユニットを支えているのかもしれませんね。

9月6日(水)曇り時々雨 「On The Beach/Chris Rea」

 日本におけるブレイクのきっかけとなったアルバムですね。当時、CMにも使われていましたね。ジャケットやタイトルのさわやかさとはうらはらに、しゃがれた声がけだるさを醸し出します。ビーチでタバコを加えながらグラスを傾ける、そんな雰囲気ですかね。

9月5日(火)晴れ 「Another Night/Wilson Brothers」

 スティーヴ&ケリーの兄弟によるAORなアルバム。なんといってもスティーヴ・ルカサーが全編でギターを弾きまくっているというところで、そういった方面の名盤でもあります。私が購入した理由もこっちです^^;。初期のTOTOのようなサウンドで、AORはこうでなくっちゃっていう見本みたいなギターかも。

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