エフェクターいろいろ
私が使用(保有)しているエフェクターです。歪みに関しては、アンプで歪ませる方が好きなのですが、家では鳴らせないし持ち運びも大変であろうと思うので結局エフェクターで音づくりをしています。演奏するジャンルにもよるのですが、コンプ、歪みモノにコーラスをかけるっていうのが私の定番セッティングになりつつあります。
コンパクトエフェクター
はじめてのエフェクターは自作のディストーションでした。MXRのDISTORTION+のコピーモデルを作成してしばらくそれ一本でやっていました。そのうち、ディストーションだけでは物足りなくなり、徐々に数が増えてしまいました。SE70を購入したところでコンパクトを買うことはないだろうと思っていたのですが、今でも増えつづけています^^;。なにしろ音が作りやすい。とりあえずこれだけ、っていうエフェクターはDYNA COMP、SD-1とCE-3。フュージョン全盛時にギターにはまりはじめたのでこれらのエフェクターは無くてはならないものになっています。メーカによっていろいろ音色はありますが、やっぱりBOSSが一番好み。でも、ディストーションはYAMAHAが好きです。
で、最近ついにボードに組み込んでしまいました。ちとばかし重いのですが狙った音が出しやすいのでしばらくこいつで行こうと思います。

BOSS DC-2
はい、またやってしまいましたシリーズ(爆)。中古ですけど定価の半額以下だったので思わず購入。オークション等では2万を越える値がついていたりしてちょっといただけないなぁと思っていたところです。良心的な値付けですな>某楽器店。
さて、コントロールはボタンが4つ、即ち4種類のプリセットからしか選べないという潔さがよかったりします。もともとはラックタイプだったそうですが、それを踏襲したこのエフェクター。クリーンにぴったりのさわやかなコーラスから、かかりのきついエフェクティブな音まで、使えるものがセットされています。原理的には2相コーラスで、GT-3にも搭載されていますが、けっこうセッティングが難しかったりします。そういった意味では使いやすいといえるかも。もっとバリエーションに富んだ音を求める方は後継のDC-3をどうぞ。ただし、DC-3はデジタルです...。
TECH21 SANS AMP TRI-A.C.
初詣の帰りに寄った楽器屋で、安くなっていたのでついつい^_^;。
前から使ってみたかったSANS AMPですが、この機種は3通りのプログラムができるのが特徴。アンプはフェンダー、マーシャル、ブギの3つから選択。3トーン、ドライブ、レベルというコントロールは可変幅が広く、なかなかセッティングも難しいです。まだ煮詰めている途中ですが、今のところはブギを基本としたセッティングになっています。早くスタジオに入って試してみたいです。
MAXON BC-6
はじめてのマクソンは、バイモード・コーラスです。2系統のコーラスをミックスして使うことができ、なかなかいい感じにかかります。BOSSに比べると、ちょっと音が太くなる感じがするでしょうか。それにしても、この筐体は重いです^_^;。
MXR DYNA COMP
これまでBOSSのものをはじめ、マルチなどでもいろいろコンプレッサーを使ってきましたが、どうも自分がイメージしているような音が出せませんでした。そして思い切って買ってしまったのがMXR。そして、この音がまさに望んでいた音でした。ちょっとつぶれぎみでかつよくののびる。掛かり具合がなんともいえず好みなのです。しかし、ノイズがちょっと多いのが難点でしょうか。でも、手放せなくなってしまった一品です。
BOSS SD-1
「おお、レコード(当時(爆))とおんなじ音!!」が感想。ちょうどOD-2が発売さたころで、TURBOの歪み具合も魅力的でした。でも、TURBO OFFの時の音がSD-1と違うんですよね。SD-1の方が自分の好みだったのでこっちにしました。JCと合いますね。というか、私の好みの音はJCとの組み合わせじゃないと出せないなと最近感じます。単にマーシャルを使いこなせていないというだけかもしれませんが^_^;。
BOSS BD-2
SD-1ではちょっと物足りなくなって衝動買いしてしまったエフェクターです。なぜいきなり「2」なのかは判りません。なかなかいい感じで歪みます。ディストーションよりはオーバードライブ系の音が好みの私にとっては最適です。SD-1でちょっと足りない感じがした点を補ってくれるような音です。ブースターとしてもいい感じで使えそうです。もう1個あってもいいかなと思ったりして。ギターのボリュームを絞ったときの音がなかなかいけてます。
ギターマガジンにODとBDの設計思想の違いについて述べたBOSSの技術者のインタビューが載っていて、「ODは録音したときに良い感じになるように作った。BDはアンプから出たその場の音を重視した。」といった主旨の発言でした。いろいろ想定して作りこんでいるのだなぁと感心した次第です。
ちょっと気になるのはこいつを通したときにちょっと音が細くなること。どうもそれが気になって最近ではあまり使っていません。エフェクターの宿命でしょうか...。
DOD Overdrive/Preamp 250
某楽器店のポイントカードが今年の5月に切れるということで、たまったポイントを使おうと思い買ってしまいました。ポイントは2300円分だったので消耗品を買おうかと思ったのですが、最近OD系の音でちょっと煮詰まっていたのでエフェクターも試奏してしまいました。
試したのはこのブツとBOSSのOD3。OD3はBD2をちょっとマイルドにした感じでトーンやドライブの可変範囲も広くまぁまぁいいかなと思ったのですが、DODを試奏してうーんとうなってしまいました。ON/OFFしても音がほとんど変わらないんですよ。もちろんドライブをあげておけば歪むのでわかるのですが、ドライブを絞ってしまうとほとんど判らない。ブースター的にも使えそうな一品です。ただ、それほど大きなレベルは出ないようでその名の通り、かけっぱなしで使うのがベストのような気がします。
早速スタジオで使ってみました。アンプはJC-120。DODの前にSD-1をつないでメインの歪みはSD-1、DODはクランチっぽい設定にしてもうちょっと味付けしたいときにDODを踏むといったような使い方をしてみました。なかなかいい感じで歪みます。JC以外のアンプだとどうかがちょっと心配です。
また、いいとこづくめのように見えますが、ON/OFFをあらわすLEDがないんですよ。だから微妙なセッティングにしておくと本当に入っているのかどうかが判らない^^;。それだけ原音を損なわないいいエフェクターだということなんですが、ちと不便ですな。自分で改造してみるのがいいかな?
MXR distortion +
もう、これが最後というのは止めました(爆)。ディストーションの代表機です。ギターを始めて一番最初に手にしたのが雑誌の別冊のコピー機の記事を自作したものだったのですが、それとそっくりの音がします^_^;。歪みの変化が違うのはボリュームの定数が違うためだと思いますが、フルアップにしたときの音は区別がつきません。ということで、腕に自身がある方は自作したほうが安くあがるでしょう(爆)。
これ自体も現行モデルを中古で購入したのですがほとんど新品同様でしたので不満もありません。音のほうも元々好みの音なので問題無し。本物の方が歪みの効き具合の調整がしやすくさすが現物(爆)といった感じでした。ギターのボリュームを絞るといい感じにクランチにもなりますし、やはりこの音はエフェクターによる歪みの基本だなと思います。
BOSS CE-3
コーラスを初めて楽器屋で使ったときに感じたのは「キモチイイ!!」。いつもかけっぱなしにしたくなってしまいます。普段はちょっと薄めでだいたいいつもかけっぱなし。ソロを弾くときにたまにオフにしたりします。たまにはドギツクかけてみるのも面白いです。他のメーカ(といってもマルチに内蔵してるやつ)よりも、聞きなれているせいか、このCEの音が好きです。
ZOOM 508 DELAY
ZOOMのコンパクトマルチシリーズのディレイです。このシリーズは505を持っていたのですが、ディレイ関係の調整が不満であまり使っていませんでした。コンパクトに戻ってみようかと思いディレイを物色していたところ機能も多く音もまずます、パラメータも細かい調整が可能だしなにより値段が安いということで購入しました。こんなことができるのか、というくらいいろいろできるのですが、今のところ使っているのはエコーのみ(^^;)。たまにソロでロングディレイをかけたり、SE的に使ったりする程度です。アンプにリバーブが内蔵されていれば普段はあまり使わないエフェクターかもしれません(なら、リバーブを買えって?^^;)。
BOSS AC-2
私はギターを弾くというよりは、「エレキ・ギター」を弾くってほうが正しいかなと思うんですよ。なんせアコギは一本も持っていないし(腹が邪魔で弾けないのさ(^^;))。しかし、どうしてもアコギのとが必要になってしまい、それで試してみたのがこれ。「アコースティック・シミュレーター」の名前の通り、アコギの音をシミュレートするエフェクターです。ZOOMの505に同様の機能がついているのですがちょっと使えないので、どんなもんかなと楽器店で試奏したところ、これがいいんですよ。もう、本当にアコギの音がでる。で、即決しました(っていうほどの値段でもないが(^^;))。家に帰っていろいろ遊ぶのですが、どちらかといえばアコギの音をねらうよりは、カッティングで気持ちいい音を作るとか、アルペジオに向いている音を作るとか、そんなことをしちゃいます(ピエゾの音がなかなかエレキとマッチします)。もちろん、アコギっぽさもなかなか。OUTPUTがノーマル時とエフェクト時で分けて出すことができるので、アンプに余裕がある場合は、エレキ用とアコギ用で分けてだすのもいいでしょう。まぁ、本物のアコギから出た音にはかないませんが、エレキにこだわるあなたにおすすめです。
MXR PHASE90
なんどこれが最後と書いたことか(爆)。またやっちゃいました。二つ目のMXRはPhase90です。誕生日プレゼントとして買ってもらいました(来年はDistortion+にしようかな^^;)。GT-3を買って重宝していたのですが、他でも書いたようにコンパクトじゃないと出ない音っていうのがやっぱりあるんですよね。それと、マルチはセッティングが面倒^^;。このPhase90がつまみが一つといく究極のコントロールです。コントロールできるのがスピードのみというのが使いやすいところですね。ゆるくかけてアルペジオやカッティング、きつめにかけて効果音っぽく使うっていうのもありかな。段数も少なく、爽やかさは他社の最近のものほどは無いけれど伝統の音っていう感じがします。
エフェクターボード
最近、ちょっとボードの音が細いなってかんじていたのともっとストレートな音にしたいと欲求からボードの中身を変えました。AC-2、507を外して新顔のPhase90、そして長らく眠っていたIbanezeのワウペダル(最近、Charを聞いていたもので)が新たなメンバーに。うーん、70年代?(爆)。
音のほうはやっぱり変わりましたね。特に507を外したのがきいているみたいです。接続順はWH-10→DynaComp→SD-1→DOD250→FV-100→Phase90→CE-3。ディレイはほとんどリバーブ的に使っていたので、今後はアンプの方でなんとかしようかと思っています。できればSSVの次回ライブではGT-3ではなくボードでいきたいなと密かに狙っています。
その他のコンパクトもの
YAMAHA MBD-20
マルチバンドディストーションです。良い感じで歪みますがちょっと線が細いかなって感じもします。最近はあまり使っていません。
YAMAHA GE-20(だったかな?^^;)
グラフィックイコライザーです。極端なセッティングをしたいときくらいしか出番はありませんでした。細かい補正をしたりしたほうがいいのかもしれないんですけどね。
BOSS CS-2
DYNACOMPを買うまで使っていました。もうちょっとかかりが強ければって思うことがあります。
Guyatone PS-3
マイクロシリーズといわれているちいさなエフェクターシリーズのフェイザーです。かかりに癖があり、さわやかな感じにはあまり使えないです。試奏をしてから買えば良かったかなとちと思います^^;。
Guyatone FL-2
同じくマイクロシリーズのフランジャー。こっちは試奏をしました(爆)。ビブラートっぽく使うことが多いです。
BOSS LS-2

SSVのライブではストラトとレスポールを使い分けることが多いのですが、その際に両者の音量の差にしばしば悩まされます。特に、ライブではコンパクトエフェクターを使っていて、レスポールにチューンするとストラトに持ち替えたときに聞こえが悪くなるということがあったため、解決策にあれこれ頭を悩ませました。当初はボリュームペダルをもうひとつ追加しようとも考えたのですが、中古でこのラインセレクタが出ていたので衝動買いしてしまいました。
なにしろジャックが左右合わせて6個もついているのでさぞかしその配置には苦労しただろうなと思います。セレクタの他にミキサー的にも利用でき、1台持っているとかなり幅広く使えると思います。心配した音もそれほど劇的な変化はなかったので(BD2はつないだだけで音が変わってちょっとショックだった^^;)、当面はこいつを利用してギターの持ち替え時のバランスをとろうと思います。
Ibaneze WH10

もう10年以上前に買ったワウ・ペダルです。それほどこだわりはなかったのでイバニーズ(当時の呼び名^_^;)製。ゲイン調整の他にギター、ベース向けの帯域の切り替えが可能です。ギターだとちょっとギラギラしすぎるなと思うときにはベース側で使ったりします。最近、エフェクターのサイトとか見るとこのペダルの評価がけっこうよかったりするので、そんなもんかぁ?なんて思ったりして^_^;。
マルチエフェクター
BOSS SE70
いろんなエフェクトが可能なマルチエフェクター。ギターだけではなく様々な用途に使えるが、ギター系のアルゴリズムは使ってません(^^;)。
ちょっと前のBOSSの代表的なコンパクトエフェクターの機能がほとんど網羅されています。でも、好の音が決まっているのでこちらもまたあまり使っていません。一度音作りを始めるといくら時間があってもたりないくらいいろんな音色で遊べます。
難点としては、設定が面倒。パラメータを切り替えながら設定値も変更するのでなかなか狙ったセッティングが出ません。このあたりがコンパクトを手放せない理由です。自宅で録音するときくらいしか使っていないです。
ZOOM 3000S

ZOOM505を売り払ってしまった後、やっぱり持ち運べるマルチが欲しいと考えて購入しました。ポイントはセッティングのしやすさと豊富なエフェクト。個々のエフェクターについては好みが分かれるところですが、アンプシミュレータなんかも内蔵されていてコストパフォーマンスに優れたマルチだと思います。
3000Sにはペダルとマイクがついていて、ワーミーペダルのような効果やトーキングモジュレーターのような効果も作れます(使ってないですけど^^;)。(注:写真のペダルは添付されていたペダルではありません)
多くの音色を必要とするときに持ち出す1台であります。
ちなみに、GT-3を購入したので手放しました。(Thanks Iちゃん)
KORG PANDRA2

あまり必要性は感じていなかったのですが、衝動的に購入してしまったコンパクトマルチです。ところが、こいつがけっこういろいろと役だっています。いちばん使っているのが外部入力端子で、CDの出力をここに入れてギターとミキシングして使うことが一番おおいです。荷物を増やしたくないときにこれひとつ忍ばせて出かけることもあります。
不満としては、チューナーの反応がいまいち、リバーブを使うとコーラスがかけられないってところでしょうか?歪みはKORGっぽい歪みがそのまま継承されているような気がします。
BOSS GT-3

またやっちゃいました^^;。たぶんこれで当分ないでしょう、機材を買うことは(ホントか?(爆))。あってもアンプかな。
SSVでレコーディングの話があって、ギターはラインで録ろうと考えていて、それにはZOOM3000ではちょっと心もとないかなと思って買ってしまいました。もう、ほとんど衝動買い。他にも気になる機種はあったのですがBOSSの音が好きなので財布と相談してGT-3に決めてしました。
で、今のところは買って正解だったなぁと思っています。SSVのライブのための音づくりをしているのですが、バリエーションに富んだ音を作れます。プリアンプ機能は好みに合わせて選べるのがいいですね。それに歪みエフェクターも加わるので音づくりに幅がでます。でも、良くも悪くもBOSSの音だなって思います。
機能的に便利なのはCTRLペダルとEXPペダル。曲の中でいろいろ音色をコントロールするのに役だっています。良く使うのは、CTRLに特定のエフェクターのON/OFFを割り当てておくパターン。バッキングはコンプとコーラスをON。ソロではそれらをOFFにして歪みとディレイをONてなふうに。また、EXPペダルでは歪みの深さなんかをコントロールしてます。BANK切り替えスイッチがUP/DOWN両方あるのも○。
まだ使い始めて間もないのですが、私にとってなくてはならない一台になりそうです。といっても、やっぱりコンパクトエフェクターじゃないと出せない音色っていうのがあるんですよね。ダイナコンプの音なんてのはやっぱりあれでしか出せない。CE3のアナログな響き、SD1のマイルドな歪み。どれもそれ単体の持ち味なんですよね。ということで、今後もマルチとコンパクト、使い分けていくことになりそうです。それにはもうひとつエフェクターケースを買わないとなぁ...。
Tone Works AX1000G
GT-3の持ち運びがあまりにもつらいのでもうちょっと軽いマルチを、と買ってしまいました。操作はシンプル、拡張性無し、音色はいいぞという評判にひかれて決めました。あ、今回は試奏もしました。家でも使うだろうということでヘッドホンで(爆)。
さて、まずはデザイン。シンプルで交換が持てます。もうちょっとよいスイッチ、ジャック類を使ってもらえたらと思います。まぁ、値段を考えると仕方ないですかね。
機能について。ツマミによるセッティングはわかり易いようで実はイマイチ。というのは、値を変更するときにもとの設定値から変化するのではなくてそのときのツマミの位置から動くのです。なのでツマミを動かす前にそのパラメータを表示させてから、現在のツマミの位置も確認して調整となります。フルテンになっていたのが、ツマミがゼロ付近にあると、ちょっとツマミを動かすとがくっと音が変わるのでそういったところが好みではないです。ジョグダイヤルのように何周でもできるツマミのほうがうれしいかも。それと、外部ペダル端子が欲しかったです。
音質。キャビネットシミュレータは使っていないのでいいのか悪いのか不明^^;。あまり好みの音は無いような気がします。ドライブセクションは往年の名機と呼ばれるペダル、代表的なヘッドをシミュレートしていて、ディストーションはいい感じです。SD-1のシミュレーションもいれてくれればうれしいのですが。コンプの効きもうれしいエグサ(爆)です。揺れモノ系はこれだけあれば何も言うことはありません。もともとあまり使っていないし(爆)。残響系もなかなかクラシックな音づくり。ペダルセクションもワウ以外にトーカー等なかなか面白いものが揃っています。ただ、クリーンさ、音の多彩さでいえばGT-3に軍配があがるように思います。レコーディングなどではGT-3を使ってしまうだろうなと思います。
全体的な印象として、いいところはやはり往年の名機とよばれるペダル、エフェクトに的を絞って音づくりがされていること。狙った音がとても作りやすいです。サイズはまぁまぁでしょうか。やはりペダルまでつけてしまうとこのくらいのサイズになってしまいますね。重さは思ったより重い^^;。ここはちょっと、とおもうところはコンプと歪みモノが同時に使えない点。これは致命的です。なので、私はAX1000Gの前にコンプをつないで使うことが多いです。
いろいろ文句もつけましたが、ちょっとしたセッション等に使うには十分ですし値段から考えればこのあたりが限界なのでしょうか。
BOSS ME-10
※写真はちょっと待ってね
これまでに何台かマルチ・エフェクターを使ってきましたが、音色はともかく操作性は一長一短。特にライブにおける操作性はどの機種も決め手がありませんでした。そんな中で、たまたま中古で見つけて購入したのが、このME10。すでに発表されてから10年が経ちますが、意外に人気がある機種です。発売当時は8万円くらいした高級機種でしたが、中古では1万円程度でgetできました。しかしながら、ノイズに問題があったので即オーバホールに出して、出力部のユニットや内臓バッテリー等も交換してもらって1万円くらい別にかかりました。
内臓されているエフェクターですが、コンプ、歪み系はアナログ、揺れもの、残響系はデジタルという、今風のはしりのものです。歪みも最近はやりのモデリング系ではなくてBOSSのOD、SD、DS類が収められています。もちろん、コンプと歪みは独立していますし、コーラスも他の揺れものと独立しているあたりは、コーラスにこだわるBOSSといった感じです。また、ディレイ、リバーブはパッチを切り替えても残響が残るので不自然にぷっつりと切れたりしません。最近のGT-3等にはどうしてこの機能を載せていないんでしょう?
一番気に入っているのは操作性です。まず、パラメータが全てパネルに出ているのですぐに呼び出せます。また、EXペダル端子が2個あるのもいいですね。その他に、チューナ切り替え用、マニュアル切替用、バイパス用のスイッチ端子があり、必要な時にSWを接続すればいいというのがうれしい。
音については、スタジオで音を出していないのでなんともいえないのですが、BOSSのコンパクトを足元に並べることを思うと、けっこう使えるかも。ただ、ちょっと古めの音ですが^^;。
LINE6 POD xtNEW
前回のSSVのレコーディングではGT-3を使ったのですが、何しろ重い。ということで、持ち運びが楽なツールを探そうと思い、ついに購入したPOD。いろいろと噂になっていたので興味はあったのですが、値段もそれなりにするし悩んでいたのですが、バージョンアップを機会に入手しました。
とにかくいろんなアンプモデルが入っているのですが、何しろ現物を弾いた事がないので似ているのかどうかさっぱり判らない^^;。JCとかフェンダーはいい感じだなと思います。
コンパクトのシミュレーションもレアな品揃えですが、個人的にはBOSSのOD関係を入れて欲しかったです。海外ではチューブ・スクリーマーの方がメジャーだということでしょうか。
操作系は、まぁこんなものでしょうか。アンプ関連はつまみがついているので直感的に操作しやすいです。
次のSSVの音源ではPODを駆使(というほど使いこなしていないが^^;)した音をお聞かせしたいと思います。
アンプ
Roland JC-20CE

ついに購入してしまいました、JC(20ですけど^^;)。これまでのヤマハのARは単体ではまずまずの音だったんですが、完全なクリーンが出ないのでマルチの音作り等に不満を感じていました。そこで、思い切って購入となりました。
さて、使用感ですがちっちゃいけれどJCの音がします。ちょっとびっくりです。家での利用なのであまり大きな音は出せませんが、このクリーン感はこれまでのヤマハのアンプでは出ないものでした。コントロールは「DISTORTION」「VOLUME」「TREBLE」「MIDDLE」「LOW」「CHORUS」とシンプル。コーラスはモードTとUの切替でTはノーマルなコーラス、Uはビブラートっぽい音です。どちらも代表的なBOSSの音がします。DISTORTIONつまみはJC120のようにクリックつきスイッチではなく、0〜10まで連続で可変するもので0完全なクリーンとなります。よくJCの歪は使えないといいますが、それはたぶんチューブの音と比較してしまうからで、エフェクターで歪ませることを考えればなかなかよい音だと思います。特に、コーラスを絡めた音はどちらもどこかで聞いたよなーと思わせる音です。家で使うには十分なスペックです。
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