1996年7月29日 小田和正(日清パワーステーション)
前年のツアー以来のライブは、なんと深夜のパワーステーション!!しかも1回だけというこれまた厳しい状況。にも関わらず取れる人はいるものです。なんとかチケットをgetして当日に備えたのでした。
当日は会社を5時であがり、シャワーを浴びた後新宿へ向かいました。なんだかこれからライブに行くというのが信じられなかったんですが 一緒に行く人に待ち合わせ場所であったら、「ああ、本当に小田さんのライブに行くんだ」って 気持ちになりました。パワステ前に深夜にあれだけ人が集まっているとゆーのはちょっと信じ難い光景でした。リハーサルが 押しているとかで、待つ事約1時間。1曲目はなにか?なんて話をしているうちに 入場開始。いまいち手際が悪かったけど無事に会場内へ飛び込み早速見やすいポジションを キープ。私は小田さんの正面の延長上に陣取りました。
扉が閉まり客電も落ちいよいよ開始。ポール・モーリアが流れる中、両サイドのモニターに昔の写真が次々と写し出され、それに見入っているうちに曲が終りおもむろに小田さん登場。先ずは、その後MCの 度に繰り返される「何か質問は??」。内容は映画のことやツアーのこと。 そういえば、社員旅行の話もしてましたね。なんだかすごいジェットコースターに のったら余計に肩が痛くなったとか。で、小田さんのギターで「僕の贈りもの」の歌唱指導。 自分の教えベタにちょっとがっかりしていたみたい。最後にPPMの曲を1曲で前座は終了。
いよいよ本編に入ります。並びはだいたい以下の通り(Macの人は等幅フォントで 見てね(^_^;))
栗尾(K) 木村(dr)
高山(G) 今滝(Vo) 小田 園山(sax) 山内(B)
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リズムボックス(トラブってたみたい)とピアノのイントロから「緑の日々」が スタート。開演前の1曲目の話にも上がっていたのでものすごくうれしい。
途中からギターを持ち、そして「愛を止めないで」へ。小田さんはずいぶん ギターを練習したみたいで、間奏では小田さんがあのリフを弾いていました。 これまで、ポケット対策(爆)でギターを持っていたようだけど今回は見せ場も 増えてました。エンディングもかっこいい。アルバムではフェードアウトが 多かったのでライブでどうやってエンディングをまとめるのかも興味のひとつ でした。そして畳み掛けるように「もっと近くに」。歌詞が日本語になった ことにより一層(*^^*)な曲に聞こえるのは私だけ...?
ここで、MC。今回のパワステに至った経緯なんぞを語っていたけど、小田さんは カフェのノートを読んだりする事あるのかな。
次にツアーでやっていた曲から3曲、ということで「Yes-No」「それとも二人」 「so long my love」。ツアーでこなれているせいか、断然こちらの3曲のほうが よく聞こえる。「so long〜」ではギターソロも披露。
「女性は嫉妬の目でみないように、男性はぎらぎらした目で見るように(爆)」 という紹介で新人女性歌手(今滝真理子)登場!!。
ここからアコギをもったりしながら「やさしさにさようなら」「風に吹かれて」「秋の気配」。MCでアコギの話になり、今回D-28を新たに購入したとのこと。D-41は解散のゴタゴタで無くなってしまったらしい。D-41はデビューしたころお母さんに買ってもらったことや、杉田二郎の話がでて「杉田さんはD-48、俺とヤスはD-41で親分子分だった」ここでヤッサンのことがさらっと出て来た事がたまらなく嬉しかった。
いよいよ練習の成果を発揮すべく「僕の贈りもの」。最後のところは何度聞いてもジーンときます。「だからブルーにならないで」で盛上り、万ちゃんのドラムから「君との思い出」へ。ここで本編終了、アンコールの拍手!!
アンコールは「そのままの君が好き」そして、今回のライブで一番聞きたかった「真夏の恋」。この曲のイントロを聞いただけで、去年ニフティで知り合ったオフコースファンのみんなで行った湘南の海の景色が浮かんでちょっと目頭が熱くなる。栗尾さんはちょっとミスってた。ここで、小田さんはメンバーをステージから下げて(どうやら急に決めたようだ)小田さんのソロで「夏の終り」 そして、もう一度メンバーを呼び戻して「君住む街へ」で本当にエンディング。もっと聞きたくて拍手していたんだけど、みんな疲れているせいか拍手もすぐに静かになってしまいました。時計はもう3時半を回っている。
終演後は居酒屋に入って先ずは乾杯。私は 電車の時間があるので5時で離脱。
寮に着いたのは7時過ぎで、早速風呂に入り7時40分には会社へ向かって 出発しました。会社にいると、昨夜のライブがまるで夢のように感じました。
曲目
<前座>
・Leaving' on a Jet Plane
<本番>
・緑の日々
・愛を止めないで
・もっと近くに
・Yes-No
・それとも二人
・so long my love
・やさしさにさようなら
・風に吹かれて
・秋の気配
・僕の贈りもの
・だからブルーにならないで
・君との思い出
(アンコール)
・そのままの君が好き
・真夏の恋
・夏の終り
・君住む街へ
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