大村憲二25周年記念ライブ(1997年4月26日)
生の大村憲二というと、大貫妙子のバックや是方博邦のゲスト出演くらいしかみたことがなかったので興味深々でした。なによりも競演が豪華で、渡辺香津美&鈴木茂(!)。わくわくしながら開演を待ちます。いつもよりステージを広めにとったるようで椅子咳が少なめ。それでも300人くらいいれているようでした。会場は熱気がすごくて途中で気分がわるくなって退場する人もちらほら。
ステージのほうはというと、まずは大村憲二、村上秀一、小林信吾、青木智仁の4人が出てきてスタート。途中から渡辺香津美が呼ばれて5人に。ここでMCをいくつか。
「新旧のYMOのギタリストが揃いました。でも、私が入ったときはバンドは最悪の状態で、それで世界中を連れ回されました」「香津美君とはじめてあったのは、渋谷のヤマハ。すごいフレーズを弾いている人がいるので見に行ったらまだ少年。自分が生き残るには伸びる芽は若いうちにつんどかなくては(爆)と思ったがそれも失敗したので、友達になることにした(爆)」etc。香津美さんのプレイはちょっと地味でした。(最近の傾向かも)。1部の終わりについに鈴木茂登場!!「スノーエキスプレス」と未発表曲をやりました。ギターはいつもの335。ストラップを忘れたとかいって座ってのプレイのためよく見えませんでした(;_;)。それにsても今回の3人、みんな個性的で、こうでなくちゃ長く続けられないのねとしみじみ感じました。茂さんはレコーディングの合間をぬってきたとかで、結局2曲で終わり(これもちょっと寂しい)。でも一番盛り上がったのはやっぱり鈴木茂登場の時ではないでしょうか...。
憲二さんのギターが全面に押し出されたライブでしたが、最後にやった「気に入っている曲の一つ」以外はいまいちぴんと来ませんでした。アルバムも1枚しかもってないしねぇ。でもアンコールの最後に「笑ってやってください」といってやった「Breezin」はなかなか良かったです。
トータル3時間を越える長丁場、聴く方も演る方もお疲れさまでした。
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