1997年5月18日 松任谷由実(代々木第一体育館)
「Strollin' Cowgirl Tour 1997」
ついに東京へ戻ってきたユーミン。MCの中で「一度見たお客さんはもういちど見たいと言ってくれる」との言葉通り本当にまた見たくなるライブである。
「はげ山の一夜」が流れる中、キーボードとドラムがスタンバイ。そして「Moonlight Legend」のイントロが流れユーミンはセットの天井からブランコにつかまって登場!!サビに入ったところでバンドのメンバーが全員ステージ上に揃う。曲が終わるとピエロ姿のダンサーが登場。ユーミンも曲間で白いドレスからピエロの衣装に早変わり。そして「ようこそ輝く時間へ」。ユーモラスなダンサーの踊りがリズミカルにまわる。そして、しっとりと「最後の嘘」。ここでまたダンサー、ユーミンの装いも新たに「別れのビギン」舞踏会風の衣装から近未来の衣装になり、「時のないホテル」。階段を曲に合わせて上下するユーミンであるが、あれはひょっとしたらテープか?「MIdnight Train」では、田中さんがサイレントベースを奏でる。
アンプラグドコーナーでは、ミニスカートのユーミンがすごく若く見える。そして、ライブではほとんどやったことがないという「悲しいほどお天気」、雨の中、どろどろになってしまう恋人たちのことを歌った「Caled Game」。ここでちょっとテンポアップして「ありのままを抱きしめて」。舞台は暗転、そしてハードなイントロに導かれて中央に蛍光体のリボンを身にまとい「キャサリン」を熱唱。途中からダンサーがアメーバのような布に入って登場。終盤では天井からも同様のアメーバダンサーズが降りてきたのであった。「かんらん車」ではステージがせりあがり、観衆は度肝を抜いていた。洗濯おねーさんが登場して「Holiday in Acapulco」に続いてあとは盛り上がる一方。「COBALT HOUR」でいったん幕を閉じる。アンコールではスケーターズ・ワルツにのってバンドのメンバーが全員女装して登場し「告白」。ユーミンは修道女の衣装。そしてチアガール姿のダンサーが登場するとユーミンも金のミニスカートの衣装へ。そして「DESTINY」から「Carry On」でしっとりとしめくくりユーミンは天井へと消えていった。最後にステージ上に全員が集まり、入場時と逆にステージの間を通って退場。あっというまの2時間強であった。
それにしても残念なのはエンディングであっというまに席をたっていってしまうお客達であった。
オープニング〜ムソルグスキー『はげ山の一夜』
Moonlight Legend
ようこそ輝く時間へ
最後の嘘
別れのビギン
時のないホテル
Midnight Train
悲しいほどお天気
Caaled Game
ありのままを抱きしめて
キャサリン
かんらん車
Holiday in Acapulco
Man in the Moon
DANG DANG
Cowgirl Blues
COBALT HOUR
EC
告白
DESTINY
Carry on
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