1997年7月15日 B-AND(六本木PIT INN)


 「梅宮辰夫バンドです(爆)」と開口一番笑いをとってスタートのブッチャー浅野の新バンド「B-AND(ビャーンドと発音するらしい)」。ツインギターのインストバンドで二人の息もあっていてなかなか良い。どちらかといえば鈴木さんのほうが熱いプレイをするようであった。また、脇を固めるメンバーもドラムの沼澤さんをはじめとしてツボをついたプレイをくりひろげる。
 2部も後半になり、いよいよ角松登場。メンバーもそれまでの和んだ雰囲気から一転緊張します。角松はスペシャルナイトを4日こなしていて喉の調子がかなり悪そうでした。ステージにあがってからもなにやら薬のようなものを飲んでいたし。このスペシャルナイトで「もうカバーはやらない」みたいな発言をしたようですが今日だけは例外でカバーをやってました。それもGrand Funk Railroad!!まさか角松のボーカルで聴けるとは思いませんでした。ギターはセッティングしてありましたが弾いてませんでした。続いてもう一曲ボーカルものをやったあと、角松も含めてラストナンバーとなりました。アンコールは角松のカッティングでスタートする鈴木茂のナンバー(翌日が鈴木茂とのセッションでした)。浅野、鈴木、角松の3人でソロをまわすあたりは圧巻でした。アンコール終了後も鳴りやまぬ拍手に、再度浅野さんのみ登場して、曲がないからということでものまね(爆)をやって終演となりました。
 これまでだれかのバック(SLT等)でしか聴いたことがない人達のプレイも、自分のバンドではこんなにもいきいきしているものかと痛感しました。プレイも聴いていて気持ちいいし、MCも面白い、また見たいと思うバンドでした。

・不安
・眠らない街
・無理しない
・プリマベーラ
・ジェットコースター

・鯵
・SLIP
・友成さんの曲
・Closer to Home
・Musican
・Feeling Alright
EC
・鈴木茂の曲

・浅野祥之:G
・鈴木英俊:G
・山口毅:B
・沼澤尚:Ds
・友成好宏:Key
・春名正治:Sax、Perc
・角松敏生(guest):G、Vo

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