1997年9月27日 Sing Like Talking(日本武道館)

 仙台の興奮も覚めやらぬまま、突入してしまいましたSLTの武道館。8月にあった横浜公演も行こうと思っていたのですが、売り場に並んだのにも関わらずチケットは完売。武道館は絶対getするぞと思い、ちけぴの優先予約でgetしました。席は南の2階席。遠いけど全体が見渡せるのでいいかも。それに今回はステージ両サイドにスクリーンがあってステージの様子が写るのでこれもグッド(演出にも一役買っていたし)。
 開演予定時刻の6時を10分ほど過ぎたころ場内が暗くなり、まずはバックのメンバーが登場してインストを演奏、そしてSLTが登場して1曲目の「Skylark」へ突入。ツアーも終盤ということでバンドのノリもまずまず、コーラスも増えて厚くなってます。「Seasons of Change」では西村さんがスピーカーの前でギターを弾きまくりというところもありました。「Flame」からはステージ後方のカーテンが開いて(このカーテンがトラブっていたのはご愛敬)飛鳥ストリングスが登場し、曲を一層引き立てます。
 ステージの前方に椅子が3つセットされていよいよトークのコーナー。いつもは竹チャンが一人でしゃべっていたけど、今回は3人でやるとのこと(結局ひとりでしゃべっていたようなもんだけど)。西村さんはいくつかギャグを飛ばしたものの場内が寒くなってしまうようなものが多くて、千章さんも思わずステージから離れてしまいそうになりました。前回のツアーから今まで何をやっていたのかという話では、西村さんは事務所に内緒(?)でゲーム音楽をやっていたそうです。竹ちゃんは、PLUS ONEを小田さんとやった話になりまして、そこで「クリスマスが過ぎても」のビデオがいきなりスクリーンに映し出されてまるまると太った竹チャンに場内大爆笑。本人はビデオが流れることを知らなかったようでステージ上でやめろーと叫んでいました。当時は今より7キロくらい太っていたそうで、赤いウェアを着たその姿を見て「ロボコン」だと思ったとか(爆)。また、自分はかっこいいところばかり使って竹ちゃんのまるまるした姿を使いまくった小田さんはずるい!とも言ってました。そのほかの語録としては「小田さんは50になっても伝えたいことがあるんだねぇ」とか「誕生日の小田さんに”49なんですねぇ”といったらお前も15年たてばなるんだよ”と言われよせばいいのに”その時は小田さんは65ですね”と言ってしまった(爆)」等など。また、PLUS ONEで篠原ともえのラジオ番組に出演したときの様子などでした。
 トークもひととおり終わったところで、ギターを持ってのコーナー。ユーミンの「守ってあげたい」や山下達郎の「クリスマス・イブ」などを歌いながらこのコード進行は覚えておくといいぞなんて話の後、カンサスの「Dust in rhe Wind」。この曲はCMで使われていたのでカンサスを知らない人でも曲は知っているのではないでしょうか。
「I just wanna stop」では、客席を3つにわけての大コーラス大会、そしてのりのりのナンバーへとなだれ込みます。「I'll Be There」ではソウル・トレインのビデオが映っていたりしました。「Rise」のソロコーナーでは金子飛鳥も登場して弾きまくります。
 とりあえず(^^;)のエンディングを迎えた後に、アンコール。竹チャンの弾き語りによる「Spirit of Love」や「I Feel Coke」等おなじみのナンバー、そして「Utopia」で幕を閉じます。
 3時間にも及ぶ盛りだくさんのステージでした。個人的には前回の武道館のほうが選曲が好きだったりしますが、バンドのまとまりもよくてさすがはSLTと思わせました。ただ、アルバムは進化しているのですがライブはあんまり変わらないなと思ったりして(^^;)。私は大きな編成のツアーしかみたことがないので、デビュー当時のようなシンプルな編成でのライブも見てみたいなぁと思う今日このごろ。
 次回は中野サンプラザでたくさんやりたいなんて言ってました。今後の活躍が楽しみです。

 1.Skylark
 2.Starting Over
 3.Seasons of Change
 4.Real Life
 5.遥かな航海へ
 6.Flame
 7.君の風
 [MC]
 8.Dust in the Wind
 9.Restless
10.I just wanna stop
11.Forever
12.Dancin' with your lies
13.Burnin' Love〜I'll Be There〜
14.Rise
15.The Light is You
 EC
 1.Spirit of Love
 2.Maybe
 3.La La La
 4.I Feel Coke
 5.Utopia

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