1997年10月15日 種ともこ(渋谷ON AIR WEST)

 2年ぶりの活動再開である。ライブのタイトルも「Start up Live”鍵のかかる天国”」と銘打たれた復活ライブ。2年の間に出産、ニューアルバムのレコーディングとこなしてきての登場である。
 肩もあらわな赤いドレスにGジャンを羽織って登場。いきなり新曲を続ける。本来のスケジュールでは出産前に曲作りを終えて出産後レコーディング開始というスケジュールであったが、どうも何かをやりのこしているようでよくないということで、結局出産後にすべてを行うこととなりどうせ遅れるならと何度も作り直したそうである。バンドはギター、ベース、ドラムスという最小限のユニット。そして種ちゃんはキーボード、ハーモニカ、アコースティックギターをこなす。ロック色が強いアレンジとなっている。それを一番あらわしているのは、ニール・ヤングの名曲「Heart of Gold」をカバーした点にも表れている。
 子どもの話もしてくれて、昔からみんな育ててきたんだから大丈夫だろうと思っていたら判らないことだらけで、まるで原始人がホームステイに来たようだと最近のこどもの様子を語っていた。
 とっても緊張しているといっていた種チャンだが、お客さんも緊張しているようでロック色の濃いステージにどう反応してよいか戸惑っているようにも見えた。アルバム発売後に、またツアーをするとのことで、今度は昔の曲もたくさんやるそうである。
 みんなの前で歌いたかったという新曲の「花」を歌って、1時間30分のステージは終った。

 1.新曲
 2.新曲
 3.カギのかかる天国
 4.コンビニ・午前4時
 5.東京で地震があったら
 6.Hello My Friend
 7.Heart of Gold
 8.You've come the right time
 9.9月雨
10.新曲
11.ガラじゃないからさ
EC
 1.新曲
 2.花

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