1997年11月 8日 小田和正(京都会館)

 秋の観光シーズンに紛れてやってまいりました、京都まで(^_^;)
 会場の京都会館は、京都駅よりかなり離れていて交通はやや不便。建物もけっこう古くて歴史を感じさせます。しかも、席の数え方が特殊で、大きい数のほうが席が前。1列目をgetして浮かれていると、最後列だったりするわけです...。
 客電が落ちていつものように小田さんがひとりで登場して「緑の街」。ピアノの調子はまずまずのようです。そして「風の坂道」。ピアノでいつも音をはずすところが今回は間違わなかったものの、コードを間違えるというミスをやってました(^_^;)。
 MCの時には、後から入場してくるお客さんが気になるようで、話の腰を自分で折っては「どうも」とかいってます(^_^;)。ほんと、集中力がないですねぇ。ご当地ビデオでは京都駅からスタート。いきなり「やってまいりました、京都ステーション」とハイテンション。とある場所の前では「やってまいりました」といいながらサングラスをオーバー・アクションではずすといったこれまで以上のノリも登場。映画村では、まず入場料が高いですと文句(^_^;)。けっこうお金に厳しいです。遠山の金さんのお白砂のところでは壇上に自らあがり、刺青を見せるように上着の肩をはだけていて、これも大ウケ。また、果物の中では柿が大好きという事実が判明しました。日本中から柿が集まるのではないでしょうか。池田屋では、「じじばばばかりです」とつぶやきます。(思わず「あんたもじゃ」と思った人もいるかも(爆))。ビデオのラストで「それでは、次の曲に行ってみたいと思います」とコメントして「愛を止めないで」になだれ込むという新たな演出が取り入れられていました。
 物忘れが多い(爆)小田さんですが、今回は「僕の贈りもの」で歌詞を飛ばしていました。やはり、ノーミスのステージってなかなかできないんですねぇ。
 アンコールはいつもと構成が異なり、いきなり「真夏の恋」!!もう一度聞けるとは思わなかったのでこれはすごく嬉しかったです。そして「Yes-No」でいったん引っ込みます。再度の登場で「君住む街へ」をフルコーラス演奏し、終演となりました。
 ツアー当初に比べると、MCが短くなってきたように思いますがその分ご当地ビデオで飛ばしているといった感じでした。演奏のほうもバンドがこなれてきて、すごくいい感じです。あとは、コーラスの潤子さんの出来次第かなと思います。
The Band
園山光博:Sax,Flute&B.G.V
木村万作:Dr&Per
栗尾直樹:Kbd&B.G.V
山内 薫:B&B.G.V
稲葉政裕:G&B.G.V
山本潤子:B.G.V
小田和正:Kbd,G&Vo

 1.緑の街
 2.風の坂道
 3.風に吹かれて
 4.やさしさにさようなら
 5.遠い海辺
 6.秋の気配
 7.思い出にかわるまで
 8.so long my love
 9.愛を止めないで
10.もっと近くに
11.ラブ・ストーリーは突然に
12.僕の贈りもの
13.そのままの君が好き
14.伝えたいことがあるんだ
15.君との思い出
16.風のように
EC
 1.真夏の恋
 2.Yes-No
EC
 3.君住む街へ

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