Acoustic Beatles Club(1999年7月24日 恵比寿ガーデンホール)
元オフコースの3人が集まってビートルズを演奏する「ABC」の第2弾ライブです。前回はこじんまりとしたライブスペースだったのですが、今回はちょっと出世して恵比寿のガーデンプレイス内にあるガーデンホールというところ。私はここは初めてだったのですがなかなかきれいで、演目によって客席の構成を変更できるようなタイプのホールでした。
リハが伸びて会場が6時をまわってから。お客さんは300名くらいでしょうか?前回よりはたくさん入っているようです。また、今回はハンディタイプのビデオを持ったクルーが3人。うーむ、あのビデオはいったい何に使うのでしょうか?どこかで公開してくれるとうれしいのだけれど。
会場が押したおかげでとうぜん開演も30分押し。客電が落ちつつ「Blue Jay Way」の乗ってメンバーが登場。今回は全員立ち(爆)。そしてギターが新たに加わって城間さんは本職であるドラムです。全員が位置についたところで一曲目はなんと「Magical Mistery Tour」。いきなり飛ばしてくれます。
「アコースティック」といいつつ、今回はほとんどがエレクトリックなセット。前回のライブよりもアップテンポな曲が目立ちます。清水さんはほとんどベース。松尾さんはエレキとアコギを持ち替えての熱唱。ドラムはツインドラムになって厚みがでてすごくかっこよかったです。
「rain」「Hey Buldog」等の通好みな曲も交えつつ、椅子が出てきてアコースティックなコーナーへ。ここで一人目のゲスト、元classの日浦さん登場。田舎の広島での少年時代の思い出を交えつつ「Let it be」等を。そして、ムッシュ登場。3人との係わり合いのエピソードを交えながらのコーナーでした。
後半はロックンロールメドレーなんぞも交えながらの選曲。そして、前回はなかったメジャーどころで「Please Please Me」なんかも聞かれます(アンケートの反映らしい)。メンバー紹介では、ジローさんを「オフコースを叩かせたら日本一」と紹介し、松尾さんを「オフコースを弾かせたら」と続けます。ここで松尾さんは「Nextのテーマ」のイントロをちょろっとだけひいたりするもんだから、場内大拍手。ちなみに、松尾さんは「小田さんやヤッサンが何もいえないくらいのわがまま」な奴だそうです(爆)。そして、清水さんの紹介では松尾さんが「オフコースの影のリーダー」と紹介しておりました^^;。
そんな楽しいステージもいよいよラスト。「SGT Pepers〜」が始まったので、また「A day in the lif」かなと、思ったら「Golden slanber」へ、まさかと思っていたら「Carry that weight」へ続くあのアビーロードのラストを飾るメドレーの再現でした。もちろん、「The end」では本家よりも長いギターバトルもあり(二人だったけど),十分堪能できました。
今回思い知らされたのは、清水さんのビートルズを弾かせたときのベースの上手さ。びっくりしました。さすがは伝説のコピーバンドのメンバーだっただけあります。みんな本当にビートルズが大好きなようで、楽しそうでした。
アンコールではゲストの二人も呼び入れて、なんと「バンバンバン」をぶちかまします。ゲストの二人がさがったところで、終わりなのかなと思ったところなにやら清水さんと松尾さんがごにょごにょ打合せ。そしてギターを再び手にとって、本編でやったロックンロールメドレーをもう一度やっての終演となりました。
次回のアナウンスは無かったですが、きっとまたやってくれるでしょう。次回は松尾さんのハーモニカをフューチャーした曲もお願いしたいです。
清水 仁:B,G,Vo
松尾一彦:G,Vo
大間ジロー:Dr,Per
城間正博:Dr,Vo
土屋 剛:Key,Cho
小沢勝巳:G,Cho
ムッシュかまやつ:Vo,G
日浦孝則:Vo,G
戻る