2001年5月3日 Bread&Butter with friends(東戸塚オーロラモール)
2001年の初ライブがこんな時期になってしまいました。しかも、ジョイントで無料^_^;。出演はブレッド&バターがメインで、ゲストとしてマンディーズ、鈴木康博という組み合わせ。当日はあいにくの雨模様でしたが、開演の頃には雨もあがり、また、屋根の下へ会場を移動したということで風による寒さを感じながらもライブを楽しむことができました。
オープニングはブレバタのメンバーの一人によるこのイベントの趣旨の説明で、東戸塚がちょうど海と都会の中間に位置し、また住んでいる年代等のこともいろいろあわせて「in the middle」というタイトルにしたとのこと。シリーズ化する模様です。
そして、一組目はマンディーズ。ブレバタのメンバーと、そのお嬢さんによるユニットでさわやかに3曲を歌いました。
次ぎは早くもヤッサンの登場です。ジーンズに黄色いシャツをはおり、スニーカーとラフなスタイルでギター一本抱えて登場。準備の間に横浜の思い出についてしばし歓談。昔、屏風ヶ浦に住んでいたことがあり、そのころはバスがやっとすれ違うことができるくらいの道が環状2号線になってしまいびっくりした、とか、ベイブリッジの景色はあまりすきではないというような話でした。また、あたらしい景色は思い出を踏み潰してできている、とういうような話もしていました。ヤッサンとしては、変わり行く横浜が哀しいようでした。準備が整い一曲目は「オフコースの曲をやるとお客さんが喜ぶので..。私はオフコースではB面人生でしたので曲はあまり知られていないと思いますが、ライブに来ていただいた方はご存知かも」というMCに続いて「一億の夜を越えて」でスタート。「Be Side」のアレンジではなく、オリジナルをアコギで弾いたようなものですごくカッコイイアレンジとなっていました。
「油壷に別荘下という釣りのポイントがあり、その近くの人と知り合いになり別荘に行ったときに、僕の家には子供がいあにんだけれども、もしいたらこんな曲を作ってあげたい」といって歌い始めたのは「遥かなる願い」。こういったスケールの大きい曲もソロになったヤッサンの特徴でしょうか。次ぎは4月に発売された「Reborn」について。「ファンの方から昔の曲を聞きたいんだけれど廃盤になっていて入手できない、という声を聞きそれなら自分で作ってしまえということで出来たアルバムです」「このアルバムの中で一番有名な曲です」。イントロのギターを失敗してやり直したこの曲は「素敵にシンデレラ・コンプレックス」。紅白で歌ってもらえたのが自慢らしいです。また友人とカラオケに行ってこの曲を入れて自分の名前が入っているのを自慢もしてるらしいです^_^;。
「アルバムを宣伝するにはリクエスト第一位の曲をやらないわけにはいきません。しかし、インターネットで投票を受け付けたのですが、コアなファンが多いようで地味な曲が一位となりました。タイトルも地味です。」と説明して「入り江」。キーボードで作った曲ということで、ギター版のアレンジはなかなか難しそうでした。
「次ぎは皆さんに手伝っていただきます」と、手拍子を指導。そして「Believe In Our Smile」。パーカッシブなギターも心地よく、乗れる一曲です。そして「横浜市の花はなんだかご存知ですか?そう、バラの花です。でも、もう花はいらない」でラストを締めました。声もよく出ていて、なにより、よくしゃべっていましてとてもリラックスしていました。
いよいよ今日の主役、ブレッド&バターの登場です。ギター、ベース、パーカッション、キーボードを従えた構成で、時にしっとりと、時に乗りよく様様な曲を聞かせてくれます。一番よかったのは「Pink Shadow」ですね。初めて生で聞きました。
イベントのラストはヤッサンを再び招き入れて「You've got a friend」で幕を閉じました。
全体的にアコースティックな雰囲気で、それぞれに聞き所も多くあっという間の1時間30分でした。客層としては30代後半から50代くらいまで非常に高く「若い奴らがいなくていいですね」というようなヤッサンのコメントも飛び出すくらいでした。
終演後はサイン会となり、私も「Reborn」にサインをしてもらいました。サインを頂くときに「ずっと一緒に口ずさんでいてくれましたね」と声をかけてもらい舞い上がってしまったのは言うまでもありません^_^;。友人に写真を撮ってもらい、握手をしてもらって今日のイベントは本当に終了しました。実は、ライブ終了後に出演者を囲んでミニ・パーティーが予定されていたようでしたが悪天候のため、飲み物がお客様に配られていました。地域に密着したイベントになりそうなので、次回(8月らしい)もまた来てみたいです。

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