5月4日 小田和正(早稲田大学記念講堂)

 今年初のソロ・ライブは早稲田大学のボランティア関係のチャリティー。なので会場や運営スタッフが早稲田大学となりました。いろいろがんばってはいましたが、コンサートに行きなれた人にとっては、これはねぇ...と思ってしまうようなことが多々あり、今後もがんばっていただきたいということで。
 さて、ライブのほうはタイトルが「KAZUMASA ODA TOUR 2003『kira kira』」となっているだけあって、基本的な構成は昨年のツアーと同様でしたが、今回はチャリティーということでファンの人以外にも配慮されたベストヒット的な選曲でした(オフコースの曲が半数以上...)
 オープニングはツアーと同じフィルムが使われ、バンドが登場。そして弾き語りで「言葉にできない」からスタート。2曲目から「Yes-No」というのはびっくりしました。前半をけっこうノリノリでいって、JAZZYな「Oh!Yeah!」の後は、小田さん曰く「だらだらやるコーナー(爆)」のアコースティックセット。ここでは、巷で話題の愛唱歌や、ニュース番組のエンディングテーマなどいろいろ盛りだくさん。なんと、今年は東南アジアツアーが予定されていたそうですが、SARSの影響で延期になったとのことで、秋には行きたいということでした。ということは、今年も映画は無しってことですね^^;。
 ご当地紀行は、やはり早稲田大学について。学内をうろうろする小田さんですが、学生がほとんど気が付いてくれない。学食で最初に気が付いてくれたのが中国からの留学生というのはどういうことでしょう(爆)。しかも、ライブがあることも知らないとは(更爆)。
 後半戦は、「キラキラ」まで一気におしまくり、ラストは「生れ来る〜」「君住む街へ」でいったん幕を閉じました。
 アンコールでは、久々の「Yes-Yes-Yes」までサービス。「I LOVE YOU」でいったん引っ込むと思いきや、バンドを呼び入れて、今回、あまりにも本人の間違いが多すぎたということで2回目の「Yes-No」をサービス。そしてもう一曲用意してあったというアンコール曲の「眠れぬ夜」。再度の登場は「後ろめたいので何度もでてきてしまいます」と言ってましたが、2度目の「キラキラ」。そして、エンディングフィルムで幕となりました。
 今回は、やたらと間違いが多くて、どうしたんだ、小田和正、って感じでしたが風邪でかなり体調もつらそうで、そんなところも理由のひとつかなとちょっと甘やかした見方(爆)。内容的には、サービス精神全開でたぶん、みなさんそれなりに楽しめたのではないかと思います。音楽的にもう一皮向けるっていうのは、さすがにもう無いとは思いますが、新曲の「明日」も最近の小田節って感じでけっこう良かったので、今後も新曲やライブを期待したいと思います。できれば、ソロの昔の曲をもっと聞いてみたいですねぇ。でも、そういった企画は他のアーティストがやりがち(山下達郎とか(爆))なので、真似が嫌いな小田さんとしては、やらないかな。

1. 言葉にできない
2. Yes-No
3. 春風に乱れて
4. 愛を止めないで
5. 夏の日
6. Oh!Yeah!
7. さよなら
8. 僕等の時代
9. 勝手に寂しくならないで
10. 横浜創学館愛唱歌
11. 明日
12. woh woh
 御当地紀行
13. だからブルーにならないで
14. 愛の中へ
15. 忘れてた 思い出のように
16. ラブ・ストーリーは突然に
17. 伝えたい事があるんだ
18. キラキラ
19. 生まれ来る子供たちのために
20. 君住む街へ
EC
1. またたく星に願いを
2. Yes-Yes-Yes
3. 時に愛は
4. I LOVE YOU
5. Yes-No
6. 眠れぬ夜
EC2
1. キラキラ

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