松尾一彦アルバム紹介


 松尾さんの仕事で入手できたものを紹介します。
WRAPPED WOMAN
 松尾さんのソロ第一弾。作詞は全曲秋元康でオフコースとは一味もふた味も違うアルバムになっています(「普通のオフィスレディ」なんて小田さんには書けないだろうな...)。楽器はほとんど自分でこなしていますがベースは平田謙吾が弾いています。このアルバムにおけるパートナー的な存在にも感じます。オフコースでくすぶっていた松尾さんが持っているものを叩き付けた、そんな感じがするアルバムです。「アウシュビッツの雨」(なんつータイトル(^^;))あたりはホーンアレンジもかっこよく、私のお気に入りです。欲をいうともうちょっとギターを弾いてくれたらうれしかったな。

Breath
 これは帯のコピーがなんともいえませんでした。全体的にアコースティックな感じで前作より肩の力が抜けていて好感が持てます。それにしても松尾さん、どこへ行ってしまうのでしょうか...。

Being There
 オフコース、ソロをあわせたベストアルバム。レーベルをこえてこれだけまとめることができたのはスタッフの大変な努力が忍ばれます。選曲には不満が残るところもありますが松尾さんの魅力がつまっています。それにしてもびっくりしたのは、4人時代のクレジット。一部の曲をのぞいてほとんど小田さんは参加していないのです...。

みどり(安部恭弘&松尾一彦)
 オフコースが好きな友人とカラオケに行ったときに旦那がこの曲を歌ったのです。「みどり」の部分を奥さんの名前に変えて(^^)。いい曲ですよね。

Everything She Wants I 
 松尾さんと福田康子というボーカリストのユニット。カバー曲をのぞいて全曲松尾さんの作曲。オフコース時代もそうだったけど、松尾さんは曲だけに専念すると割り切っているのでしょうかね。なかなかいい感じをだしているが、松尾さんのリードボーカルは無し。ギターはいい音だしてます。これまでのソロ・プロジェクトの中で一番ひきまくっているのではないでしょうか。なお、バックのメンバーで小田さん(というかオフコース時代からの名残か)絡みの人が何人かいたりします。このユニット、結局これ一枚だけなんですかね。

Untitled/23Works
 久しぶりに届けられた松尾さんのアルバムは、オールインストの作品集であった。航空会社の機内ビデオのBGMということでいかにもそれらしい曲が多数並んでいます。松尾さんの新しい一面を見ることができた反面、もっと違うことを望んでいたファンも多かったと思います。次に出すアルバムはそういった松尾さんの歌、ギターが堪能できるものをまっています。それまではさわやかなこのアルバムを聞きながらABCの活動を注目していましょう。

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