松尾さんギター・コレクション



 まずは、「I LOVE YOU」のレコーディングに使用されていた器材を紹介します。

 松尾さんもヤッサンに負けず劣らずのギターの持ち主。ライブでは頻繁に持ち替えていますね。では、一番お気に入りの、写真で手にしているギターから。
1.Fender Stratcaster(#49556)
 プロになって初めて買ったギター。それまでは人に借りて仕事をしていたらしい。
2.Gibson Les Paul Standard(マホガニー・ブラウン)(前左1)
 後述のレスポールを入手するまではメインで使用されていた1本。
3.リッケンバッカー#360-12(前左2)
 12弦と6弦を切り替えるストリングコンバーターがついているが、チューニングの問題でつかいものにならないそう(^^;)。主に6弦で使用しているみたい。
4.Gibson Les Paul Standard Limited Edition(前左3)
 このレコーディングの頃に入手し、6.30ではメインとして使われていた1本。ハリウッド・ミュージック・ストアでオーダーした50本のなかからセレクトされた10本の中の1本(ややこしい)。ネック/バックは1ピース・マホガニーのナチュラル仕上げ、トップは2ピース・カーリー・メイプルのダーク・ブラウン/タバコ・サンバースト。ゴールドパーツはレスポール’80のものでペグはメタルカバードタイプのクルーソン・ペグ。
5.B.C Rich Eagle(前右2)
 ライブでは「のがすなチャンスを」のソロで持ち替えているギター。アクティブサーキット内臓で多彩な音作りが可能であるが、松尾さんは使っているのだろうか。24フレット仕様なのでハイポジションが弾きやすいために使っていると思われる。同じモデルで赤も所有。
6.Gibson Les Paul Jr '55
 NHKで放映されたオフコースの世界の「愛の中へ」の演奏シーンで使われていましたね。
7.Ovation glen canbel 6弦(後右)、12弦(後左)
 6.30の「さよなら」では12弦が使用されていました。
 写真意以外のギターでは、ミュージックマン・スティングレイ2(オフコースの世界で弾いてましたね)、ミュージックマン・セイバー1、ターナー(1PU)、Ibaneze AR-1200、グレコ・カスタムメイド・ダブルネック等
 松尾さんのエフェクターはヤッサンに比べるとずいぶんすっきりしています。
・BOSS CE-1
・BOSS OD-1
・MXR 10バンドイコライザー
・MXR ダイナコンプ
・マクソン マスタースイッチ(写真では何もつながっていないようだ)
・Roland PE-301(コーラス・エコー)(別写真下)
 Three&Twoのころのライブでは、OD-1、ダイナコンプをそれぞれ2台ずつ用意して別のセッティングにして音色にバリエーションを持たせていたようだが、レコーディングでは1台ずつしか使っていないようです。また、6.30の時はOD-1がSD-1×2に変わっていました。こうしてみてみると、松尾さんはコンプ+オーバードライブ+コーラスという当時流行したセッティングだったのですね。

 次に4人時代の機材・セッティングを紹介します。(準備中)

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