ここが「遠い海辺」だ

 小田監督の第2作「緑の街」の劇中劇である「遠い海辺」の舞台となった伊豆・吉佐美大浜へ行ってきました。パンフレットには「伊豆大浜」と記載されていたので、地図でみたところ「大浜」という地名がたくさんある(^^;)。これはいかんと思い、知人にきいたところどうやら下田の近所らしいということであたりをつけて行ってみました。下田から南下すること10分くらいで到着。家にパンフレットを忘れてくるという大失態を演じてしまい、どうにも確信がもてないので、サーファーや近所のペンションの人に「今年の5月頃、映画のロケをやってませんでしたか?」とたずねてみたけど、誰も知らない(^^;)。うろうろしていると、なんとなくそれらしい景色なのでとりあえずカメラに収めて家に帰って確認したところ大当たりでした。セットを組んだあたりも的中。無事に行ってこられてほっとしています。
 印象は、まず砂浜がとてもきれい。白い砂で、ごみもぜんぜん落ちてない。こんなにきれいな砂浜をみたのは久しぶりでした。そして、海もすごくきれい。やはり伊豆くらいまでくるとずいぶん違うもんです。近くには岩場もあったりしてけっこうくつろいで過ごせそうです。お客さんといえば、サーファー数名の他には平日にも関わらずなぜか3組ほどのカップル(^^;)。それと、キャンプに来ていた少年たちがいました。近所には宿泊施設は数軒の民宿しかないので、夏場はけっこう穴場かもしれません。来年の夏はぜひともきてみたい場所です。
 ちなみに、帰ってきてからカフェに行ったところスタッフが集合するために配られた地図が飾ってありました。よく見て行けばよかった(^^;)
白い砂浜です。
そんなに大きな海岸ではありません
このあたりにセットがたっていたようです

 ついでといってはなんですが、これも映画のロケ地であった伊豆急の駅に行ってきました。道沿いにあるのかと思っていたのですが、行きでは通り過ぎてしまい(^^;)、帰りに看板をみつけて寄ることができました。入場券を買って入ったところ、駅員さんに不思議そうに見られてしまいました。そりゃそうですね、見送りでもないし(^^;)。ここは映画の雰囲気とはずいぶん違った印象を受けて、トンネルのほうをみなければそこがあの映画にでてきた駅とはわからなかったでしょう。


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